iPhone6s用にU-mobileの格安SIMを購入!通信料定額でLTE使い放題の実力はいかに。
2016/01/06
ついにMVNOデビュー!
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
去年iPhone6を買うためにApple Storeに並んでSIMフリーモデルを入手したのですが、結局KDDIの二年縛りがあったのでそれから一年間、ずっとAUの回線を使い続けていました。
そして待ちに待った2015年9月、ようやく2年縛りが解けるタイミングで前々から試したかったMVNOに手を出すことに。
今はいろんな会社からMVNOの格安SIMが出ているのでどれにするか悩んだのですが最終的に残ったのはNTTぷららモバイルかU-mobileの二択。
格安SIMに詳しい人ならわかると思いますが、どちらも通信量が定額でデータ使い放題のプランを用意している通信会社です。
もううんざりなんですよ、月々の通信量を気にしながら生活するのは!ちょっと動画を見たり、容量の大きいアプリを落としたりすると月間7GBなんてすぐにオーバーしちゃいますからね。
同じように毎月の7GB制限に悩んでいる人はきっと多いんじゃないでしょうか。電車の中でも「通信制限かかっちゃったよ〜」なんて会話をしている人を最近よく見かけます。
さらにiPhone6sからはカメラ機能が大きく向上するのでデータの通信量はさらに増えるのではないかという声も。
デバイスは進化しているのにいつまでも通信制限なんかに苦しめられながら使っていくのはナンセンスだということで今回僕は月額定額でデータ通信量に制限がない格安SIMを選ぶことにしました。大手キャリアに比べて月額通信料を低く抑えながらも、制限を気にすることなく使いまくれるなんて最高ですからね。
「ぷららモバイル」と「U-mobile」の二社の内、今回僕はU-mobileを選びましたがその理由は以下のとおり。
・ぷららには最大速度3Mbpsの制限あり
・U-mobileは最近設備投資に注力し通信速度が向上している
・橋本環奈がイメージキャラクター
まぁぶっちゃけて言うと通信量無制限ならどちらでも良かったのですが、U-mobileの方が使っている人が少なそうだったのでブログのネタにもなるかなと思いこちらを選択しました。
早速昨日から使い始めてみたので、使い心地や料金、設定方法について紹介しておきましょう。
U-mobile料金表(通話プラス)
U-mobileの月額料金は非常に単純明快で上の表が示す通り。
月額容量が決まっているものと使い放題のプランの2つに大別されます。
通話もできてLTEのデータ通信が使い放題で2730円って驚愕ですよね。今まで通信制限があるAUやソフトバンクに月額7000円近く払っていたのがバカみたいです。
ちなみに「LTE 使い放題」と「LTE 使い放題2」の違いは最低利用期間の長さ。前者は最低6ヶ月、後者は12ヶ月使い続けないと違約金が発生してしまいます。
僕は今回「LTE 使い放題2」の方を選んで契約しました。
ある程度長くは使い続けようと思ったのと、仮に他のMVNOに乗り換えたくなっても6ヶ月以上使い続ければ違約金は3500円しかかからないというのが理由。
U-mobile料金表(データ専用)
また、U-mobileには通話ができないデータ専用のプランもあります。
こちらは料金が安い上に期間の縛りもないので一瞬僕もデータ専用にしようかなと悩みましたが、やはり通話はどうしても必要だろうという判断で上記の「通話プラス」で申し込みました。
iPhone6に装着!
