生産と実験と癒やし。学芸大学「神乃珈琲」でカフェの最先端を見る。

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    2019/04/09

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中目黒、祐天寺、学芸大、都立大、自由が丘。

人通りは多くも少なくもなく、路地に入れば雰囲気の良い洋食店やカフェがひょっこり見つかる東急東横線沿線の街並み。

僕は4年ほどこの辺りの街に住んでいますが、ふらっと歩くだけで素敵なものに出会えるので住んでいて毎日が楽しく、飽きが来ることがありません。

この4年で3回の引っ越しを経験していますが、悩んだ末に結局このエリアに毎度落ち着いてきたのでやはり僕はこの街が好きなんだと思います。

学芸大学「神乃珈琲」

基本的には自宅のある中目黒〜祐天寺間を歩いていることが多いのですが、最近はそこから一駅先に進んだ「学芸大学駅」に足を運ぶことも増えてきました。

学芸大学も商店街とカフェのある、活気と優しさに溢れた街。

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駅から10分ほど歩き、車が行き交う大通りを進んでいくと突如として現れるガラス張りの大きな建物。

こちらは「神乃珈琲(カンノコーヒー)」というコーヒー通の間で今人気のカフェです。

提供されるコーヒーと、その洗練された店構えに引き寄せられ、全国各地から人が訪れてくるそう。

Factory & Labo

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「神乃珈琲」が掲げる名称は「Cafe」ではなく「Factory & Labo」

このお店は単なるカフェではなく、珈琲という文化の生産地であり実験場であるという思いが込められています。

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その精神を表すように、ガラスの向こうには工場をイメージさせるような大きく無骨な焙煎機が置かれ、店員さんは全員純白の白衣。

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珈琲を淹れる姿は、まるで何かの薬品の調合をしているかのようです。

オリジナルのブレンドがメインメニューで、砂糖もグラニュー糖、和三盆、洗双糖の3種類から選べるこだわりっぷり。

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焙煎された豆は店頭で販売もされています。

無機質と珈琲の融合

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コンクリートと鉄骨。インダストリアルなデザインのカフェが最近増えてきていますが「神乃珈琲」はまた別格。

ほぼ工場と言って差し支えないような空間の中にカフェスペースが設けられています。

一階の席は中央の焙煎機を囲むようにカウンター席が。

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階段を上がり、2F席へ。

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壁の一面が大きな窓になっているので優しく明るい光が差し込みます。

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座っている人は人と話したり、ノートに何かを書き込んだり、パソコンのキーボードを叩いたり。その片手には皆美味しいコーヒーが握られています。

宙に浮く「503号室」

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階段を上がった先にある、古めかしいドアに書かれた「503」の文字。ここは「神乃珈琲」内に用意された「503号室」という名前のセミナールーム。

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「503号室」の特徴はなんと言ってもその外観。

外から見ると宙に浮いた四角い箱のような部屋になっています。この部屋を使うためだけにイベント開きたいなと思わされてしまうほどですね。

一時間2000円+ワンドリンクとそこまで値段も張らないので、本当に気軽なイベント開いてみようかな…。

ボトル入りの水出しコーヒーを。

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この日は暑い日だったので水出しコーヒーを注文。

なんとオリジナルパッケージの瓶に詰められ、トレーとワイングラスが添えられて運ばれてきました。

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グラスに注いだら見た目は何かのお酒みたいですね。

香りを楽しむことを重要視したワイングラスの構造によって、鼻先に近づけるだけでコーヒーの優しい香りが漂ってきます。なんて贅沢な体験。

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電源が使えるので窓から大きなロースターを眺めながら小一時間作業をしてから帰宅。こういう時間が一番好き。

実はドトールの系列店

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このお店、後から知って驚いたのですが実は全国的なコーヒーチェーン「ドトール」の試験的な取り組みとして建てられた施設なのだとか。

今までドトールにはあまりパッとしたイメージがなかったのですが、このお店の世界観に触れ印象が大きく変わりましたね。スターバックスで言うコンセプトストアのような位置づけなのでしょうか。

この「神乃珈琲」の要素が少しずつ全店舗に広まっていくことを楽しみにしています。

今回の「神乃珈琲」を始めCLASKAMakers' BaseFreddy leck sein Waschsalonと流行の新たな発信地となりつつある学芸大学。

これからもふらっと足を運んでみようと思います。

店舗情報

店名 Factory & Labo 神乃珈琲
住所 〒152-0001 東京都目黒区中央町1丁目4−14
電話番号 03-6451-2823
営業時間 9時00分~20時00分
定休日 なし
WiFi なし
電源/コンセント あり
最寄り駅 学芸大駅

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ホーリーはこう思うよ。
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中目黒も学芸大も歩いていける祐天寺は意外とバランスいいなと思ったり。

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CATEGORY - 中目黒カフェ

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