個人メディアの”価値”を証明するために。2017年はmonographに81本のPR記事のご依頼をいただきました。
今年も残すところあと十日前後。振り返ってみればこの一年は怒涛の日々でしたね。おかげさまで引き合いも多く充実した毎日を過ごすことができました。
目まぐるしい毎日だからこそ、きちんと記録に残しておいて後から見返せるようにしておくことが大事。来年に後悔しないように、今年のことは今年の内に振り返っておくことにします。
というわけで「2017年のまとめ」的な記事を年末にかけて数本書いていく予定。まず第一弾は「2017年にmonographにご依頼いただいたPR記事」をまとめていきます。
僕がどういうジャンルのPR記事を、どんなクライアントから依頼いただいているのか。何を思ってPR記事を書いているのか、というお話をさせていただければと。
普段の記事とは少し毛色が異なるかもしれませんが、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。
今年は「81本」のPR記事をご依頼いただきました。
数の話からすると、2017年はmonograph全体で「81本」のPR記事を企業様からご依頼いただきました。昨年の数字は「43本」なので単純に2倍の成長率ですね。
これに関しては「drip」の創設が密接に関わっていて、半分以上は個人ではなくdrip経由でmonographに相談があった案件になります。記事の1本あたりの単価も昨年よりも大幅に上がっていて、1件数万円〜数十万円という形でご協力をさせていただいています。
「drip」のミッションは「好きを価値に変える」ということ。
まずは自分が先陣を切って、個人のメディアの「価値」を証明するために、一年間とにかく沢山のクライアントさんとお話をして、一生懸命満足してもらえる記事を書いてきました。一人でも「価値の基準」が生まれれば他の個人メディアの運営者の立場も上がると思い、キーボードを叩き続けました。
この1年の動きは想像以上に好調で、個人メディアに対する需要があること、どんなメディアが求められているのかというのがかなり分かってきました。
なので来年は僕が担当する分はもっと抑えて他のバリスタへ「価値」を受け渡せるような動きにシフトしていきます。
2017年のPR記事から抜粋
僕がどんなことをしているかというのは実績を見てもらうのが一番早いと思いますので、今年のPR記事の中からジャンルごとに例をご紹介させていただきます。本当は81件全部ご紹介したいのですが、スペースに限界があるの全て見たいよという方は下記の一覧ページをご覧ください。
PR記事一覧 | iPhone・Macの情報発信ブログ "monograph"
また、monographでは有償無償に関わらず、無料の製品提供等でもクライアントの確認等が入っている記事に関しては全てPR記事とさせていただいています。
ガジェット系記事
一番ご相談をいただくのはやはり電化製品や周辺機器などの「ガジェット系」のアイテムですね。自分自身得意分野でもありますし興味も強いので、良い記事が書きやすいです。
開けばそこが自分のデスク。東洋スチールのアルミ製オーガナイザー「KONSTELLA(コンステラ)」
「KONSTELLA(コンステラ)」東洋スチールのアルミ製オーガナイザー
ロジクール Spotlight プレゼンテーション リモート
視線を釘付け!魅せるBluetoothプレゼンター「ロジクール Spotlight プレゼンテーション リモート」
持ち運べる高画質外部ディスプレイ「モバイルモニター On-Lap 1101F」
ノマドに最高の相棒。持ち運べる高画質外部ディスプレイ「モバイルモニター On-Lap 1101F」
iPhoneケースを日々の”差し色”に使うという提案。「GRAMAS」のシュランケンカーフレザーケース
世界トップの発色「GRAMAS」のiPhone用シュランケンカーフレザーケース
堅牢かつ上質。職人が作る国立商店のMacbook pro用ブライドルレザースリーブ
国立商店のMacbook pro 13インチ用ブライドルレザーケース/ iPhone7 plusケース
やっぱりこれだね。国立商店のmacbook 12インチ用ブライドルレザースリーブ
国立商店のmacbook 12インチ用ブライドルレザースリーブ(ケース)
Macbookをまる一回分充電できるUSB-C対応世界最軽量バッテリー「Anker PowerCore Speed 20000 PD」
Macbookをまる一回分充電できるUSB-C対応超軽量バッテリー「Anker PowerCore Speed 20000 PD」
monograph韓国出張版!翻訳機「ili(イリー)」を使って現地の人オススメのお洒落カフェを巡り倒す!
