歩く景色に立体感と彩りを。持ち運べるライブハウス「Bower&Wilkins PX7 / Pl4」レビュー【PR】

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IMG 0394のコピー

日々の暮らしの中、僕はいつどんな時に音楽を聴いているだろうと、ふと考えてみる。

家には大きなスピーカーがあるし、職場でもホワイトノイズ的なBGMとして音楽がかかっていることが多い。でも一番「きちんと」音楽を聴いているのはきっと、朝晩会社から家までの「歩いている時間」だと僕は思う。

今日はこれから何をしようかな、今日も一日大変だったな、とあれこれ考え事をしながら、音楽に耳を傾け、澄ませ、没頭する。この時間が何よりもの自分へのご褒美で、安定剤。

家に着くのが惜しくて、もう少しだけ散歩して帰ろうかな、なんて思ったりもするくらい気がつけば音楽を愉しみ、向き合っている自分がいる。

「移動中なんてまともに音楽を聞けないんだから、安いイヤホンでもいいでしょ」という人もいるが、僕の意見は真逆で「移動中」こそできる限りの視聴環境を整えたいなと思うのです。

改めてそんなことを考えるきっかけになったのは、以前、日々に溶け込む、ノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホン「Bowers & Wilkins PX」という記事でご紹介した、イギリスの老舗オーディオブランド「Bower & Wilkins」。

今回また新たに製品をリリースされるということで実際に触ってみたところ「そうそう、こういうのを待ってました」という仕上がりだったので皆さんにもご紹介したいと思います。

持ち運べるライブハウス「Bower&Wilkins PX7」

複数新商品を送っていただいたので、順番にご紹介。まずは今回のラインナップのメインを張る「Bower&Wilkins PX7」から。

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まるで某リンゴマークのメーカーのように、密閉感が高く空気を吸い込みながらゆっくりと開く箱。

箱の中にはグレーのキャリングケース。柔らかい素材で本体を包み込んでくれます。

上部にはポケットが付いているのでイヤホンコードを収納して持ち歩くことができます。

PXシリーズ、正統なる後継機

以前触れた「Bower&Wilkins PX」の後継として誕生した「PX7」。従来のデザインを踏襲しつつも柔らかな曲線的な丸みを帯びた、クセのないシンプルなデザインに変化しています。

僕が選んだのは「スペースグレイ」というブラックに近い色味のモデル。デザインと相まってどんなファッションやシーンにも溶け込みそうなヘッドホン。

ヘッドホン内部には装着する耳を支持するアルファベットが。
イヤーパッドはふわりと柔らかく、側圧も低めなので心地よく耳を包み込んでくれます。

ややマットな光沢があるハウジング部分には「Bower&Wilkins」の名前のみが潔く刻まれています。

没入感のあるオーバーイヤー型

「PX7」は耳を外側からすっぽりと包み込む、オーバーイヤー型のイヤーパッドを採用。外部の音を遮断し密閉された空間の中に極上の音場を作り上げます。ぴたっと吸い付くような程よい側圧で、音楽をかければ自分だけのライブハウスに早変わり。

最近では完全ワイヤレスのイヤホンが流行っていますが、どうしても音場の広さやダイナミックさという点ではドライバー径の大きなヘッドホンに部があります。

そして「Bower&Wilkins」という老舗オーディオブランドが作っているというだけあってその音の質は極上。

しなやかに跳ねるスネアのインパクト、層になって降り注ぐリバーブの残響、頭の奥までスコンとストレートに届くボーカルの透き通った声。

この立体感と解像度は「音作り」を超えて「空間作り」という概念に近いのかもしれません。

確実なレスポンスを感じる操作系

音量の調整、音楽のオンオフ。スマホとの連携はされているとはいえ、歩いている時などは直接ヘッドホンで操作をしたいという場面が多々あります。

その際大切なのは各操作系のレスポンス。しっかりと「押した」「反応した」ということが分かるといいのですが、ここが不明瞭だったり動かなかったりすると小さなストレスになってしまうんですよね。

「Bower&Wilkins PX7」の場合はそこを考慮しているのか、大きめでクリック感の大きいボタンを採用しています。見えずとも感触で操作ができるようなしっかりとした存在感のある操作系。

USB-C対応で30時間連続再生可能

個人的にやっぱり嬉しいのはUSB-Cでの充電に対応しているという点。僕は身の回りのモノを全てUSB-Cに統一しており、ケーブルも一本しかないのでこれで充電できると助かるんですよね。

