手首に変わらない輝きを。DAMUE Custom G-shockの磨き方 [PR]
「経年変化」というと革素材をイメージする方が多いと思いますが、帆布や真鍮のように布や金属でも使っていく内に風合いが変化し、味わいが深まる素材は数多くあります。
中でも革と双璧を為して変化の過程を楽しまれている素材が、銀。
明るく光り輝き高貴なイメージを持つ銀ですが、使っていく内に空気中の硫黄成分や汗に反応し、黒く深みのある渋い色に変化していくのが特徴です。
ネックレスや指輪、ZIPPOのライター等、銀製品には変化を楽しむ愛好家が多く存在します。
DAMUEのCustom G-Shock
僕が普段手首に巻いている「DAMUE Custom G-SHOCK」もG-Shockのパーツを純度92.5%のスターリングシルバーに置き換えた、光り輝く銀製品。
ほとんど毎日手首に巻いているので、色がやや暗くなり細かい傷も目立つようになってきました。
個人的には新品の状態よりも今のほうが「僕だけの時計」という感じがして好みです。上品よりも無骨と言った方が近い、銀の鈍い光を見る度にうっとりとしてしまいます。
銀磨きセット「DAMUE TOOLS」
そんなDAMUEの製作者さんから、銀を磨くための道具をセットにした「DAMUE TOOLS」というアイデアを考えてみたという話を聞き今回いち早くその使用感を試させてもらえることになりました。
あくまで試験的に作ってみただけとのことですが、ボトルに貼られたステッカー1つからもDAMUEというブランドの世界観が伝わり、製作者のこだわりが感じられますね。
販売は残念ながら未定とのことですが同様の製品をAmazonリンクで乗せておきますので気になる方は自身で揃えてみて下さい。
キュッキュッとボトルの蓋を回して中身を取り出します。
ボトルの中に入っているのはこちらの3点セット。
研磨剤で銀の表面磨き
この小さな消しゴムのような立方体は「青棒」と呼ばれる業務用の研磨剤。
主には包丁の研ぎや革砥、ステンレスの鏡面磨き等に用いられています。
綿100%のクロスに少量を塗布し、効果が薄れてきたら研磨剤を継ぎ足しながら銀を磨いていきます。こちらは綿以外ですとセーム革を使うと研磨剤がよく馴染みオススメとのこと。
こちらが磨く前の僕の「DAMUE Custom G-SHOCK 5600」。
一年近くずっと腕に巻いているので色が少し暗くなり、大小の傷があちらこちらに付いていますね。
その変化がDAMUEの無骨さを更に強調してくれていて、格好良い。
今では傷の一つひとつが愛おしいほどです。
とはいえ、たまには購入当初の輝きも感じてみたいということで今回「DAMUE TOOLS」を使って銀磨き。
研磨剤を乗せたクロスで優しく丁寧に、撫でるように表面を磨いていきます。
僕は家でラジオを聞いたりドラマを見たりしながらこういう単調な作業が黙々とする時間が大好きなので、これはハマってしまいそう。
少し磨いただけで明らかに表面の手触りがつるつるとした感触に変わっていきます。
エタノールで画面磨き
銀の表面を磨き終わったら、次はクリアな画面の部分。もう一枚別のクロスに付属のエタノールを少量吹付け、こちらも優しく磨いていきます。
数回磨いていくとキュッキュッと乾いた音がするように。
四隅も満遍なく隅々まで綺麗にしていきます。
そして銀磨きと画面磨きが終わったのがこちらの状態です。
使い込んだ風合いは残したかったので、つるつるピカピカの状態にはせず自分の好みの輝きが出た段階で銀磨きを終えました。
比較してみると細かな傷が無くなり、くすみが消えていることが分かると思います。
こちらは別のオーナーの4年使用したDAMUEを磨いた様子。
5分程度磨いたということですが、くすみが消えキラキラとした輝きが蘇ってきていますね。
永くいつまでも楽しめる時計
銀は、革以上に長い間隔でその変化を楽しめる素材。
長く使えば使うほど、他の誰も持っていない世界に一つだけのアイテムに成長をしてくれます。
革は流石に十年、二十年使うことは出来ませんが銀ならばそれくらい長く付き合っていくことも容易いでしょう。
そして磨きによって変化を少しだけ巻き戻せるのも銀の特徴の一つ。
変化した風合いを自分の好みに保ったまま、時を重ねることができます。
このシルバーのG-Shockは、素材もデザインも大人っぽいので自分が年を取るほどより馴染んで似合うようになるんじゃないかと僕は予感しています。それこそおじいちゃんになって、この時計を巻けたら堪らなく格好いいんじゃないだろうか。
年を経るほど輝きを増す、銀の腕時計。
商品リンク:DAMUE ONLINE STORE
最後に今回、銀磨きの様子を動画にしてみたので合わせてご覧下さい。動きがあるとよりイメージがしやすいと思います。
関連:DAMUEに対する僕の想い
「DAMUE」に関してはこれまでもmonographで数回、熱を込めて良さを語らせていただいたので、今回の記事を読んで興味を持っていただけた方は合わせて読んでみてもらえると嬉しいです。
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