音声翻訳機新型「ili(イリー)」の使い方/レビュー。韓国でお洒落カフェ巡りに使ってみます。
単純に製品のスペックを紹介するだけなら大手のメディアで充分だと思うので、それをどう使うか、どういったシーンで使うかを分かりやすくご紹介できるように心がけています。取材で韓国行ったのは楽しかったなぁ。
オーディオ系記事
意外とご依頼が多いオーディオ系記事。時たま音楽系の話題を記事で出しているからか、読者との相性も良く、僕もいろんな製品を試す機会をもらえてありがたいです。
音楽と日常が溶け合う”ながら”イヤホン「ambie(アンビー)」
音楽と溶け合う"ながら"イヤホン「ambie(アンビー)」の在庫が復活
最高の音質に革バンドを添えて。Bluetoothイヤホン「Klipsch X12 NECKBAND」
Bluetoothイヤホン「Klipsch X12 NECKBAND」レビュー。最高の音質に革バンドを添えて。
耳に添える集中空間。天然ウォルナット材を使ったヘッドホン「99 CLASSICS Walnut Gold」
耳に添える集中空間。天然ウォルナット材を使ったヘッドホン「99 CLASSICS Walnut Gold」
音質が留まるところを知らない。高音質Bluetoothスピーカー「ANKER SoundCore Boost」
音質が留まるところを知らない。高音質Bluetoothスピーカー「ANKER SoundCore Boost」
ファッション系記事
特に最近需要があると感じるのがファッション系のPR記事。
見渡してみると分かるんですが、男性20代でファッションのPRができるメディアって今紙もWebメディアもほとんどないんですよ。
時を巻いて、呼吸を整える。機械式腕時計「CLUB LA MER(クラブ・ラ・メール)」
機械式腕時計「CLUB LA MER(クラブ・ラ・メール)」レビュー
手首に青空を巻く。「KLASSE14 VOLARE SKY MIDNIGHT」空を見上げたくなる腕時計
「KLASSE14 VOLARE SKY MIDNIGHT」レビュー。美しい青のグラデーション。
小さな財布の究極系。極限まで薄くコンパクトな大人のマネークリップ「the RIDGE」
小さい財布の究極系。薄くコンパクトなマネークリップ「the RIDGE」
時代が変われば財布も変わる。Prairie GINZA(プレリーギンザ)の名刺入れを財布にするという新提案。
Prairie GINZA(プレリーギンザ)の名刺入れを財布にするという新提案。
経年変化と生活の変化、財布の変化。
必要なモノがギュッと詰まった愛すべき本革パスポートケース兼用財布「R/E SIDE(リサイド)」
必要なモノがギュッと詰まった愛すべき本革パスポートケース兼用財布「R/E SIDE(リサイド)」[PR]
細身の僕に寄り添うスーツ。LaFabric(ラファブリック)のオーダースーツがオンオフ完璧
細身の僕に寄り添うスーツ。LaFabric(ラファブリック)のオーダースーツが届いた
もう縛られるのはやめた。結ばない靴紐「COOL KNOT」で未来に向けて走り出す。
ランニング、ジム用シューズに最適な結ばない靴紐「COOL KNOT(クールノット)」
男らしく、無骨で、美しい。シルバーと牛革ベルトの最高級Gショック「DAMUE Custom G-SHOCK 5600 Leather edition」が腕から離れない
シルバーと革ベルトの最高級Gショック「DAMUE Custom G-SHOCK 5600 Leather edition」
その他系アイテム
他にも細かなジャンルのアイテムを幅広くお受けしています。僕も相談をもらってから「こんなのあるんだ!」と驚く商品が多いので自分の幅を広げる意味でもお声がけをいただけるのがありがたいです。
お洒落なキャンプの必需品。持ち運べるイルミネーション「luminoodle(ルミヌードル)」
お洒落なキャンプの必需品。持ち運べるイルミネーション「luminoodle(ルミヌードル)」
キャンプだって寛ぎたい!空気を入れて膨らませる「エアソファー」で青空を見上げよう。
この発想は無かった!ちょっとだけ進化した手持ち傘「rumbrella(ランブレラ)」
この発想は無かった!ちょっとだけ進化した傘「rumbrella(ランブレラ)」
あのバリスタの技を自宅に。ハンドドリップを完全再現できる未来のコーヒーメーカー 「SMART7」
「SMART7」ハンドドリップを完全再現できる未来のコーヒーメーカー
オフィス用に”包みこまれるゲーミングチェア”「AKRacing」を導入しました
