さようなら僕の相棒12インチMacBook。よろしく13インチMacbook pro。
別れはある日突然に。
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。PITE.(@infoNumber333)です。
すみません、今日は読者の皆様のためというよりも自分のために記事を書きます。端的にいうとMacbook pro 13インチを買って今まで使っていたMacbook 12インチを手放すことにしました。
僕の相棒12インチMacBook
僕は本当に12インチのMacBookが大好きでした。WWDCで初めてその洗練された姿を見た時から「オレの相棒はこいつしかいない」と決めていました。発売日より少しだけ待って1.3GHzのCTOモデルを手にした時は思わず6000字にも渡る熱のこもった長文レビューを勢いで書いてしまったことがまだ記憶に新しいです。
こんなに薄くて軽いのに大抵のことはできてしまう最高の相棒。ブログを書くくらいならこれで僕には十分だと本気でそう思っていました。
Lightroomが重い
Macbook12インチを使い始めてから1年と少し、去年の秋頃から「Macbookでは限界なんじゃ…」と思う出来事が。それがLightroomの導入。
さすがにRAWファイルの大量の管理や現像を繰り返しているとMacbookのCPUでは限界があり、現像中は他のことが一切できないほど動作が重くなってしまいました。
写真のクオリティを上げるためにはもっとハイパワーなMacが要る。物理的な軽さとを薄さを引き換えに僕は動作の「軽さ」を求めるように。
Macbook proを衝動買い
買い換えようか、まだこの相棒を頼ろうか悩んでいた頃、事件は渋谷で起きました。何の気なしに友人と立ち寄った道玄坂のヤマダ電機の1Fに置かれていた13インチのMacbook pro(タッチバー付き)。
あぁーいいなぁーと思っていたらいつの間にか口が勝手に「これ2つ下さい」という意味の言葉を発していました。そして気がついたらMacbook proを抱えて家のドアを開ける自分がそこにいました。あれ?おかしいな~と思いつつも心のどこかに不思議な納得感が。
そうなんです実はずっと前から気がついていたんですもうMacbookに限界が来ていることに。それを”相棒”と名付けることによって自分を騙していたんです。心が拒んでいても理性がMacbook proを買ったんですね。道理で今僕の手元にあるMacbook proは快適そのもの。Lightroomを開きながらでもサックサクに動作をしてくれます。
Macbookとの別れ
精神的にも物理的にも辛かったのは12インチMacbookのカスタマイズ。
天板と裏面を天然木材のシートで多い着色しワックスで磨きをかけ刻印を入れていたためこれを剥がして元通りにするのは辛かったです。これを剥がすということはMacbookと別れるということ。別に手元に置いておいてもいいかなとも思ったのですが、僕はMacを2台使い分けれるほど器用ではないので、どうせ使わなくなるなら誰かに譲るという選択肢を取ることにしました。
シートを剥がした後のMacbookはまるで別人のように美しい顔をしていました。これならどこに出しても恥ずかしくないです僕は。新しいオーナーの元でもちゃんと頑張るんだよ。
キーボードには鍵盤を真っ黒に染め上げるステッカー「Blackout Sticker」を貼っていたのですがこれも一枚一枚剥がしました。これで正真正銘買った時のまま。細部まで拭き上げて、僕の家に来たときと同じ箱の中に入って、僕の家を出ていきました。達者で暮らせよ。
proと共にやっていきます
今だに12インチMacbookは名機だと思っています。今年のWWDCで発表された2017年モデルとか更にスペックが上がって完璧に近い。今大学生とかでPCほしいって言う人にはこれマジでオススメしたい。
ただここ最近の環境の変化でLightroomをゴリゴリ使ったり、大型のディスプレイに繋いだりする上ではやはりまだMacbookでは心もとない。今の僕のMacの使い方ならMacbook proが一番合っていると思うので今後しばらくはこいつに頼りたいと思います。
proに関しては今のところはMacbookのような外面のカスタマイズは遠慮しておこうかなと思っています。また剥がす時に悲しいから。それくらい12インチMacBookは僕の中でも特別な一台。
いつかまた12インチMacbookに戻りたいなぁと思いつつ、サクサクな13インチMacbook proを徐々に好きになっていこうと思います。