テーブルにエアープランツという小さな生き物を飼う。
2017/11/23
お陰様で忙しい日々が続いておりまして、あれやこれやと仕事を片付ける内にあっという間に一週間が終わります。気がつけばもう週末かということも多く、充実しているのか単に追われているのかはわかりませんが密度の濃い毎日です。
そんな目まぐるしい日々の中で、小さな僕の心の癒やしになってくれているのがテーブルの上に置いてある手のひらサイズのエアープランツ達。朝起きて背伸びをして、陽の光の当たるところに彼らが乗った小皿を置いて、霧吹きで水を吹きかけるというのが今の僕の一つの習慣。
中目黒で買ったエアープランツ
このエアープランツは中目黒の駅近くの雑貨屋さんで購入しました。知りませんでしたがエアープランツって思ったよりも高いんですね。一房300円から品種によっては1,500円するものまで。あまり値段は見ずに並べられているエアープランツの中から気に入ったものを選んでみたら意外と安いシャツ1枚分くらいの値段になってびっくりしました。
6種類の仲間たち
僕が今育てているのはこの6つのエアープランツ。買った時に一応それぞれの名前を教えてもらったのですが長くて覚えづらい名前だったので忘れてしまいました。ただ、こうやって見てみると同じように見えて全て違う種類の植物です。
触ってみると葉がしっかりしているもの、柔らかいもの、青いもの白いものとそれぞれの違いがよく分かります。今のところどれも元気に育ってくれているので嬉しい限り。
お皿に乗せて
場所を選ばずどこでも育つのがエアープランツの良いところですが、そのままテーブルの上に直接載せてしまってはコロコロとあちらこちらに転がっていってしまいます。なので僕は同じ雑貨屋さんで買った「HASAMI PORCELAIN.」の陶器の器にまとめて入れて置いています。この器もシンプルで視界を邪魔せず、乗せたモノの良さを引き立ててくれるので気に入って使っています。
水やりは新考社の霧吹きで。
水やりはmonographではかなりお馴染みの新考社のステンレス製霧ふき器で行っています。
ぐっと親指に力を入れるとじわぁーっと霧が広がり、押しているだけで気持ちが良い。こういう「触ってときめく」感覚が、良いモノには確実にあります。霧が均等に広がるので一箇所に水をあげすぎる心配もありません。
あまり水をあげすぎても良くないということなので霧を吹くのは3日に一回程度。冬場はもう少し抑えてもいいかもしれませんね。ただ、僕の部屋はエアコンが付いていて乾燥しやすい環境になっていることが多いので、月に一回は器いっぱいに水を入れて全身をたっぷりと水に浸してあげます。目に見えて葉が生き生きとしてくるので、見ていると自分もお風呂に浸ってリフレッシュしたくなります。
光の射す方へ、動く
このエアープランツ達、窓辺に置いていて気がついたのですが、毎日動くんです。少しずつ少しずつですが、ジリジリと陽が射す方に葉が向き、根がないのでそのまま体全体が移動していく。一週間もすると最初置いた配置からけっこう動いていることが見て取れます。
こうなってくるともう植物というよりも、ペットを飼っているような感覚になりますね。自分の向きを変えながら光の射す方へ進んでいく。忙しい日々の中で、彼らの小さな成長が僕に癒やし与えてくれ、時間の流れを教えてくれます。
彼らに明日も水をあげられるように今日も一日がんばろうと勇気をくれる、愛すべきモノです。