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来客が楽しくなる折り畳みイス。ハニカム構造の紙製スツール「DuCôté(デュコテ)」が今自宅で大活躍している
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点と点で”繋がる”ノート型ホワイトボード「BUTTERFLY BOARD 2」
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シンプルでコンパクトで、無骨。アルミ削り出しのスマートドライバー「mininch ツールペン」をたしなむ。
アルミ削り出しのスマートドライバー「mininch ツールペン」をたしなむ
取材・体験系記事
物品のレビューだけでなく、イベントの取材や企画をさせていただくことも増えてきました。イベントって一回開くだけでも沢山の人の労力と時間とお金を使うんですよね。それを来てくれた数十人の参加者だけにしか提供できないのは実にもったいない。なので、会場の雰囲気やイベントの内容が伝わりやすいレポートの需要がけっこうあります。
足を使ったり、自分たちで企画した記事は唯一無二のものが生まれるので、ソースを引っ張ってきているだけのメディアとは一味違った記事がかけるようになります。
IoTプロダクトが詰まった未来のゲストハウス「&AND HOSTEL ASAKUSA NORTH
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実績が案件を呼ぶ
ここまでざっと今年のPR記事の案件を並べてみましたが、今年一年は去年に比べて名の知れた有名な企業様から多数ご依頼をいただけることが増えてきました。これはひとえに今までの実績の積み重ねのおかげ。
新規のご依頼は「偶然見かけたPR記事の質が高くて」「あそこがやってるならウチもやりたいと思って」という実績を見ての問い合わせがほとんどです。ブログの記事はSNSと違ってWeb上にずっと残って継続的に読まれるもの。書けば書くほど新しい案件が自然と集まってきます。
対価があるから力を注げる
「PR記事」と聞くとあまり良い印象がないという方がほとんどだと思いますが、この流れを変えたいです。
実際上の記事を見ていただければと思いますが、どの記事も力を込めて、普段の記事以上に丁寧に書いています。それができるのはやはり「対価をもらえる」からです。依頼をされるということはそれだけ期待をしてもらえているということ。「対価」と「期待」に応えるため自然と記事のクオリティは上がっていきます。
たまにアフィリエイトでの提携を持ちかけられることもあるのですが、それは全てお断りしています。僕は精一杯記事を書きますが、それで製品が売れるかどうかは別問題。その記事を読んでくれた人が商品を知るきっかけになって「いつかこれほしいな」と思わせる、というところに価値を感じてほしいので。「売れたらお金払うよ」というのはちょっと乱暴というかギブアンドテイクが成り立ってないような気がするんですよね。
また、最初から対価がわかっていれば、それだけ時間と費用をかけることができるので記事のクオリティも上げやすい。記事を書くというのは時間も設備も投資しているのですから、きちんとその分の対価はもらうべきです。
個人のクリエイター達が輝く仕組みを
まだまだ日本人は、時間やネットなど目に見えない無形物にお金を払わないような風潮が見受けられます。ネットのコンテンツは無料で見れるかもしれませんが、その裏にはそのコンテンツをコツコツ作ってる人がいるんですよ。自動でAIが作ってるわけじゃない。
また「好きでやってるんだからタダでもいいでしょ」という見方も散見されます。もちろん「好き」が最初に来ていることは大切ですが、それだけでは食べていけないんです。エネルギーがなかったら「好き」も続かないんです。
そして今は「良いコンテンツを作る人」よりも「お金儲けが上手い人」の方に評価とお金が集まっているように感じます。これはある意味仕方ないことなのかもしれませんが、それだけではどうにもネットのコンテンツが味気なくなってしまう。
「良いコンテンツを作る人」がいなくなってしまわぬように、まずは僕が先陣を切って実績を作り、価値を証明していきます。
そして、彼らがもっともっと評価されるようなプラットフォームを今後も僕は作っていきたいと思います。もう少し時間がかかるかもしれませんが、来年も再来年も、応援してくれたら嬉しいです。