畳まずに、吊り下げる。パンツ用マワハンガー。
ドラム式洗濯機に衣類を放り込み、乾燥まで終わったほかほかの洗濯物をテーブルの上に広げ、好きな番組を見ながらアイロンをかけるのが僕の大好きな時間。
Tシャツや下着などはアイロンをかけた後同じ大きさに畳んで棚にしまうのですが、シャツとパンツに関しては僕は畳まずにアイロンをかけたらそのまま、”吊り下げて”います。
これは面倒だから、というわけではなく折ジワが付いてしまうのを避けるため。シャツやジャケットの類は無印良品で揃えた木製のハンガーに吊るしてクローゼットに掛け、パンツの類はMAWAのパンツハンガーに掛け、しまっておきます。
MAWAのパンツハンガー
「MAWA(マワ)ハンガー」という名前を聞いたことはありますでしょうか。
「MAWA(マワ)」というのはドイツのミュンヘンで生まれたブランド。細い針金に滑り止めのコーティングがされているだけというシンプルなアイデアのハンガーで世界的に有名になりました。
上着やシャツ用など多くの種類が用意されているのですが、僕はこれのパンツハンガーが気に入り、家の中のパンツは全てこれで吊り下げるようにしています。
スッと差し込む
ハンガーの片側が切れたような特殊な形状をしているこのハンガーは、このように二つ折りにしたパンツの間にスッと差し込んで使います。普通のハンガーだとパンツをハンガーの輪っかの中に通さなければいけないのですが、これなら折り返した状態を崩さず使えます。このちょっとした気遣いが毎日の繰り返しの中で積み重なる。
滑らない、落ちない。
マワハンガーの半分には特殊な滑り止めのコーティングがしてあるのでどんな素材でも一度通せばガッチリとホールドしてくれます。常にパンツをぴんと張った状態で保持してくれ、気がついたらクローゼットの奥の方に落ちていた、なんてこともありません。
マワハンガーで揃える。
数本試してみて、これは良いモノだということがわかったので僕はこのパンツ用のマワハンガーを7本クローゼットの中に揃えました。
身の回りの、毎日使うモノに関しては同じモノに揃えるというのが僕の生活の決まりなので、それに準じた形です。
この判断は大正解で、パンツをクローゼットの中にマワハンガーで吊ることによって、中身がすっきりとしパンツの一覧性が大きく上がりました。一つのクローゼットの中で上着とパンツが一度に見れるのでその日のコーディネートも考えやすく。
細くシンプルで無駄がないハンガーなので幅も取らずパンツが増えても大丈夫。
ミニマルだけど高機能な針金
クローゼットの中で場所を取らず、パンツのシワを伸ばしながらすっきりとした印象で収納できる一本の針金。
職人のコーティング技術とミニマルな発想の両者があって初めて成り立つアイテムです。
次の記事は「狭間」のグラスを。
日常使いのモノを揃えたい、という方に次にオススメしたいのはこちらの「ヴィジョングラス」という名前のインド製ガラスコップ。ミニマルなデザインの中に色んなストーリーと機能が詰まった掘り甲斐のあるコップ。
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