月刊モノグラフ2017年12月号「視野を広げて」
2018/02/01
皆さんお待ちかね、今月の月刊モノグラフ刊行です。
この月刊号は今号で6本目。約半年間続けてきたわけですが想像以上に読者の皆さんからの反応が良く、そのおかげでここまで継続することができました。
先日参加したイベントでも登壇者の方が仰っていましたが「継続するためには見てくれる人が絶対に必要」。どれだけ自分で頑張ってもやっぱり誰からも反応がないと折れてしまうというのも必然でしょう。それが辛いことならば尚更。ライザップのようなパーソナルの指導が流行っている理由も頷けますね。大事なのは「教える内容」ではなくて「見てあげる」ということ。
僕もTwitterでの皆さんのコメントやLINE@の感想のおかげで毎日毎日キーボードと向き合うモチベーションが生まれています。monographは雑誌のようなWebメディアを目指していますが、雑誌のように読者の皆さんからお金をいただこうとは現状考えていません。代わりに皆さんの「声」を下さい。そしてできればそれを皆さんの周りの方に「広げて」もらえればそれで十分。読者の皆さんからの反応が僕の一番のガソリンになるので。
「視野を広げる」時期
今月号の月刊モノグラフのテーマは「視野を広げて」。
僕もブログをそれなりに長く続けてきていますが、まだまだ「ブログ」という分野に絞っても知らないことが多い。普通に過ごしていると毎日見るものや会う人も固定化されていってしまうので、年末〜来年にかけては、新しい場所や、新しい人、新しい領域に出会えるよう動いて、どんどん自分の視野を広げていく期間にしようと思っています。
視野が広がれば、知識も知人も増え、僕のできる仕事の幅も広がるはず。普段出不精な僕ですが、これも修行だと思って色々なところに出向く予定です。もし僕に興味がある方がいらっしゃいましたらお気軽にお声がけ下さい。
11月の反響があった記事
まずはいつも通り先月反響があった記事をご紹介。こうやって一覧で見返してみると、どんな記事が皆さんに求められているのか分かりやすくて参考になりますね。
僕が毎年最新のiPhoneを買う理由
時期的なこともありますが、先月書いて一番反響があったのがこちら。僕が毎年何故iPhoneを買い換えるのかということに対して語ってみました。こういう「考え」的な記事は今まであまり書いていなかったのですが、この記事は色んな人から色んな感想が返ってきたので書いてみて正解だったなと。
今までは「モノ」について語ることが主でしたが、今後は少し視野を広げて「モノ」にまつわる考え方のような記事も増やしていければと思います。
経年変化と生活の変化、財布の変化
iPhoneの電子決済搭載に伴いここ数年で僕の財布はどんどん小型化の一途を辿っています。その中で起こった財布の変化と生活の変化を革の経年変化と照らし合わせて語っています。
これはPRで依頼された記事なのですが、ほとんど内容も自由で自分の言いたいことを存分に言えているので、こういうお仕事を沢山したいですね。
おかえり、Macbook
「iPhoneを買う理由」と並ぶくらい読まれたのがこちらの記事。
半年間Macbook Proの13インチを使っていたのですが、やっぱり諦めきれなくて12インチのMacbookを買い直しました。今回は後悔したくなかったのでフルスペックのCTOモデルを購入。
その後検証記事を数本書いていますが、Photoshopもサクサク動くし、電池持ちもめっちゃいいので僕にとってこれ以上のマシンはないというくらい最高です。
色々な場所で移動しながら仕事をしている僕としては軽さとMac OSが使えるというのは重要な要素。毎日愛を感じながらキーボードを叩いています。
少しずつ動画も
関連して、Photoshopの検証記事あたりから記事の中に動画を入れ始めています。
ものによっては文章よりも画像よりも動画が分かりやすいという場合が多々あるので、分かりやすさを重視しして僕もどんどん動画を入れ込んでいこうと考えています。
こうやって必要に応じて少しずつ変化をして、幅を広げていきたい。
macbook12インチCTOモデルでPhotoshop CCを動かしてみる
リノベーション物件サイト「REISM(リズム)」のカフェ
monographの影の大黒柱として、堅実に支えてくれるのが電源・Wi-Fiが使えるカフェ記事シリーズ。5〜6年くらいずっと継続して書いているのでシリーズの記事数はゆうに100記事を越えています。
これだけ記事を書いているとカフェ関係者の目にも触れるのか、最近は問い合わせをいただけることが多くなり、11月には一件新しくオープンしたカフェの取材に行って参りました。
電源・Wi-Fiカフェの情報は常に欲しているので、もしカフェ関係者の方で「ウチ電源Wi-Fi使えるよ!」という方がいましたら是非ご一報を。
“リチャージャブル”という暖かな発想。リノベーション物件サイト「REISM(リズム)」が渋谷にカフェを開きました
セブン&アイホールディングスとタイアップ
最近は「drip」での仕事が引く手数多、引っ張りだこでして忙しい毎日を送っています。
特に最近注力していたのはこちらの案件。セブン&アイホールディングスさんとコラボをして「omni7の商品だけでエモいクリスマスパーティを開く」という企画をさせていただきました。