バッテリーの持続時間も長く、30時間の連続再生が可能です。完全独立型は4~5時間ごとにこまめな充電が必要になるので、一度の充電で長く使い続けられるというのはありがたいです。

ほどよく自然なノイズキャンセリング

この「Bower&Wilkins PX7」には周囲の雑音を消すノイズキャンセリング機能がついていて、より音楽に集中できるような設計になっています。

ノイズキャンセリングの強度は「High」「Auto」「Low」の三種類があり場面に応じて切り替えが可能で、切替時の音声も短く自然な流れで変更することができます。

強度は選べるもののノイズキャンセリングの強さ自体は全体的にそこまで強くはなく、衣擦れや車のエンジン音、カフェの会話などの生活感を少し和らげてくれる程度。

以前別のヘッドホンでノイズキャンセリング搭載のモデルを試したことがあったのですが、僕には少し強すぎたのか耳に圧迫感を感じ頭が痛くなってしまった経験があるので、正直これくらい優しい感じでいいのかなと思います。

そもそもオーバーイヤーで密閉度が高く、音楽をかけてさえしまえば周囲の音はほとんど気になりません。

動作に紐づく、自動オンオフ機能

このヘッドホンシリーズの中で気に入っているのは「着脱に合わせて音楽をコントロールしてくれる」機能。

とっても単純な話で、ヘッドホンを外すと音楽を停止してくれて、

ヘッドホンを付けると続きから再生してくれるというなんともシンプルで親切な機能です。いちいちスマホを取り出す必要も、ボタンを押すこともない。

これはぜひ全世界全てのヘッドホンに付けて欲しい機能ですね。

専用アプリでスマホから簡単設定

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Bower&Wilkinsのイヤホンには専用のスマホアプリがあり、イヤホンの設定を行ったりソフトウェアのアップデートなどを行うことが可能です。

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アプリ側から接続する機器を切り替えられたり、

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ノイズキャンセリングのモードを変更したりすることができます。
デザインやアイコンがミニマルで、必要十分な感じが海外のメーカーらしく潔いと思います。

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ヘッドホンをカジュアルに。「Bower&Wilkins PX5」

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今回「PX7」と同時にやや小さめサイズの「PX5」というノイズキャンセリングヘッドホンもリリースされることになりました。

こちらは「PX7」のように耳を覆う「オーバーイヤー型」ではなく、耳の上に乗せるタイプの「オンイヤー型」のヘッドホン。

ハウジングがコンパクトになったことによって、持ち運びやすく見た目もカジュアルに演出することができます。

着用していて思いましたが、寒い冬の季節にこそ耳当ての代わりになるヘッドホンはありがたいですよね。耳も心も暖めてくれる。

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「PX5」にはスペースグレーとブルーの2色のカラーバリエーションがあり、こちらはブルーのモデル。内部にはソフトレザーが使用され柔らかい肌触りに。

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「PX7」より一回り小型、かつ241gと軽量なので首元に下げておいても負担なく生活することができます。ファッションのアクセントして取り入れやすい一台ですね。

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小型な分ドライバーサイズが小さく、オーバーイヤーのような没入感はありませんが、それでもやはりイヤホンとは一段違った音楽体験を味わうことが可能。

見た目のカジュアルさ・取り回しやすさを実現しつつ、音質へのこだわりも捨てたくない人向けのバランスの取れた一台だと思います。

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“あえて”ネックバンドな「Bower&Wilkins PI4」

今回、ヘッドホンタイプの「PX7」「PX5」と同時にイヤホンタイプの「Bower&Wilkins PI4」もラインナップに追加されています。

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この「PI4」は左右のイヤホンが繋がったネックバンドタイプのBluetoothイヤホン。最近ではそれぞれが独立した完全ワイヤレスイヤホンが人気になってきていますが、この「Pl4」を触って「ネックバンド式もいいな」と思ったポイントがいくつかあるので少し語ります。

音質は完全ワイヤレスと一線を画する

まず言えるのは「音質」の部分。独立型のイヤホンはその構造上、左右のユニットに電池、通信ユニット、ボタン等必要な機能を全て詰め込まなくてはいけないため、どうしても音楽再生の要素に避ける物理的な容量が少なくなってしまいます。

