レッドシダーが香る。Amazonで買えるおすすめシューキーパー
2017/11/23
これは入れなきゃダメ、ゼッタイ。
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。PITE.(@infoNumber333)です。
ここのところの一年間で少しずつ靴を揃え始め、家の下駄箱が埋まるくらいにはなりました。服の中でも靴は一番長く使えるモノ。きちんとした靴を買えば数年、数十年と愛でることができます。そういう意味では靴は財産と言っても過言ではないでしょう。
しかしどんなに良い靴を買っても使い方が悪ければすぐに履き潰れてしまいます。僕も今回一つ過ちを犯してしまいその反省の意味を込めこの記事を書いています。
結論から言うと、革靴には必ず、「シューキーパー(シューツリー)」を使いましょう。
半年間片足だけシューツリーを使わなかった革靴
まずは上の写真をご覧ください。これが全てを物語っています。
ちょうど半年前くらいに今の新しい家に引っ越してきたのですが、その際に革靴に使っていたシューキーパー(靴の形を整える木型)を左足だけ何故か紛失してしまいました。その頃からビジネス用の革靴を履く機会も少なくなっていたのでまぁ良いかと思い半年間放置をしていた結果がこれです。
見てわかると思いますが、ずっとシューキーパーを入れていた右足と入れてなかった左足で靴の形が全然違ってしまっています。ジャランスリワヤという質の高い革靴メーカーの靴なのですが独特のシャープな質感が薄れクタッとよれた形状になってしまいました。
履き口もこのようにガタガタ。だらしなく広がっています。
何となくシューキーパーの重要性は分かっていたつもりでしたがまさか半年でここまで変化があるとは…。まだ間に合うと思い、この状態に気づいてから急遽新しいシューツリーを購入しました。
glossychoeのシューキーパー
Amazonで注文し、翌日に届いたこちらのシューキーパー。「glossychoe」というメーカーの製品で、調べた所好意的なレビューが並び値段も2,000円ちょっとと手頃だったので即決で購入。
ダンボール製のパッケージの中に、包装紙に包まれて梱包されています。
ガサガサと音を立てながら中身を取り出そうとすると、急にふわっと樹の香りが。
レッドシダーが香るシューキーパー
このシューキーパーに決めた理由はレビューに書いてあった「レッドシダーの香りがとても強いです」という一言。買うまでは半信半疑でしたが実際その通りで開けると爽やかな樹の香りが辺りに立ち込めてきました。
レッドシダーという素材がこのシューキーパーには使われており靴の除湿と脱臭に役立ってくれます。これは良いモノを買えた予感。
実際、その値段に対し質はかなり高く表面は滑らか。木の毛羽立ち等はなくすべすべと質感に仕上がっています。
このように爪先とかかと部分に張力が生まれるように各部にバネが仕込まれています。
爪先部分をアップ。足の甲部分にも適度な盛り上がりがあり、表面の革が張るように調整されています。
かかと部分は中央で曲がるような構造なので靴に入れる、取り出すときもスムーズ。
この取っ手部分はドアノブ状の形状とリング状の形状の2つから選ぶことができるのですが、僕はリング型を選択。輪に指を引っ掛けて軽く引っ張るだけで取り出せるので気にいっています。
木材と金属の組み合わせって男には堪りませんよね。
値段は安いですが鑑賞にも耐えうる美しい製品だと思います。
革靴にセット
先程のジャランスリワヤの革靴にシューキーパーをセットしてみましょう。クタッとよれていた左足の革靴が、
シューキーパーを入れたらこんなにハリを取り戻しました!
このままの状態で数日置いておけば型がついてきっと復活してくれるはず…。せっかくなのでクリームも塗って栄養を補給し、きちんと磨いてしまっておこうと思います。今まで半年ないがしろにしてゴメンね。
シューキーパーという「型」に嵌めるだけで見違えたように格好良く見えますね。いやぁこれは良い買い物をしました。
値段的にもハードルが低いので家にある革靴全部にこれを使おうと思い追加発注。新しく買ったローファー、nanamicaとDr.Martensのコラボシューズ、COLE HAANの革靴にもこれを使っています。どれもお気に入りの良い靴なのでできるだけ長持ちするように。形が全部同じなので下駄箱の中にも統一感を出せるのが良いですね。
当たり前を、大切に。
正直、革靴にシューキーパーを使おうというのは当たり前の話なのですが、その当たり前を怠ってしまうと後悔しますよという話でした。人間やはり自分で身を持って不利益を体験しないとその大切さを理解できないものですね。反省しました。
皆さんの中にも革靴を持っているけどシューキーパー使ってないよという方がいましたら僕を反面教師に、今すぐ用意してあげて下さい。「当たり前」を見くびってはいけません。