MONO LETTER vol.1 – ”ちょっと気になる”をたまにお届け –

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    2018/11/28

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ちょっとこれ、気になるけれどまだ買っていない。ほしいけれど今必要かどうかと言われると、本心から「はい」と言えない。そんな「モノ」が皆さんにもあるのではないでしょうか。

僕は仕事柄というかライフワークとして日々沢山の「モノ」を見るようにしているので、こういう”ちょっと気になるけど買うまでいかない”段階のモノがきっと皆さん以上に身の回りに沢山あります。

モノ自体は良さそうだけれど、自分には合わないだろう、今持っているこれと用途が被るから必要ない。そういった日々の選択の中で僕の持ち物はブラッシュアップされていくのですが、その結果出てくるのはあくまで僕の場合の最適解。

僕の選択肢に外れてしまっても、他の人のライフスタイルには深く深く突き刺さる杭になるだろうなというモノ達を多く見てきました。でもそのモノは僕は買わないから記事にできない。

それはちょっと読者に対してもモノにとっても勿体無いなということで、僕が”ちょっと気になる”程度のモノを皆さんにご紹介するコンテンツを始めてみたいと思います。数回やってみて反響があったら継続予定なので、是非どう思ったか感想をいただけると嬉しいです。

日々の”ちょっと気になる”をお届けする「MONO LETTER」。雑誌を片手に眺めるような、街をふらりと歩いてウィンドウショッピングをするような、気軽な気持ちで読み流して下さいませ。

01. モバイルオフィスシリーズ

Mobile

photo:via TRANS CONTINENTS

最近、というか結構昔から気になっている「トランスコンチネンツ」の「モバイルオフィスシリーズ」

ジャケットやコートなど上着の中に大小のポケットが付いているので鞄を持ち歩かなくても大丈夫ですよ、というアイデア商品です。できるだけ身軽で歩くことに憧れている男子は多く、僕もその憧れびとの一人なのですが、いかんせんまだこのジャケット一枚で済むほど持ち物が少なくない。

2017年版monographの鞄の中身を見てもらえば分かると思いますがネックはカメラ。これは極力持ち歩きたいので、どうしても鞄が要るんですよね…。

面白いし試してみたいけれど、僕のライフスタイルにはまだ難しいアイテム。誰か買ってみたら感想教えてください。

02. キキマグ

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photo:via cores

岐阜の伝統工芸「美濃焼」の新しいカタチとして作られたマグカップ「キキマグ」

丸みがある底にカップの高さの3分の1まで珈琲を注ぐと、すぼまった口の構造によってカップ内部に珈琲のアロマが滞留し、口を近づけた時に味と香りを芳醇に楽しめるというマグカップ。

香りを楽しむためのワイングラスの構造にヒントを得たというこの製品。今すぐにほしいというわけではないけれど、気になっています。

キキマグ|C810| – cores.coffee

blueover Mickey

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photo:via blueover

職人が一からラスト(靴型)を削りだし、日本人に履きやすいスニーカーを作るメーカー「blueover(ブルーオーバー)」

その中の「mikey(マイキー)」というシリーズの2018年春夏モデルが気になっています。

タイト目の足型に合わせ、継ぎ目のないスウェードの一枚革で作られたスニーカー。要素を削ぎ落とし「てらい」がないシンプルなデザインを目指した一足。

革なので徐々に足に馴染んでいく過程が楽しめそうだなぁというのと、春夏らしい明るく鮮やかなカラーリングが個人的にポイントです。書いてたら割りとマジでほしくなってきた…。

04. WAKU speaker

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photo:via Makuake

「木枠の振動で音楽を奏でる」という変わった構造のMakuakeで大幅達成しているスピーカーを見つけました。枠しか無いというのはなんともミニマル。家のスピーカーにはこだわりたいので、するっとこれを買うことはできませんが、是非一度実物は見てみたいところ。

説明を読むと中に本などを並べても問題ないということですが本当なのだろうか…!これはほしいというよりも本当の意味で「気になる」製品。

WAKU speaker – Makuake(マクアケ)

5. 晋遊舎ムック 50mm THE TAKASHIRO PICTURE NEWS

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photo:via Amazon.co.jp

最近僕も本を出しましたが、一番最初の構成案は高城剛さんのLIFE PACKINGのような沢山のモノを紹介する本になるという説もあったのですが、話していく中で「モノの選び方やストーリーを語る」というテーマの本になりました。

今回は文章中心の本でしたが、その内LIFE PACKING的な写真と短文の本も出してみたいなぁと思っています。

その著者高城剛さんが新しく出した本「50mm」

50mmという焦点距離(簡単に言うと画角)が固定されたレンズだけを使って撮られた世界各地の写真集というテーマに惹かれ読んでみたいなぁと思っています。

「ゲームというのはルールという制限があるから面白いんだ」という言葉をどこかで読みました。サッカーは足だけ使うから面白い、トランプは54枚だから想像力が広がる。

写ルンですが今流行っているのも、「シャッターを押すだけ」という自由の制限が良いルールとして機能してくれているのでしょう。同じ理由でこの「50mm」も一つのレンズという制限の中で挑戦をするというのが企画として良いなと思います。あと広角でも望遠でもない「50mm」という距離が逆に無限の可能性を想像させてくれますね。

ここまで期待が高まっている中、まだ僕がAmazonのボタンを押していない理由は仲良くて写真も上手いブロガートバログがこれを先に買ったらしく感想を聞いたら、微妙な反応が返ってきたから。

身近な人、かつ既に試した人の意見というのは力強いですね…。今もポチるかポチらないかの狭間にいます。

僕の”気になる”が誰かの”ときめき”に変わる時

モノマリスト本でも書きましたが、それぞれ一人ひとりに「ときめくモノ」とそのストーリーが存在します。

「このシャツ色も形も好みなんだけど、どうしてもサイズがない」なんてことは日常茶飯事ですよね。モノとしてはいいし、ほしいけれど、それは自分のためのモノじゃない。

自分にはブカブカな靴だけど、その靴は誰かの足にぴったりで、もしかしたら人生を変えるほど歩みを進めてくれるかもしれません。

僕のモノではないということは、同時にそれはきっと「誰かのモノ」であるということ。僕が良いなと思ったモノならば、自分は買わなくても(もしくは迷っている状態でも)その情報には価値があると思います。

僕の”気になる”が誰かの”ときめき”に変わるようなきっかけになれば嬉しいです。

月刊号もあるよ。

Monthly201804  1

「MONO LETTER」はモノに絞って編集してきますが、もっと広く音楽やマンガ、僕の考えといったことは月刊モノグラフでお伝えしていきます。monographのことが”気になる”方は是非こちらも合わせてお読み下さい。

月刊モノグラフ2018年4月号「その先へ」

ホーリーはこう思うよ。
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