月刊モノグラフ2018年10月号「面白いことを淡々と」

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    2018/12/03

Monthly201810

「正気でいながら狂うこと」。

これは「北欧、暮らしの道具店」というメディアECを運営する「クラシコム」の社長・青木さんに言われ、ずっと僕の中に残っている言葉です。

どれだけギリギリのラインでリスクを取り、計算をしながら突拍子もない事を出来るか。冷静に狂えるか。

少し前までは、白鳥のように見える水上は優雅に見せ見えない水中でバタ足をするような、努力をひた隠しにする生き方が格好良いなと思っていたのですが今はその逆。

どれだけ格好悪い所を見せられるか、いかに泥臭くて誰もしないようなことを、計画的にできるかが大事なのだと気付かされました。

改めて活躍している有名人を見ているとよく分かりますが、何も考えていなさそうな人ほど実は深く考えているもの。「能ある鷹は爪を隠す」とはよく言ったものです。

僕は9月に立てた「1記事で10000PV」という目標に向かって試行錯誤をしながら、そんなことを考えていました。

先月反響が大きかった記事

先月は意図的に力を入れたこともあって、大きな反響をいただいた記事が多数。

ある程度狙って打ったとはいえ、ここまで打率が良いとは正直思っていませんでした。

東京のインスタ映えする壁100選

Tokyo instawall 1

改めてのご報告になりますが、「1記事で10,000PV」という目標は見事達成することができました!!!!

本当に、今この記事を読んでくれている皆さんのおかげです。いつもいつも支えてくれてありがとうございます。

1本目に10,000PVを超えたのはこの記事。最終的に19,500PVまで伸びました。

あなたの街にもきっとある。東京のインスタ映えする"壁"100選

猛暑の中、自分の足で東京中を練り歩き、自分の目で「映える壁」を100個見つけて記事にしました。

誰もやらないこと、誰も目を向けないものにこそ価値がある。

これこそ冒頭の青木さんが言っていた、正気でいながら狂うということを考えて書いた記事です。

学生の頃に100キロ歩いて仮装大賞を獲った経験があるんですが、こういう泥臭くて「何でそんなことやったの?」って言われるようなことするの、僕得意なんですよね。

9月は他にも10,000PVを超えた記事があったのですが、この企画は何の時事やトレンドにも乗っていない記事なので純粋の自分の力で人に広げられたという感覚があり感慨深い記事です。

次は関西編、実施する予定なのでお楽しみに。

伝説のマーケターを訪ねて

Iphone future kanda 0010  1

9月はとにかく今までやっていないこと、そして普通じゃない記事をたくさん書こうということを考えて動き回っていました。

伝説のマーケター神田昌典氏と考察する、新型発表会に込められたAppleの未来予想図。

この記事もビジネス領域の著名な方との対談という今までにないジャンルとこのブログと親和性の高い「新型iPhone」というトピックを掛け合わせて作っています。

この記事は8000PVと惜しい結果に終わりましたが、普段の読者層とは異なる新たな人々に記事が広がり確かな手応えを感じました。

そしてちなみに速報で書いた新型iPhoneに関する下記の記事はそれぞれ4万PV、2万PVと多くの人に読んでもらえることができました。やっぱりトレンド系は強いですね…

新型「iPhone XS」「iPhone XS Max」のスペック・発売日・機能まとめ

iPhone XとiPhone XS / Max / XR比較!スペック・サイズの変化は?

レザーケースの1年後

Iphonexs apple leathercase 0006  1

iPhone関連で以外にも反響があったのがこちらの純製レザーケースの経年変化をレビューした記事。

「iPhone」という大きなテーマの中でも如何に自分らしい切り口で物を書けるか、ということを意識して書きました。

iPhone XS用のApple公式レザーケース、使用1年の経年変化

日本一の愛妻家

0goushitsu interview top

こちらも新しい試みとしてお願いをさせてもらった取材記事。

先程の神田さんもそうでしたが、勇気を出してお願いをしてみると意外と快く迎え入れてもらえることって多いんですよね。

0号室さんもとにかく温和で気の優しい方で、初対面とは思えないくらいあっという間に仲良くなってしまいました。

職業、愛妻家。ベストセラー作家「0号室」が語る、夫婦のカタチの残し方。

シャンプー姿、公開してます

Shampoo bar roppongi tokyotshirts 0020  1

これも新しい試みと言えばそうですね。笑

シャンプーバーというアトラクションを紹介した記事なんですが、「ネット上にシャンプー姿を乗せてるブロガー」って他にいないだろうなとにやにやしながら記事書いてました。

僕の最後の財布

Drip wallet 0004

そして、次の企画も着々と進行中。

10月にはいよいよdripで作っている「財布」が販売開始となります。

これも「クラウドファンディング」という新しい試みになるので今からワクワクが止まりませんね。

先に僕のLINE@で希望を募った所、現段階で50名以上の方が「ほしい!」という声を寄せてくれているので、むしろ在庫が心配な状況だったりします。

また近々発表が出来る予定なのでお楽しみに。

僕の"最後の財布"を作ります。

今月の音楽

お気に入りのプレイリストから今月も2曲をご紹介。

SIRUP – LOOP

最近家でゆったりするときはこればっかり聴いています。

ようやく涼しくなってきたので、温かいコーヒーを飲みながら、また何度も何度も聴き直そう。

魔法使いのマキちゃん – ポップしなないで

「ポプしな」こと「ポップしなないで」から1曲。

「セカイ系おしゃべりポップ」というラップでもなく、ポエトリーリーディングでもない独自のジャンルを作り出している2人組による曲です。

甘ったるくて力の抜けた語尾の巻き舌がメンヘラっぽくて堪りませんね。

今月のマンガ

毎日1冊読んでいるマンガ達から今月も2冊。

マンガもいかに冷静に計算して狂ったもの書けるかという勝負の世界ですよね。小説家も音楽家も、アーティストは皆、普通じゃいられない。

惑星のさみだれ

ふと思い出してこの夏読み直した「惑星のさみだれ」。

水上悟志の作品はいつも良い具合に独創的で狂った世界観があるので大好きです。突拍子なく見えても、ちゃんと最後に伏線をバチっとハメてくるのできちんと考えられて、計算しつくされて作られた物語なんだろうなということが伝わってきます。

魔法が使えなくても

インターンの子に教えてもらった、1巻完結のマンガ。

3人の主人公がそれぞれ独立している群像劇なんですが、少しずつ程よい距離感で関係していて2,3度読み返してみたくなる作品です。

物語に大きな起伏はなく、ただそれぞれの日常を描いているだけなのですがちょっと切ない気持ちになったり、がんばろうって思えたりする空気感の良い漫画。

あと絵柄がとても好みです。

面白いことを、淡々と。

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冒頭の「正気でいながら狂うこと」ではないですが、「面白いことを、淡々と」というのが僕が大事にしている考え方です。

「面白いな」と自分も思うし周りからも思われることを、ことさらに取り立てることもなく、コツコツと繰り返していく。

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先週末も友だちと一緒に軽井沢で開催された超ファン宴というイベントに行ってきました。

台風前日ということで土砂降りの豪雨の中で夜を明かしたのですが、こういうのも良い話と思い出の種になりますね。上の写真はwebledgeでこにくから。

面白いこと、「普通じゃないこと」を繰り返していけば、それが「普通」になりもっと面白いことをするようになり、できるようになる。

僕は地道な継続が得意な方なので、きっとこれから、もっと面白いことができると思います。

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ホーリーはこう思うよ。
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継続は力なり、というかむしろ継続以外で力つかないよね。

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