月刊モノグラフ2018年12月号「拾い集めよう」
季節が変わると、葉の色も、風の匂いも、街の音も変わる。
気温と共に変わる様々なものに目を向け耳を傾けながら、自分自身もただ日々を過ごすだけでなく、移りゆく季節と共に色濃く変化をしていきたいと思います。
秋は「変化」の節目であり、「実り」の季節。
今年の秋はその両方の意味で良い迎え方ができたなと感じたのが、僕らが開発したキャッシュレス時代の理想の財布「PRESSo(プレッソ)」 のプロジェクト成功。
初めはどれくらい賛同してくれる人がいるか不安でしたが、蓋を開けてみると700人を越える支援者が集まり、2000%超えの大達成。
今まで自分たちが行ってきたことの一つの「実り」であり、今後の「変化」の種になる大きな出来事でした。
支援いただいた人に感謝をしつつ、12月は「PRESSo」がきちんと皆さんの手元に届くようにやるべきことをやっていきたいと思います。
今月号は、そんな「変化」や「実り」をテーマにお届け。
先月反響のあった記事
11月はとにかくあちらこちらと出かけ、家にいることが少なかったのですが、それゆえにいつもと違う記事が書けたような気がします。
学芸大が熱い
たまの休みの日には僕は一日カフェに行くのですが、最近足を伸ばしているのが東横線の学芸大学という駅。
中目よりも庶民的で、自由が丘よりもアットホーム、それでいて個性的なカフェが何軒もあるので、しばらく飽きることはなさそうです。
【電源・Wi-Fiカフェ】学芸大学「神乃珈琲」でカフェの最先端を見る
サイレントギター
先月から始めた1ヶ月に1回ギターやウクレレの弾き語りを動画にしてみる企画。東京の賃貸でその練習を支えてくれているのがこの「サイレントギター」です。
これがなかったら正直続かなかった。
YAMAHAのサイレントギター「SLG200G」部屋の中でもアコギを弾きたい。
先月はリクエストの中から丸の内サディスティックを弾かせてもらいました。今月も新しい曲練習中なのでその内アップできるように頑張ります。
たくさんイベントやりました
冒頭でも書きましたが、11月はほぼPRESSoの月だったと言っても過言ではないでしょう。
1日のクラウドファンディング開始から東京・大阪で3回のイベントを実施。この機会にまた多くの人と知り合い仲良くなれたので、大きな意味があったなと思っています。
僕たちの財布「PRESSo」発売イベント開催決定!11月に3つのイベントを開きます。
タイ・バンコクへ
11月の第三週はタイのバンコクへブロガー達と一緒に旅行していました。
ご飯は美味しいし、物価は安いし、家も豪華。またこんな旅したいなぁ。
街に滲むストリートアートの聖地。タイ・バンコク「チャールムラー公園」
たけさんぽ、楽しかったです
そしてタイから帰ってきて翌日は、たけさんぽ東京という大型のフォトウォークイベントに。
同じ趣味を持った仲間と連れ歩くのはいくつになっても楽しいですね。おじいちゃんになってもやっていたい。
MONO LETTERの頻度をあげます。
地味にmonographの中でも一番の人気企画になりつつある「MONO LETTER」を読者さんからの要望に合わせて頻度をあげることにいたしました。
これからは隔週木曜日、月2回の更新にしていく予定です。
紹介したいモノはたくさんあるので問題ないのですが、僕の財布が心配です。
MONO LETTER vol.7 – "ちょっと遅めの冬支度" –
今月の音楽
だいぶ寒くなってきた12月。ベッドから出るのが辛い季節になってきましたが、それでもちゃんと家から出て有意義に一日を過ごせるような曲をご紹介。
Chelmico – Love is Over
最近CMでも多数楽曲が使われるようになった女性二人組のラップ・デュオ「Chelmico」から「Love is Over」。
「さぁパジャマを脱いで、あの街へと出かけよう」という曲のはじまりに心と身体が軽くなる。
Paris Match – Saturday
週末の朝に何度聞いたかわからない「Paris Match」の「Saturday」。
土曜日が持つ無限の可能性を感じさせてくれます。
TENDOUJI – Kids in the dark
イントロを聞いただけで身体が動き出してしまう「TENDOUJI」のアンセム「Kids in the dark」。
MVのサンフランシスコの町並みがとにかくお洒落で、またいつか行ってみたいなぁと焦がれます。
今月のマンガ
タイと日本の往復14時間を有意義に消費するために、たくさんのマンガをiPadにダウンロードして望んだので今月はいつも以上にたくさんの作品を読みました。
ドリフターズ
monographでも度々紹介している歴史ファンタジー、「ドリフターズ」の6巻がようやく発売されました。長かった…。
歴史上の偉人が異世界に召喚され2つの勢力に分かれて戦うという話で、この説明をすると「それFateじゃん」とよく言われるのですが、枠組みは似ていても中身は全くの別物。
それぞれの偉人の歴史的背景や長所をうまく織り交ぜ、魅力あふれるキャラクターとしてバランスよく配置してくれているんですよね。
今回もまた続きが気になる終わり方でやきもきしています。
ブルーロック
新連載から1冊、「ブルーロック」というサッカー漫画を紹介させて下さい。
僕はあんまりサッカー詳しくないのですが、この漫画は大丈夫。サッカー漫画といえどほぼサッカーのルールを知らなくても楽しめます。
なぜならこの作品には「フォワード(点取り屋)」しか選手が登場しないから。
全国よりすぐりの300人のフォワードが「ブルーロック」という監獄に入れられ、その中から「一人の英雄」を排出するというストーリーで、内容はほぼデスゲーム。
「僕たちがやりました」「神さまの言うとおり」の金城宗幸が原作ということもあって殺伐とした世界観が描かれます。
小さな「変化」を拾い集めて
「変化」「実り」に続く、今月の僕のテーマは「拾い集めよう」。
僕らが作った「PRESSo」も、色んな人のアイデアや発想を元に寄せ集めてようやく実現したものです。
これからも同じようにたくさんの人のお話を聞きながら、新しいモノを世に出せていけたらなと思っているので、どんな小さなことでも見落とさず、丁寧にまた拾い集めていこうと思います。
その中に新しい種があり、また花開くことを信じて。