フェローズバンカーズボックスを重ねて引き出しに変える「ファイルキューブ」
2018/08/03
整理整頓が趣味です、と言ってしまうほど僕は部屋の片付けが好きです。
身の回りに置かれているモノはその人の好みや考えを映す鏡。それが散らかっているとどうにも落ち着かないんですよね。
何か別のことをしようと思っていても、先に目の前に置かれている洗濯物や洗い物を済ませてしまいたくなる。これはこだわり、というよりも単純な僕の性分ですね。
Fellowsのバンカーズボックスは整理整頓の基礎
僕が日常的に使っているのがFellows(フェローズ)のバンカーズBoxという収納アイテム。
ダンボールで作られた折りたたみ式の箱で、使わないときは畳めるし取っ手が付いているので引っ越しのときも持ち運びラクラクという便利アイテム。
モノマリスト本の中でも紹介していますし、2年前にも一度記事を書いておりますので気になる方はこちらご覧ください。
「フェローズ バンカーズボックス」見せる収納になるイケメンダンボール
重ねると下の箱が取り出しづらい
中身を小分けにできるし重ねる順番も入れ替えられるので気に入って使っているのですが、一つだけ不満に思っていたのが「重ねると下の箱の中身が取り出しづらい」という点。
蓋が付いていて上から開けるタイプの収納なので上に箱を乗せてしまうといちいち乗っかっている箱を降ろして、目当ての箱を開けて、蓋を閉じてまた箱を乗っけて、という動作が面倒だったんですよね。
バンカーズボックス「枠」を与える「ファイルキューブ」
バンカーズボックスの「下の箱取り出しづらい問題」を解決するために導入したのが同じフェローズ製の「ファイルキューブ」という商品。
バンカーズボックス専用の「枠」を作って立体的に箱を並べられるという製品です。まずは百聞は一見にしかずということでモノ自体を見せていこうと思います。
上の写真はパッケージの中に入っていたダンボール製のパーツ。
メインのパーツはダンボール製の箱で、開くとパコッとパーツが噛み合い底が固定されます。
三つ折りの補強パーツを箱の中に挿入。
このパーツに小さな溝が複数切り込まれていて、この溝にツメを引っ掛ける形でダンボールのパーツ同士が固定されるという仕組み。毎度思うけどフェローズのアイテムは仕組みが良くできている。
先程のパーツに乗せる形で鉄枠の補強を入れます。
このファイルキューブは片面の側面が空く設計になっているので、強度を保つための仕組みですね。
上下左右のベロを内側に折りたたんで出来上がり。
パチンパチンと止めながら、一つ3分もあれば組み立てられます。
これがファイルキューブの基本形。
この中にバンカーズボックスを入れて引き出しのように使うというアイテムです。
重ねるためのツメ
こちらのファイルキューブは3枚一組で売られているので上下に重ねて棚として機能させることが可能です。
その際に使うのがこのプラスチック製のツメ。
これをファイルキューブの上部に中側から設置すれば上に乗せたファイルキューブの溝と噛み合いずれない仕組みになっているというわけです。
3段重ねてみたのがこちら。10分そこそこで立派な棚が部屋の中に生まれました。バンカーズボックスを持っていなくても純粋にシェルフとして使うのも良いですね。
中にバンカーズボックスを収めてみるとこんな感じ。
専用に作られているだけあって四隅がぴったりと合い、それでいて引き出すときもスムーズ。これで下の箱だけでも個別に取り出せるようになり、よりバンカーズボックスが便利に使えるようになりました。
組み合わせで自分だけの棚を作ろう
僕はバンカーズボックスをたくさん持っているので、ファイルキューブも3セット(合計9箱)を一度に揃えてみました。
こうして整然と同じ箱がきちっと並んでいる姿を見るのが好きなんですよね。
箱の重ね方は自由なので、2列に高く並べても良いし、4列で薄く広げても良い。シンプルだからこそ自由度高くカスタマイズできるというところも気に入っています。
僕は上下左右均等に3×3列で並べてみました。
この中に僕の生活用品のほとんどが詰まっているので引っ越しの際もこの箱を一つずつ両手で運ぶだけ。
軽くて便利で見た目も男前な、僕だけの紙の棚。