SIMカードが届いたので手持ちのiPhone6で実際に使えるのかどうかを検証してみることに。
docomoの回線を使うのでSIMカードもdocomo仕様。
iPhone6のサイズはnanoSIMです。
iPhoneの電源を切り、SIMのトレーを専用パーツで開ける。
このパーツはU-mobileではついてこないので、iPhoneを買った時のものを使います。
この作業をするのってホント1年に数回なのでいつも妙な緊張感があります。
U-mobileの(APN)プロファイル設定
SIMカードを挿すと自動で電波を拾ってくれますが、まだこれだけでは通信ができないので初期設定を行う必要があります。
Wi-Fiなどで通信が行える状態で、ブラウザのアドレスバーに「umobile.jp/i6」とURLを打ち込みましょう。
するとAPN(アクセスポイント名)を設定する用のプロファイルをインストールできるページが開きます。
あとは右上の「インストール」を押して、
パスコードを入力を入力すればハイ終了。
たったこれだけの手間で使いはじめることができます。超簡単ですね。
「MVNOはなんか難しくてめんどくさそう…」という印象がありますが実際はこんなカンタンに使い始められちゃいます。
U-mobile、速度はいかに。
後は気になる速度の話。
通信量無制限と言えど実際どれくらいの通信速度が出るのかを知る必要があります。
まず比較対象としてAUの回線で速度調査。
場所は二子玉川の蔦屋家電(16時)です。
めっちゃお洒落でした蔦屋家電。
さすが大手キャリアの回線というだけあってダウンロード速度は驚愕の「35.5Mbps」。改めて計るとと超速いですね。そりゃ快適に使えるわけです。
続いてU-mobileの速度。
ダウンロード速度は「1.06Mbps」と大きく下がりましたがアップロード速度は中々優秀。
色々な記事を見るともっと速度が出るときもあるし、逆に出ない時もあるみたい。
AUの数値に比べると大きく引けをとりますが、体感値的に普通にWebページを閲覧したり動画を見るには充分な速さです。スマホでそこまで高速な速度を要する作業ってあんまりありませんからね。
後は今後のU-mobileさんの回線増強に期待しましょう。
<ここから追記>
比較的通信の空いていそうな朝6時半頃に計測しなおしてみると電波二本でも普通に5.3Mbpsくらい出てました。
続いて出勤中に計測してみると6.3Mbps!中々優秀です!
そして六本木について計測したらなんと23.2Mbps
の好記録!!
ここが今のところ最高値。
その後回線が混んできたのか11時台では15Mbps。これくらい出てれば体感的にもかなりの速さを実感します。
混雑のピークであろう昼帯にはやはり通信速度は下がり1.3Mbps。
この辺りが下限の数値みたいですね。
昼休みの時間を過ぎると速度が回復して5.0Mbps。
14時台もいい感じ。
昼下がりの15時台でも安定して5.41Mbpsの速度が出ています。
19時台には帰宅しながらスマホをいじる人が多いのか2.3Mbps。
夜21時前でも3.2Mbps。
やはり他のユーザーの通信状況・混雑具合に大きく左右されるようですね。それでも最低でも2〜3Mbpsくらいは出ているので十分過ぎる。
参考として家のWi-Fiの速度
ちなみに家の無線LANでも速度を計ってみました。
体感値ではもっと速いと思ってたんですが実際はこんなもんなんですね。逆にAUが速すぎると感じるレベルでした。
容量制限ないのでテザリングもし放題!
とにかくU-mobileにして良かったと感じるのは、やっぱり月間の容量制限がないということ。
今までは制限が怖くておいそれとテザリングもできませんでしたが、これならほぼ繋ぎっぱなしでも問題ありませんからね。
これでようやくどこでも気兼ねなくPCで仕事ができるようになりました。
U-mobileの特徴を最後にまとめると、
・月額料金が安い(2730円)
・データ通信し放題
・速度は最低1Mbpsから調子よければ10Mbps(2015年9月現在)
こんな感じ。
月額料金高くても高速通信が使いたい!という人はキャリアを選んで、通信速度はそこまで気にならないからとにかく容量無制限で使いたいという人はU-mobileを選んだらよいのではないでしょうか。
とは言えキャリアでも月間7GBを超えたら超低速の通信速度になってしまうことを考えたら、安定した速度でずっと使い続けられるU-mobileの方がいいんじゃないかなと思いますが。
これからSIMフリー戦国時代に入る今、データ通信使い放題の二社は是非チェックしておきましょう。
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