モバイルバッテリーにもなる防水Bluetoothスピーカー「Anker SoundCore Sport XL」レビュー!
2017/01/04
Ankerの進撃が止まらない!
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
USB充電ポートやLightningケーブル等これまで当ブログでも沢山のレビューを書いてきたAnkerの製品達。数年前まではAnkerの商品といえばほぼバッテリーが主流だったにも関わらず最近ではイヤホンやスピーカー等の音響領域、さらにはルンバのような自動掃除機などメキメキと音の聞こえるような速さで新しい領域へと手を広げています。この勢いで行けば、数年後には”家電メーカー”として世の中を席巻する日も来るかもしれません。
そんなAnkerよりまたもや新製品が届いたので早速レビュー記事をお届けしたいと思います。今回はAnker製品の中でも高級路線、大音量でリッチな音楽を楽しむことができる防水のBluetoothスピーカーのご紹介。
いつもよりも高級感あるパッケージ
今回自宅へ届いたのは「Anker SoundCore Sport XL」という新発売のBluetoothスピーカー。
箱を手に取った瞬間に、このスピーカーは今までのAnker製品とは違う!と直感的に確信しました。と言うのも、Anker製品をよく買っている方はご存知だと思うのですが、Ankerのパッケージっていつもはもっとチープなんですよ。
これは別に悪い意味ではなく、Ankerは箱にお金を掛けず製品に力を入れ、安くても良い製品を提供してくれる会社というイメージでした。僕がAnkerのことを”ガジェット界のユニクロ”と呼んでいるのもその辺りが由縁。
しかしここ最近は発売する製品の中に数種類、明らかに高級感のあるパッケージを用意してくることがあるのです。そして、今回の「Anker SoundCore Sport XL」はまさにそのシリーズ。
今までのAnker製品とは全くもってクオリティの異なるパッケージに包まれてやって来ました。
端的に言うとすごい詰まってる感があるパッケージ。買ったことがある方は、Apple製品が入っている箱を想像してみてください。あの箱って見た目の想像以上に密度が高く、ずっしりとした重みがありますよね。あれが”詰まってる感”です。その感覚をついにAnkerが出してきました。まったく末恐ろしい会社だぜ…!
パッケージだけでまだまだ語れるのですが本当にキリがなくなっちゃうのでひとまず開封。
上箱と下箱がぴったりに作られていて、「スー」という空気の音とともにゆっくりとしか開けられないパッケージ。これもまたApple製品と同…いかんいかん、すぐ箱について語ってしまうので早く開けます。すみません。
箱の内部には少しクッション性があり、そこにピッタリと「Anker SoundCore Sport XL」の本体が入っています。
そして本体収納部分の下に薄い引き出しのようなものがあり、その中にはアクセサリが格納されているという配置。
「Anker SoundCore Sport XL」ハンズオン!
やっとのことで箱から本体を引っ張り出しました。こちらが今回ご提供いただいた「Anker SoundCore Sport XL」です。
表面は黒のラバー素材で覆われており、水が進入する一分の隙もありません。デザインは非常にシンプルで前面が全てスピーカーとなっています。このデザインであればどんな場面でもきっと溶け込んでいくでしょう。見た目的には無印良品とかで売ってても違和感ない。
側面から。このサイズのスピーカーにしては厚みがあまり無いのが特徴ですね。JAWBONEのスピーカーとかはもうちょっと厚かったイメージ。
上から。
上部にはラバーの表面に凹凸があり押すと「ペコッ」と凹むようになっています。ここが本体の操作部分で、電源のオン/オフ、音量調節、ペアリングなどを行うことができます。これも設計的にはわかりやすいです。
そして本体の右上部にはインジケーターがあり、Bluetoothの接続状態や電池の残量を点滅で知らせてくれます。また、その隣には金属のバーがありストラップを結びつけることもできるようになっています。防水ですし、これからの季節は外に持ち運ぶことが多いと思うのでこれはありがたい。
裏面も全てゴムで出来ていて、いくつかのブロックで分けられています。これには秘密があり、
一番下のブロックのみカパッとカバーが外れるのです。本体自体は防水ですが、このカバー部分のみが唯一の水の侵入経路なので外に持ち運ぶ時は必ず閉まっているか確認するようにしましょう。城で言う城門なので。
接続できる端子はUSB-A、イヤホン端子、MicroUSBの3つ。後者2つは良くあるスピーカーと同様ですがさすがAnkerと言えるのはUSB−A端子の存在。
なんと「Anker SoundCore Sport XL」はスピーカーとしての機能だけでなく外出時のモバイルバッテリーとしても使用可能なのです。バッテリーメーカーならではのこだわりを感じますね。
バッテリーの持ちも良く、最大で15時間の連続再生が可能。これだけ電池が持てば1〜2日の使用には全く問題無いでしょう。
同梱のアクセサリはこちらの2つ。
本体に結び付けるゴム製のストラップと充電用のMicroUSBです。
ホントに毎回Anker製品を手に入れているので自宅にあるMicroUSBケーブルの数がヤバイ。