月刊モノグラフ2018年3月号「二人三脚」

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    2018/05/22

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僕は今北海道の下川町という人口約3,000人の小さな雪国の街にいて、この月刊号を書いています。

先月の月刊号「もっと自由に羽ばたいて」をそのまま有言実行する形で、ちょうど良く遠方でのお仕事の話が。自分がこうしたい、という意思を伝えればそれに答えてくれる人はいるもの。まずは自分から意思や考え方、やりたいことを発信することが重要だと今まさに肌で感じているところです。

先月号のテーマの通り、場所にとらわれず自由な働き方を引き続き体現していきたいと思います。

そして今月号のテーマは「二人三脚」

今まで僕はずっと一人でメディア運営をしてきましたが、これまで得た知識や経験をそろそろ人に伝えて、広げていく段階に入ってきていると感じるようになりました。

僕自身が誰かの補助輪となって、一緒に支え合って前に進んでいく。一人で走れるきっかけを与えてあげて、そっと背中を押してあげる。今年一年間はそんな活動にも注力していきたいと思っています。

2月に反響のあった記事

2月は13記事とあまり記事数は書けなかったものの、1記事あたりの反響は大きい傾向がありました。最近少しずつですが僕にも毎回記事を読んでくれる読者の方がついてきているなという感覚を覚えています。毎回記事を楽しみに待っていてくれ、感想やコメントをくれる。メディアを運営している身としてこれほど嬉しいことは他にありません。

集中を保つ、ポモドーロテクニック。

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「普段どんな感じで記事を書いているんですか?」と聞かれることが多いので、僕がいつも使っている時間管理法について書いた記事。文章を書くこと以外にも汎用的に使える内容なので、ブロガー以外の方からも反響をいただけ160シェアほど伸びました。

25分集中して、5分休むというだけの超シンプルなライフハックなので是非お試しを。

息継ぎをしなければ、人は遠くまで泳げない。”適度”に休む僕の集中法。

デザインの、基本の「き」

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同じくよく聞かれる質問として「デザインはどこかで勉強したんですか?」と問われることが多いです。完全に独学でここまでやってきているのですが、人に教える立場にもなるので少しはきちんと勉強しようと思って読んだ一冊。

デザインを学ぶ、その一歩前のデザインの「基本の”き”」を教えてくれる名著です。

デザインの基本の「き」を教えてくれる本「ノンデザイナーズ・デザインブック」

メンター制度始めました。

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僕があなたの補助輪になります。3ヶ月間のmonographブログメンター生募集。

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同じ釜のピザを食べよう。monographブログメンター1期生が決まりました。

冒頭にも書いた通り、今年からは僕が得た知識を人に与え、育てることに力を注ぎたいと思っています。その第1段階として2月からメンター制度を始めることにしました。

短い期間集中してブログ運営の手助けをして、僕のノウハウを全て惜しみなく伝えるというもの。ありがたいことに募集から86名の応募がありその中から2名を選ばせていただきました。

選んだからにはしっかりと責任を持って面倒を見たいと思います。

無印良品の万年筆

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ずっと昔から使っている「無印良品の万年筆」について筆を取りました。無駄がなくミニマルで、無機質。それなのに万年筆独特の暖かみも同居している逸品です。是非お近くの無印良品でこいつを探してみて下さい。

「ミニマル」の具現化。無印良品の万年筆。

monographとmonogram

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「monogram(モノグラム)」という親近感のある名前のカメラ用品屋さんを家の近くで見つけ、縁を感じて買った細くて軽い革のストラップ。

首にかけてもいいし、手首に巻いても使える僕にぴったりのアイテムと出会うことができました。

掛けて、巻いて。monogramのカメラ用スリムストラップ。

パンツはすべてマワハンガー

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生活用品の内、デイリーで頻度高く使うモノを全て同じモノで統一するというプロジェクトをコツコツと続けています。下着やタオル、シャンプーの容器。

その一環としてパンツを吊り下げるハンガーを一つに統一しています。シンプルな構造ですが理にかなった、生活の基盤になるアイテム。

畳まずに、吊り下げる。パンツ用マワハンガー。

自分なりの伝え方を。

Andmesh case top

今月請け負ったPR記事。昔からお世話になっているAndMeshというiPhoneケースメーカーさんからの依頼だったのですが。ただ普通にケースの紹介をしても面白くないなと思い、上の記事でも書いた「統一」をテーマに記事を書いてみました。

普通に製品紹介を書くよりも反響が良く、こういう自分らしい記事をこれからも書いていきたいと思います。

Macbookを、iPadを、iPhoneを、「AndMesh」で白一色に染め上げる。[PR]

プレゼント企画が良い感じ。

Tavarat top

こちらのPR記事はTwitterのプレゼントキャンペーンを合わせて実施してみました。現時点で350RTとなかなか好調な滑り出しです。

こういった企画や初速の勢いが大事なのですが、最近熱心な読者の方が増えてきたおかげでシェアの伸びが良くなっているように感じます。本当にいつも助けられてばかり。

二つ目は、自分らしさで選ぶ。真鍮と革から生まれた「TAVARAT」のセカンド名刺入れ。[PR]

