やっぱりこれだね。国立商店のmacbook 12インチ用ブライドルレザースリーブ
2017/12/18
良いモノを見つけるということは同時に良いメーカーさんを見つけるということでもあります。僕はもう6年〜7年くらいの間Macbookを使っていますがほぼそれと同じ期間使っているのが「国立商店」さんという日本の革職人が作るブランドのMacBookスリーブケース。
先日の記事でも書いた通りMacbook Pro 13インチからMacbook 12インチへとメインマシンを買い替えたのでそれに合わせてケースも新しく新調することに。その際に幾つかまた選択肢を考えてみたのですが結局最後に行き着いたのはまた「国立商店」のレザースリーブでした。
国立商店のMacbook12インチ用ブライドルレザースリーブ
2年前にはMacbook12インチ用のオイルドレザースリーブケースを、そして先日まではMacbook pro 13インチ用ブライドルレザーケースを使っていた僕ですが、特に直近使っていた”ブライドルレザーケース”がとてつもなく上質で気に入っていて、次にPCを替えたとしても必ずこのシリーズをもう一度使おうと心に決めていました。
国立商店さんにMacbookを変えましたという話をすると快く商品を提供していただけることに。今回僕以外のdrip向けにも数点ご協力をいただいております。
箱から出てきたのは目に馴染んでいるブリテッシュグリーンの穏やかな色味の革。前回同様僕は今回も12インチ用のブライドルレザースリーブを選択しました。
薄くてコシの強いブライドルレザー
革厚わずか1mmという薄く漉いたブライドルレザー。英国の老舗タンナー「Thomas Ware & Sons」から仕入れた上質な素材を使用しています。買った直後には表面に薄く白いロウが塗られており、使っていくうちに徐々に内部に浸透し消えていくのを見るのがブライドルレザーの楽しみ方。僕の場合は毎日Macbookを持ち運ぶので前回は2〜3週間でこのロウが引いて行きました。
裏面はこのように上部に薄く切り欠きが作られておりMacbookを取り出しやすい機構になっています。内面にはマイクロファイバーが貼られるているので衝撃を吸収し優しくMacBookを包み込んでくれます。
側面のコバも四方きちんと丁寧に磨かれています。
13インチ用スリーブと比較
今手元にある13インチの同じシリーズのスリーブケースと並べて比較してみます。一回り小さくコンパクトな12インチのサイズ感はやはり見ていて愛らしいですね。やっぱりこのサイズ感が好き。
13インチ版もまだなんだかんだで半年ちょっとしか使っていないのでエイジングと言えるのかどうかわかりませんが、新品の頃と比べると大きな変化があります。
表面に塗られていたロウは完全に引き、少しずつ表面に光沢が。革は柔らかくなりMacbook Proの厚みに合わせるように伸びています。
表面には大小無数の傷がついています。僕の場合他のガジェット類とPCをカバンに入れることが多いので中でぶつかりあっているのでしょう。このケースの傷の多さはそれだけMacbookを守れたという証。ウチの子がお世話になりました。
12インチこそ、このケース。
新しいMacbook 12インチをいよいよ新しいスリーブに通す時が。これがこれからのお前の相棒だよ。仲良くするんだよ。
Macbookの輪郭に合わせるようスリーブケース自体は最初はかなりキツめに設計をされています。一ヶ月くらいは取り出すのに苦労をしますが、革が馴染んでくれば抵抗なくスッと引き出せるように。モノに合わせて後から形が決まるのは革モノの面白いところです。
Macbook12インチをすっぽりとはめてみるとその収まりの良さったらありません。1mmという極限に薄い革を使っているためMacbook12インチの魅力である薄さと軽さという二点を損なうことなく持ち運べるこのケース。デザインもシンプルで無骨、長く使えば味が出るという僕の好みにドンピシャのレザースリーブです。
そのまま小脇に抱えてもクラッチバックのように使えるこの見た目。僕の愛機を守るのにこれほど相応しいスリーブは他にきっとないでしょうね。早く手とMacbookに馴染むよう毎日大事に持ち歩いて行きます。
職人が作るレザースリーブ for MacBook(12インチ)