ポケットに入る大容量モバイルバッテリーの最新作「ANKER POWERCORE Ⅱ 10000」
2017/12/18
定期的に変わる僕の鞄の中身ですが、その中でも長きに渡り鞄の中に居座っている『殿堂入り』とも言えるアイテムがあります。それがANKERが出している「Anker PowerCore」というシリーズのモバイルバッテリーです。
スマホの半分くらいしかない小さなサイズ感の中に10000mAhという大容量の電力を入れて持ち運べる、非常に電力と体積の効率が良いこのシリーズ。今回その最新作が発売されたということでANKERさんから一台新モデルをいただきました。前作に比べ更に進化を重ねた世界最小モバイルバッテリー。今回も良い出来に仕上がっています。
ANKER POWERCORE Ⅱ 10000 レビュー
こちらが新たに発売された「Anker PowerCore II 10000」。以前出ていた「Anker PowerCore Speed 10000 QC」の正統進化モデルです。安定感ある黒一色のいつものANKERデザイン。ガジェット界のユニクロの流れをそのまま汲んでいます。
入出力どちらも高速充電に対応
搭載されている出力用のUSBポートは一つ。そしてバッテリーへの充電用にMicroUSBポートが一つ用意されています。
今回は前作よりもバッテリーの入出力の速度が改善されていて、バッテリーからスマホへの充電・コンセントからバッテリーへの充電の両方が1.8倍速くなりました。ほぼ2倍と考えると素晴らしい進化ですね。
バッテリーへの充電は4時間ほどで完了するので時間がないときでも安心。蓄えたバッテリーを使えばiPhoneシリーズを約3回分満充電することができます。しかも急速に。
LED Wheel搭載
ANKERの一部の大容量バッテリーで採用されていた円形の光で充電量を示す「LED Wheel」が今回「Anker PowerCore II 10000」にも搭載されました。バッテリーに充電しているとLEDがくるくると回り、ポップに残りの充電量を示してくれます。
前モデルと比較
続いて前作の「Anker PowerCore Speed 10000 QC」と比較をしてみましょう。
バッテリーの充電量は同じですがサイズ感は今作の方が一回り小さく仕上がっています。また前作は筐体がつるっとした質感の肌触りでしたが、今作は表面に微細な切れ込みがある「ストライプメッシュ」という加工が施されていて触った時に確かなグリップ感があります。
インジケータ部分はこのように4段階から8段階へ変化。ボタンとインジケータが同化しよりミニマルでわかりやすいデザインになりました。
持ち運びならこれ一択。
「Anker PowerCore II 10000」の魅力は何と言ってもそのサイズ感でしょう。iPhone Xと並べてみてもこのサイズ感ですからね。1泊2日の旅行であればこれ一台で十分まかなえてしまいます。
またいざという時に助かるのがMacbook12インチへも充電ができる点。
一日出歩く日に電源が使えるカフェを見つけられないことも多く、Macbookの充電が本当にピンチになった時にこの小さな相棒に何度助けられたことか。
MacbookはmicroUSBにUSB-Cアダプタを付ければモバイルバッテリーからでも充電が可能。10000mAhあれば満充電とはいかなくとも半分くらいは充電できますし、作業時間で言えば2時間ほどは延命させることができます。
鞄やポケットにさっと滑り込ませておくだけで一日不安なく活動できるお守りのようなアイテム。今持ち歩き用のコンパクトなモバイルバッテリーをお探しならこれが最適解です。