カメラと歩く、山と海と空。#たけさんぽ福岡
友人のたけし くんが主催しているフォトウォークイベント、「たけさんぽ」に先週末参加してきたので、撮った写真を記事に残しておこうと思います。
回を増すごとに参加人数も増え、今回も全国各地から56名のカメラ好きが集まったそうです。
今回は人数も多かったので班分けし、各班ごとに行きたい場所を決めて巡るという形式に。
その様子はさながら修学旅行。各班毎にコンセプトが異なったので、終わった後の打ち上げで「〇〇さんはどこを回ったんですか?」と話に花を咲かせることができました。
初対面でも好きなモノが同じだと、自然と距離が縮まるもの。
たけさんぽ福岡に向かうまで
今回は成田空港からLCCで福岡に上陸。空港に来ると急に旅行感出てきますよね。
福岡に着いたら事前にメンバーの方に教えてもらったお昼ごはんを食べにてくてくと歩いていきました。
しゃけ。
すしざんまい。
メンバーに教えてもらったすき焼き丼がバチバチに美味い…… pic.twitter.com/rFM74q3Gon
— 堀口英剛 / monograph (@infoNumber333) May 25, 2019
お昼は中洲ちん屋さんのすきやき丼に。朝から何も食べていなかったのでとても沁みました。
都会を見下ろす、アクロス”山”
その後博多駅で皆と合流。
僭越ながら僕がリーダーを務めさせてもらった、たけさんぽ3班はまず博多からほど近い「アクロス福岡」という公共施設へ。
市が建てた建物で中にはホールやギャラリーなど文化的な活動をするための空間が用意されています。
この「アクロス福岡」の特徴は何と言っても、この階段状に組まれた建物に群生するように生える木々達。通称「アクロス山」と呼ばれ地元の人や観光客に愛されているそうです。
そしてこの「アクロス山」は階段で登ることが可能。
都会のど真ん中ですが感覚的にはほぼ登山。
この日は30℃を超える猛暑でしたが、不思議と木々のおかげか登山道は涼しく、優しい癒やしを感じました。マイナスイオンって本当にあるんだなと。
だいぶ高いところまで上がってきました。
屋上には市内を見渡せる展望台が。博多は福岡空港が近いこともあり、建物の高さに制限がありほぼすべてのビルが同じ高さらしいです。
どの建物からも同じ景色が観れる、というのは東京にない良さ。
班のメンバーの1人が福岡に詳しく、「あの飛行機は南ルートで空港に降りるやつですね」と、飛んでいく機体を眺めながら教えてくれました。
アクロス福岡の麓ではタイのマーケットのようなイベントが開催されていました。緑の下に流れる爽やかな風と異国の音楽。
アクロス福岡の中は1階から誰でも入れるようになっているのですが、未来を予期させる男前な建築が見応えがありました。
もう少し広角のレンズを持って行けばよかったなと少し後悔。
お伝えし忘れましたが、僕は前回に続き今回もα7R3に35mmのVoigtlanderだけを付けて一日歩きました。
レンズが小さいのと、フォトウォークなのでズームするよりも足でしっかり歩こうという考えでこいつを連れて行っています。
伝統と最新が紡ぐ最小の最適解。フォクトレンダー NOKTON Classic 35mm F1.4 SC
“海”を求めて西新へ
当初の予定では愛宕神社へ行く予定だったのですが、時間的に厳しいという話になり近場の「西新」エリアへ。
この辺りはいわゆる高級住宅地で、ハイソサエティな方がたくさん住んでいる地域だと福岡在住メンバーに教えてもらいました。
住んでいる人のセンスが良いのか、立ち並ぶ建物がどれもミニマルでスタイリッシュ。家やマンションはそのまま街の景観に直結するので、デザインや雰囲気の統一がされているとグッと街の印象が良くなりますね。
そして西新の目的地、福岡タワーへ。周りの建築を象徴するような、幾何学的で洗練された塔。
タワーを超えて先へ進むと海浜公園があったのですが、想像を超えた異国感。
海を眺めながら帰路へ。
たぶん割と僕らの班は歩いたほうで、僕のiPhoneの歩数計ではこの日28000歩と表示されてました。熱い中よく頑張りましたね。
そして星になった。
今回のフォトウォークの個人的ベストショットはこちら。
皆で記念写真を撮りたいね、という話になったので星になってみました。気持ちも、物理的にも一つになれた気がします。
その後は打ち上げに行って、二次会まで楽しんで終電で帰宅。
楽しすぎて写真を撮る暇が無かったのですが、それはそれで良い会だったということなのでしょう。
テラスハウスに泊まりました
今回の福岡旅行はAirbnbで泊まらせてもらったんですが、控えめに言って最&高でした。
・駅から5分、窓を開けたら3秒で砂浜
・朝日を眺められるコンパクト書斎付き
・ミストサウナあり
・隣にジブリに出てきそうなパン屋さんがあって焼き立てパン食べれるこんなの泊まったらまた使いたくなるわ… pic.twitter.com/cSnGTTxK60
— 堀口英剛 / monograph (@infoNumber333) May 26, 2019
そして忘れてはいけないのが、たけさんぽ終わりに泊まった宿。
タケナカさんにAirbnbで取ってもらった宿だったんですが、最高を極めてましたね。
眼の前が砂浜。
隣には可愛いパン屋。
バス停の時刻表にはパンが焼き上がる時間が書いてあります。
さんぽとカメラで繋がった
たけさんぽがなかったら、福岡に来て山を登ることも、素敵な家に泊まることも、星を作ることも無かったし、カメラがなかったら初めての人とこんなに仲良くもなれなかったでしょう。
また、次のさんぽも都合が合えば参加してみようと思います。
・大阪フォトウォーク 梅田〜中崎町〜天満市場 in たけさんぽ
・写真を口実に「たけさんぽ広島」で会いたい人達と歩いてきました。
これまでの「たけさんぽ」も簡単に記事に書いているので暇でどうしようもなければ読んでやって下さい。