顕著に現れるのはイヤホン内部のドライバー径。どうしても従来のイヤホンに比べるとまだ小さく弱いドライバーを搭載することになってしまうことが多いのです。左右のユニット同士を無線で繋げなければいけないのでラグが生じてしまうというデメリットの一つ。

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一方、ネックバンド式のイヤホンはバンド部分に上記の機能を移動させることができるので、イヤホン部分にきちんと力を注ぐことができます。

この「PI4」も14mmの大型ドライバを使用し、小さいながらも十分パワフルでダイナミックな音楽を鳴らしてくれます。

やはり一般的な完全ワイヤレスと比べてしまうと音質面では圧倒的に分があるなと感じざるを得ません。

ノイズキャンセリングも搭載

そしてこの「PI4」はイヤホン型でありながらノイズキャンセリングも搭載。耳の中に入れ込むカナル型の構造に加えて周りの雑音を低減してくれます。

バンド部についたこちらのボタンでノイズキャンセリングの強度を選択可能。

反対側のユニットでは曲送りや音量調節ができます。ヘッドホンシリーズ同様こちらもボタンが大きくわかりやすいので目で確認することなく操作できますね。

マグネット着脱による自動オンオフ

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「PI4」のハウジング部分にはマグネットが内蔵されており、左右のユニットを近づけると「パチン」とお互いがくっつきます。

これは持ち運ぶ際にまとまって便利、という単純な便利さもありますがもう一つ役に立つ機能が。

それは自動再生/停止機能。

音楽を再生中でもユニットをくっつけると流れている音楽が止まります。

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逆にマグネット部分を話すと音楽が再生されます。ヘッドホンの「PX7」の着脱連動再生機能を、イヤホンという形に落とし込んで実現したアイデア。

こういう行動に直結した機能は使っていて気持ち良いですし、恩恵を感じやすいですよね。

USB=C対応で、12時間連続再生

こちらもUSB-Cでの充電に対応。連続で12時間の再生が可能なバッテリーを積んでいます。

完全独立でここまで連続再生時間が長いものはないので、外で長時間作業をするような時はやはり便利ですね。

42gの軽量モデル

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さらに実際に触ってみて意外だったのがその「軽さ」

なんとネックバンド部分合わせて42gしかないというから驚きです。ほぼ空気ですね。

コンパクト・軽量が売りの完全ワイヤレスでもケースを入れると割と重くなってしまので、むしろネックバンド式にしたほうが実際は身軽なんじゃないかと思ったり。

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まとめて鞄の中に突っ込んでおける手軽さ、左右どちらかがなくなる心配もありません。

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音質が良くて、思ったよりもコンパクト。見た目や新しさではなく中身の良さで考えるなら「PI4」という選択肢はありだと思います。

ネックバンド・エントリーモデルの「PI3」

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ネックバンド式のイヤホンにはエントリーモデルの「PI3」という機種も用意されています。

ノイズキャンセリング機能こそ付いていないものの、マグネットでの着脱操作・USB-C充電等「PI4」の主要な機能は踏襲。

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手軽にコンパクトに、音質良く曲を聴きたいという場合はこちらのモデルでも十分楽しむことができると思います。

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ノイズキャンセリング付きの「PI4」が50,000円(税抜)なのに対し、「PI3」は30,000円(税抜)なので、自分に必要な機能を考えて選んでほしいですね。

また、今回発売した4つのモデルはBluetoothの通信方式に最新の「aptX adaptive」という規格が使われているため、ゲームや動画など動きのあるものを視聴していてもラグがなく自然に再生できるというのも嬉しいポイント。

音楽や映像を聴くだけでなく、創る人にもオススメできるシリーズです。

歩く景色に立体感と彩りを。

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忙しく自由な時間が取れない日々の中、一日働いて家に帰ったらそりゃスマホを触りたいし撮り貯めた録画を見ながらくつろぎたい。

他にもやりたいことがたくさんある中、集中して「音楽だけ」と向き合えるような時間って意外と少ないのかもしれません。

僕の場合は「朝晩の徒歩通勤」がじっくり音楽を聴いて、これから始まる一日の気分を上げたり、頑張った一日をねぎらってくれる大切な時間。

だからこそ、今一番良い環境で耳と心を喜ばせてあげたいと、僕は思います。

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ホーリーはこう思うよ。
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冬は耳当てになるっていうのはヘッドホンの意外で大きな利点だなと改めて今感じています。

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