完全ワイヤレスなのに超高音質の未来イヤホン「THE DASH」!操作も直感的ですごーい!
2017/06/27
「The Dash」を装着してみる。
そんなわけで「The Dash」の実力を確かめるため。「The Dash」を装着して街に繰り出してみました。上の画像が「The Dash」の装着時の横から見た写真です。
「え?どこが」と思った方、安心して下さい。
デデーン!
髪をかきあげると耳の中には「The Dash」がすでに装着されています。コードが無いとイヤホンを付けているというのがわからないレベルですね。
「コードがなくて耳から外れないの?」という声が聞こえてきそうですが、「The Dash」は人間の耳の形状に極限までフィットするように設計されているので耳の穴に当てて斜めに「スッ」と押し込むと周りの音が完全に遮断されるくらいぴったりと耳にハマります。
フィット感がとにかくすごいのでちょっとやそっとヘドバンしたくらいでは落ちないですねコイツは。というかよくよく考えるとコードがあっても無くてもイヤホンが落ちやすいかどうかは全く関係なかったです。むしろコードに引っ張られることがない分「The Dash」の方が外れにくいんじゃないかな。
タップとスワイプで操作
装着した「The Dash」は左右のユニットを指でタップしたりスワイプすることによって操作ができます。
最初にスマホやPCとペアリングをする時は右側のユニットをタップして5秒間ホールドします。
するとポン・ポン・ポンと前後左右から立体感のある効果音が流れペアリングが開始されます。この効果音の立体感と響きがすごいから是非これだけでも一度聞いてみてほしいです。聞いたら多分買います。
一度ペアリングが完了したら次回からは耳に装着するだけで自動的にペアリングが開始されるので便利。
さらに「The Dash」は左右のユニットの押し方・触り方によって、「曲を再生/停止」「次の曲を再生」「ボリュームの上下」「アクティビティのトラッキング」等など様々な操作をすることができます。
例えばこのように右のユニットを後ろから前にスワイプするとボリュームを一段階上げることができます。慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが一度コツを掴んでしまえば「ススッ」と快適に音楽を操れるようになります。もう一々小さなボタンを手探りで探して押す気にはなれません。
音質もめちゃめちゃ良い。
便利な機能はたくさんありますが僕が即決で購入を決めたのは結局のところ「音質の良さ」が一番の理由。
「Bluetoothイヤホンの割に」「完全ワイヤレスのイヤホンにしては」という前提の評価ではなくて、普通のイヤホンと比較しても「音の広がり」「解像度」「立体感」という点では一級品だと感じました。右から左から、綺麗な音の粒があちこちから聞こえてきます。
特に高音域・中音域の音質が抜群で、コレが「音楽に包まれている」という感覚なのか、と圧倒されました。
ズンズンと響くというわけではありませんが心地よい程度に低音も聞こえてきます。むしろ音の解像度が高いのでバスドラのアタックの瞬間の「圧」やベースのスラップの反発まで感じられ、もっとリズム隊に耳を澄ませたくなります。
「トランスペアレンシーモード」がやべぇ。
「The Dash」の数々の便利機能、そして音質の良さをこれまで伝えてきましたが中でも僕が今一番推したい機能はこれ。
「トランスペアレンシーモード」という音楽を聴きながら周りの音も取り込んで聞くことができるという機能です。
左のユニットをスワイプのするだけでモードを切り替えられるのですが、これが神がかった便利さ。街を歩いたり自転車に乗ったりする時は周りの音が聞こえないと危ないのでこの「トランスペアレンシーモード」をオンにして音楽を聞いています。
音楽を聴きながらでも普通に人と喋れるくらいの精度なので割と安心。これは是非一度耳に付けて試してもらいたい機能です。
公式ページに擬似的に「トランスペアレンシーモード」がどんな感じか試せる機能があるので是非一度雰囲気だけでも味わってみて下さい、
あと最近毎週オンラインチャットをしているのですが、マイクとスピーカーの両方の機能が使えるのでこちらでも非常に重宝しています。部屋の中でも身軽に動けるのがいいね。
とにかく、買ってよかった。
この「The Dash」にはまだまだ「防水で水中でも使える」とか「4GBのメモリを内蔵していてスマホが無くても音楽聞ける」とか「専用のアプリがあって細かい設定ができる」とか「首のジェスチャーでも操作ができる」とかまだまだ紹介したい機能が沢山詰まっているのですが、すでにかなりの長文になってしまったので一旦この記事ではここで終わっておこうと思います。
3万円という値段はイヤホンとしてはなかなかハードルは高いものの、「The Dash」はその音質と身軽さ、そしてデバイスとしての未来感を鑑みると買う価値のある製品です。むしろヘッドホンと比べたら3万円なんてそれほど高くも安くもない価格感ですしね。
今では毎日持ち歩いてカフェで集中して音楽聞いたりジムでテンション上げるために大活躍しております。元を取るために今年一年は使い倒していく所存。
モノとしての所有欲がガンガンに満たされるアイテムなので、ここらでイヤホンも良いモノがほしいという方は、勇気を出してこの「小さな未来」を手に入れてみてはいかがでしょうか。