今月の音楽

月刊号のメインコンテンツはもはやここなんじゃないかと思えるくらい、読者の皆さんからの感想をもらえる人気コンテンツ。今月は5曲をご紹介。

SUNNY CAR WASH – キルミー

二十歳のスリーピースバンド「SUNNY CAR WASH」の一曲。飾らず、ありのままの姿を情熱的に歌う彼ら。泥臭くて格好悪い、でもそこが格好良い。僕らの世代で言うと銀杏BOYZのような世界観を持ったバンドです。

GABBY & LOPEZ – NEW DAY

チルなグルーブを奏でる二本のギターインストゥルメンタル。

没入感がすごいので最近作業をする時は「GABBY & LOPEZ」のアルバム『SWEET THING』ばかりを聞いています。朝早く起きて彼らの曲を薄く部屋に流すだけで、その日は最高の一日に。

FIVE NEW OLD – Sunshine

最近周りでも名前を良く聞くようになった「FIVE NEW OLD」。爽やかなサーフ系シティポップを地で行く彼ら。まるで洋楽を聞いているような日本人らしからぬ発音とメロディラインが特徴的です。春先に聞いたら絶対気持ち良い。

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月刊モノグラフ2017年12月号「視野を広げて」で紹介した、僕の大好きなバンド「Ovall」

最近活動を再開し話題になりましたが、そこに至るまでにメンバー各々がそれぞれの領域で才能を伸ばし再集合しています。こういう「お互い成長してまた会おうな」的な展開にはどうしても胸がときめいてしまいますよね。だって男の子だもの。

中でもドラマーの「mabanua」の実力とセンスは特に群を抜いて磨きがかかっています。ギターもベースもキーボードもドラムも何でもこなせるパーフェクトヒューマン。

個人での楽曲製作に加え、米津玄師、ゆず、SKY-HIなど名立たる有名アーティストの音楽プロデュースまで手がける類まれなる才能。

RHYMESTER – Future Is Born

「mababua」プロデュースの中で気に入っているのは「RHYMESTER」の「Future Is Born」

「RHYMESTER」のいつもの安定感のあるラップの中に込められた若い世代への期待。最前線をひた走りながらも後輩へのバトン渡しもしっかり行っていくその姿勢に憧れます。

今月の漫画

漫画もいつも夜寝る前に、コツコツと毎日読み進めています。随時オススメ作品募集中なので良い漫画があれば是非Twitterで教えていただけると嬉しいです。

空挺ドラゴンズ

最近話題になっていたので読んでみたら案の定面白かった作品。食用の竜を狩る飛行船で生活する乗組員たちの日常を描いた漫画です。「ダンジョン飯」のようなグルメ要素と緻密な世界観設計が、噛む度に味の出るスルメのよう。

ハイキュー!!

僕は生粋のジャンプっ子なので毎週月曜日は欠かさずジャンプを読んでいるのですが、今僕の中で本誌で一番熱い作品が「ハイキュー!!」です。これは間違いない。

アニメ化もされ、舞台化もされメジャーになってきた作品ですが、毎週毎週今週がクライマックスなんじゃないか、最高到達点なんじゃないかと思わせてくれる熱量があります。

毎週月曜の朝、電車の中で「ぉぉぉぉ…!」と小さなうめき声をあげている人がいたら、それはきっとハイキュー!!のせい。

ゴールデンゴールド

アニメ化された「刻刻」の作者、堀尾省太先生が今連載中の作品。

小さな島の海辺で拾った不気味な「福の神」。
「福の神」が家に来てから祖母の営む民宿や食料品店が異様に繁盛し始めるが、景気に応じて島の人々にも少しずつ変化が…。

大きな驚きや展開変化はないものの、作中にずっと不穏な空気の流れる良い意味で嫌なタイプの作品。今後、どう物語が進んでいくのか目が離せません。

二人三脚で進んでいこう。

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雪山登山をした際に、新雪の中坂を歩き進んで山頂まで向かいました。

一歩目を踏みしめる消費体力に比べ、人が踏み固めた足跡の上を歩いて進むのは大きく消耗が少なく、楽に足を運べます。

最初の一歩を踏むのは疲れますが、僕が踏み固めた雪の上を誰かが通ってくれるのならばその苦労も報われるというもの。

まずは僕が進んで道を切り拓いていくので、いつかその後を続いてくれる人が、僕の前や横に立って支え合いながら前に進める関係になってくれたら嬉しいです。

背後に目を配りながら、期待を胸に抱えながら。
今日も前に進んでいきます。

ホーリーはこう思うよ。
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もちろん適度に休憩も取りながら。

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月刊モノグラフ2018年3月号「二人三脚」

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