2017年新型10.5インチiPad Pro登場!今回はiOSのアップデートが神がかってる!
今回のWWDCは情報が多い!
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。PITE.(@infoNumber333)です。
WWDCっていつもはソフトウェア的な発表がメインになることが多いのですが、今回はiOS11の発表に加えてなんと新デバイス高機能純正スマートスピーカー「HomePod」の発表や新型のiPad Proの情報が出てまいりました。まとめがいがありますね。この記事ではわかりやすく新型iPad Proの情報をご紹介いたしますのでちょうど買おうと思っていた方はご参考に!正直かなりオススメです。
2017年版iPad Pro登場!
噂はかねがねあったものの本当に出ました新型のiPad Pro。サイズ感や重さはほぼ従来の9.7インチ版と変わらないものの大きく変わったのが、
画面の大きさです。
2017年の新型iPad Proは9.7インチ版がなくなりベゼルを狭くした10.5インチ版のiPad Proに生まれ変わりました。本体サイズは変わらないのに画面だけ大きくなるってなんだか得した気分になりますね。9.7インチと比較して20%画面が大きくなっているそうです。
他にハード的な変更で言うとディスプレイのリフレッシュレート(簡単に言うと動きの滑らかさ)が上がりよりヌルヌルした動きを表現できるようになりました。使用しているアプリに合わせ動きの多いものはリフレッシュレートを上げ、静止画のような動きの小さいものはリフレッシュレートを下げるという形で体験の質とバッテリーの持ちのバランスを取っています。
パパっとデモの中で作られていたポスターがこちら。ものの数十秒で簡単に画像編集できちゃうんだなぁ。とにかく操作しているときのヌルヌル感がすごかった。
入力機器も改善
細かい部分ですが有線接続の反応速度や充電の速度も向上しているようです。
あと地味にSmartKeyboardがUS以外にも対応しました。JISキーボートユーザーはかなり嬉しいんじゃないでしょうか。
新型iPad Pro、価格は6万9800円から
そんなちょっとずつアップデートした10.5インチiPad Proですが価格は最低649ドル(69,800円)から。セルラーモデルだと84,800円からということです。
なんともうすでに購入が可能でお届けは最短来週中から始まるようです。他のデバイスが秋とか冬に出ると思うと今すぐ手に入るというのはそれだけで魅力的に見えてきてしまう…!
iPadはOSの進化がすげぇ。
今回割りとハードの紹介はあっさりと終わり長い時間が割かれたのがiPadにおけるiOS11の機能。正直僕も今回はこっちが目玉だと思います。
まずは機能としてiPadには「The Dock」という機能がつきました。
これはiPhoneやiPadのiOSのドックとMac OSのドックの間の子のような機能で、ホーム画面では通常のドックのように画面の下に配置されています。従来よりも多くのアプリを並べて設定して置けるようです。
さらにこのドックは他のアプリを開いている状態からでも呼び出すことができます。ここが一つ新しい機能ですね。
アプリを開きながらドックを開いて、画面内のドラッグしてスプリットビュー、なんていう動作も指先一つ。メモ帳や写真アプリなど何かと並行して使うアプリを置いておくと便利そうです。
アプリスイッチャーも一新
アプリスイッチャーも今までと見た目が一新し、コントロールセンターが併設、タイル状に画面のスクリーンショットが並び直感的にアプリを選びやすくなっています。これならスプリットビューとかも使いやすくなりそうですね。Macのミッションコントロールに近づいてきたイメージ。
ファイル管理、ドラッグ&ドロップができるようになった!
全世界のiPadユーザーの「待ってました!」という声が聞こえてきそうなのがこちら。ついにiPadでもファイルでのデータ管理とアプリ間のドラッグ&ドロップができるようになりました!
新しく追加された「Files」というアプリ。このアプリを使うことによってiPadの中のデータをフォルダで管理できます。まぁ元から何で無かったののかというのが疑問なくらいの基本機能ですがついにiPadでも使えるようになりました。フォルダの階層化や検索、タグ管理ができるのがどれだけ便利なことか…!
サードパーティのクラウドアプリにも対応!
icloudのみでなくしっかりとその他のサードパーティのクラウドアプリにも対応してくれています。DropboxやGoogle Driveが使えるのはでかいなぁ。
ファイルは一覧で更新日やファイル形式などの情報も見渡せるようになっています。これならほぼMacと同じ仕事ができる気がする。
スプリットビューで右にWebページを開いて左にエディタを開いて、右から左にそのまま文章や画像をドラッグ&ドロップ、みたいな直感的な動作ができます。
Apple Pencilとの連携もパワーアップ
iPad Proと言えばセットでついてくるのがApple Pencil。この連携もさらに使いやすくなっています。中でも個人的に刺さったのは「Instant notes」という機能。
名前の通り手軽にメモを取れる機能で、ロックしている状態のiPadをApple Pencilでポンと叩けばすぐにメモを取り始めることができるという機能です。さっとiPad取り出すとこまではカッコイイのに「アプリ開くからちょっと待って下さいね…」というのはもったいないですからね。
他にもメールやスクリーンショットに直接文字を書き込める機能も。編集者さんとかは原稿チェックにこれ使ったらカッコイイんじゃないでしょうか。
より仕事ができるデバイスへ
今回の発表を見ていて思いましたが本当にiPadとMacの境目がなくなってきていますね。ファイルのフォルダ管理が正直一番のネックだったのでそれがなくなればほぼMacと遜色のない使い方ができると思います。世の中に2in1ブックが続々と出てきている中Appleも確実にその路線に近づいてきていますね。
きっと近い将来iOSとMac OSは統合して一つのOSになる。そんな気がしてなりません。
WWDC2017の発表内容まとめはこちら!
今回内容盛りだくさんだったWWDC2017の内容はこちらの記事でまとめております!新型iPad Pro、Apple製スマートスピーカーなど意外とハードの発表が多かったですね。是非合わせて御覧ください!
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