規格を統一して小さな効率化。名刺をカードサイズに変えました。
モノを一つ変えると、中身やその周りのモノも変わっていく。普段見落としてしまう場所にも、目が行くようになる。
それの連鎖反応を繰り返して生活が変わっていく。
そんな考えで僕は日々周りのモノを更新しています。
僕が会社で作ったキャッシュレス時代の理想の財布「PRESSo」も同様に、「手に取ることで生活が変わる」というテーマに根ざした財布。
財布自体を小さく薄く、制限を持たせることで、日々持ち歩くモノを見直そうという想いと共にある製品です。
僕自身にも、変化が。
そんな「PRESSo」の力を改めて信じさせられた出来事が最近ありました。
毎日使っている僕自身に一つの変化があったのです。
それは「名刺のサイズを変えた」こと。
「PRESSo」は長方形でカードケースや名刺入れとしても使える見た目をしているので、僕はこれまで自分の名刺を数枚入れて持ち歩いていました。
仕事で急な出会いが発生するのは日常茶飯事なので、常に持ち歩く財布に入れておけば、いつでも名刺交換ができるという考えです。
しばらくは何の疑問も持たずにその運用を続けていたのですが、ある時気づいたんですよね。
「名刺は大きい」ということに。
てっきりその他のカードと同じくらいの大きさかと思いきや、「PRESSo」に入れると少しだけ縦にはみ出てしまうのです。
調べてみると一般的なクレジットカードのサイズに比べて日本の一般的な名刺は縦に5mm長いのだとか。
名刺だけの規格って必要だろうか?
縦に伸びる名刺を見て、一瞬「名刺が入るサイズのPRESSoを作ってみようか」という考えがよぎったものの、すぐに撤回。
よく考えたら名刺のサイズのモノって名刺しかないんですよね。そのために他の規格をいじるのは理にかなっていない。
一方クレジットカードのサイズは世界共通。どんな場所でも機械でもこのサイズで統一されています。
ならば合わせるべきは名刺の方。
とうことで、僕の名刺は全てクレジットカードサイズに統一することにしました。
探したら作る方法はたくさんあり、僕はラクスルで一枚25円程度で作ることができました。
他にもこのサイズで作っている方をたまに見かけますし、一度変えてしまえば違和感はなし。
もらった名刺はどうするの?
ここで来そうな質問として「もらった名刺はどうするの?」というものがあるので回答をしておくと、僕は名刺はもらったらすぐに名刺管理アプリに登録して捨てるようにしています。
名刺は物体というよりも情報としての用途がメインです。であれば、いつでも瞬時に検索しやすいデータに変換してあげた方がより効率的に使うことができます。
家で保管をしておいても取り出すことは年に数回ですし、物理的に名刺を探すのは結構手間なんですよね。
ならば潔く、その日の内にデータ化して捨ててしまうというのが僕のルール。
アプリはEightという名刺管理アプリを使っています。写真をパシャリと一枚撮るだけで他にすることはないので全くストレスはありません。
その日にデータ化すれば日付も残るので「あの人なんて名前だっけ…?」というときにスケジュールから逆算して調べられるというのも便利。
当たり前を、見直そう。
今回「PRESSo」を使い、今まで何の疑問も持っていなかった「名刺のサイズ」を見直すことができた、ということ自体が「PRESSo」を作った意味だと改めて感じています。
同じ様に「PRESSo」が誰かの財布の中身を少しでも見直すきっかけになっていれば、僕は嬉しいです。
キャッシュレス時代、メンズコンパクト財布の究極系「PRESSo」
動画でも解説しています。
名刺を変えた話は動画でもお伝えしています。サイズ感や収まりの感じは分かりやすいと思うのでよかったらご覧になってみて下さいね。