monographがomni7とコラボレーション!お洒落で映える、エモいクリスマスパーティを企画しました。
他にも「Sakaseru」というオーダーメイドフラワーのサービスのコンテンツ制作なんかでも協力させてもらっています。
このmonographを起点に、どんどん仕事の幅が広がっている感覚がありますね。来年はもっともっと色んな仕事をしてみたい。
クリスマスに世界にひとつだけのプレゼント。Sakaseruでオーダーメイドのクリスマスリースとブーケを頼んでみた。
読まれるブログの作り方
185シェアと11月で最高のシェア数を叩き出したのがこちらの記事。
1年間読者の方にアンケートを続けてきて「読まれるブログ」とはどういうものなのかを調べて、まとめた記事です。これを満たしているブログで成功していないブログはきっと存在しないでしょうね。
質と本数の両面がやっぱり大事。
11月の音楽
今月もお気に入りの音楽たちをご紹介。毎月3〜4つほど紹介しているのですが、ここでは紹介しきれないくらい良い音楽たくさんあるので、音楽だけ週刊にしてもいいかなと思っているくらいです。
SALU
才能の塊。
若手のラッパーSALUに僕も漏れなくハマっております。軽快でポップなメロディ、耳につく独特の声。曲も聴きやすく耳障りが良いのですが、さらにMVもめちゃめちゃお洒落と隙が無さすぎるアーティスト。
上のMV「WALK THIS WAY」は全編ニューヨークで撮影したものなのですが、とにかく色使いが好みなんですよね。僕が撮りたい写真の世界観を動画にしたらこんな感じだなぁ。
個人での実力もさることながら、コラボ力というか他のアーティストとのリレーションもしっかり取っているのがまたすごい。今勢いがすごい「ゆるふわギャング」とコラボした「夜に失くす」は僕も大好きで聴くたびにテンションぶち上がります。
そしてやっぱりコラボしているtofubeats。絶対この二人は合うよね。間違いないよね。
鶴
埼玉県鶴ヶ島市出身のロックバンド「鶴」。
地元が近いこともあり、僕が高校生の頃は川越のライブハウスでよくライブをしていました。僕も一度だけ生で見たことがありすがとにかく楽しかったんですよね、鶴のライブ。
ファンのことを「ソウルメイト」と呼んで煽ってくるんですが、こういうのとっても大事だと思う。僕も読者のことを「モノグラメイト」って呼ぼうかな(長い
そんなファンのために鶴が作った「ソウルメイト今夜」という曲。イントロのベースラインだけでフロアを踊らせられるゴキゲンなナンバーです。
RIP SLYME – 黄昏サラウンド
中学校から秋になると毎年聴いてる曲。物悲しげなギターの音色と4人のボーカルの混ざり合いが今聴いても絶妙。初めに聞いた時は「これがヒップホップなのか」と衝撃すら受けたものです。たぶんまた来年も聴くんだろうなぁ。
あとこの季節「One」も聴いちゃう。
Ovall
今冬再始動を発表したジャズ・ソウルバンド「Ovall」。繊細で優しいのにグルーブ感があって前向きになれる曲が多く、僕も昔から繰り返し聴いています。
僕の部屋には薄くOvallがかかっていることがほとんどですね。もはや僕の生活の一部とも言えるバンド。復活してくれて本当に嬉しいです。ライブ行こう。
11月のマンガ
音楽は仕事をしながらでも聴けるのでどんどんレパートリーが増えていくのですが、マンガはそうはいかないのでちょっと最近読むペースが落ちています。年末ゴロゴロしながらたくさん補給したいと思います。
サ道
僕が今年読んだマンガの中でも、僕自身の行動を変えてくれたという意味ではこれ以上に影響力のあるマンガはないでしょう。
最近巷で流行りに流行りまくっているサウナ漫画、「サ道」です。
サウナの効能、気持ちよさを実体験と共にわかりやすく教えてくれる漫画なのですがこれを読んで以降、ジムや銭湯で必ずサウナ、そして水風呂に入るようになってしまいました。
今まで水風呂に入るなんて苦行以外の何物でもないと思っていたのですが、まさか今では気持ち良いとすら感じるようになるとは…。
日常のモヤモヤを強制的にリセットしてくれる、サウナ。このマンガを読んだら皆さんもサウナに入りたくてうずうずしてくること間違い無し。
初心者向けサウナ解説漫画「サ道」感想・レビュー。止まらないサウナトランス!
双亡亭壊すべし
「うしおととら」「からくりサーカス」で有名な藤田和日郎先生の連載中の最新作。藤田先生の真骨頂とも言える、おどろおどろしい奇怪な雰囲気が満載でこれまでよりもホラー色強めの作品です。
伏線が上手い藤田作品ですが、今回は特に最初から緻密に設計されていそうだなという印象なので今後の展開も楽しみ。まだそれほど巻数も出ていないので追いかけやすいというのも魅力的な一本。
11月のコト
日々新しいコトにチャレンジしているので、僕自身の視野と幅を少しずつ確実に広がっている自覚があるのですが、今考えているのは裾野を広げること。
僕一人でできることにはやはり限界があり無理もあるので、次は僕と一緒に動いてくれる人たちをどんどん増やしていかないといけないなと強く感じています。なので来年の目標は僕が今やっていることを人に教えて、伝えて、集合体として大きな塊として広がっていくことです。
色んな人と協力し合って作る「視界」は今よりもさらに広く、もっと遠くまで見渡せるはず。想いに共感してくれる、ときめく人を一人ひとり集めていきたいと思います。