超軽量の一眼カメラ&スマホ兼用コンパクト三脚「Manfrotto PIXI EVO」レビュー。メカメカしくも可愛い。
2018/04/28
α7に可愛い相棒ができました。
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
僕は休日はほぼ毎日と言っていいほど、モレスキンのクラシックバックパックにα7を忍ばせて持ち歩いています。小さくて軽くてその上フルサイズ並に画質が良い。ホントに素晴らしいカメラですよα7は。このブログに載せている写真もほとんどがα7。ちょっとしばらくコレ以外のカメラは考えられませんね。
α7が優秀なもんで、色々と友人の結婚式や撮影会でカメラマンを頼まれることも多いのですが、最近集合写真を取ったり自分の写真を撮ったりする時に三脚がほしいなという場面が多々出てくるようになりました。一応普通の三脚は一台持っているのですが、さすがに毎日持ち運ぶのは辛いので急に必要になったタイミングで困るんですよね。
なので毎日カバンに入れておける軽くて使いやすい三脚がほしいなーと思っていたら先日開催したBloggers Tea Party in Osakaの際に参加者のSyncさんが小さな三脚を持ってきていて、これが見ていていい感じだったので同じような製品をAmazonで物色してみました。
色々と調べてみるとManfrottoという名門カメラ周辺機器メーカーが出している「PIXI」
という製品が評価が高かったのでこれにしようかなーと見ていると最近その後継機なる「PIXI EVO」というモデルが出ていることを発見。小さなボディに便利そうな機能がたくさん入っていたのでこれを買ってみることにしました。
超軽量の一眼&スマホ兼用三脚「PIXI EVO」レビュー
こちらが今回購入した小型の三脚「PIXI EVO」。前モデルの「PIXI」は卓上三脚でAmazonベストセラー1位にも選ばれている人気モデル。その後継機ということで一部機能が追加され進化(EVO)しています。
開封してみました。こちらが「PIXIX EVO」です。
うわぁ〜〜〜かわいいーーー。
まるで攻殻機動隊のタチコマのような、スター・ウォーズのR2D2のような、曲線を帯びたキュートなフォルム。これだけでもうこの三脚買ってよかったなと思いました。毎日持ち歩くものなので機能もそうですが同じくらい見た目も大事。
微笑んでいるような、物悲しい顔をしているような、その時の持ち主の心情によって色んな表情を想像できます。いやぁ可愛い。
雲台は自在に動ける「ボール雲台」
見た目はバッチリ好みだったので続いて各部の機能を見ていきます。
まず、カメラを支える「雲台」という部分から。
「雲台」にはいくつかの種類がありますが、「PIXI EVO」では「ボール雲台」という種類の雲台を採用しています。
見ての通り雲台の支柱の根本がボール状をしており、ぐりぐりと自分の好きな方向に曲げてカメラを設置することができます。
雲台を動かす時は正面の赤いロゴマークのボタンを左に回します。するとロックが解除されて雲台を自由に動かせるようになるので、自分の好みの位置まで雲台を曲げて、ロゴマークをもとに戻せばロック完了。がっちり雲台が固定されてぴくりとも動きません。
ロゴマークは飾りだけではなかったんですね。無駄のないデザインです。
ネジ穴への取り付けも簡単。
一眼レフカメラの底部にあるネジ穴との接続も「PIXI EVO」では簡単に作られていて、ネジが付いているギアのような部分をくるくると回すだけ。このギアが本体と独立しているので「PIXI EVO」自体を回さずとも親指でするするーっとギアを回せば固定完了できてしまいます。地味だけど便利。
脚の角度も調節可能。
「PIXI EVO」では足の角度を2パターン設定することができます。
上の画像は通常時の脚の角度。カメラをしっかり支えつつある程度の高さも作れる状態です。
本体の裏側にあるレバーを動かすと脚の角度を切替可能。
ペターっとこのように地面に近い状態まで開脚します。地面に近い迫力のある写真を撮りたいときや見上げるような角度の写真を撮りたいときにオススメ。
さ、さらに脚が…!?
ここで皆さんお気づきでしょうか。
「PIXI EVO」の脚の部分に押してほしそうな「ボタン」のようなものがあることに。
そう、これが「PIXI EVO」の「EVO」たる最大の由縁。このボタンを押すと…
ガショーーーーーンッッ!
脚が、伸びます。
そう、「EVO」にはこの脚の長さを調節する機能が追加され、自在に三脚の高さを変えられるようになったのです。
脚の長さはカチカチカチ、と5段階まで調節ができるので凸凹な岩場や斜面でも安定した状態で写真を撮影することが可能です。
脚を伸ばすと一気に警備ロボット感が増しますね。絶対ハッキングされて追いかけられるやつ。
α7を乗せてみた。
さっそくどんなものかと出かけた際にα7を「PIXI EVO」に乗せてみました。α7自体が小さな一眼ミラーレスということもあり安定感は抜群。ちょっとやそっとの揺れでは倒れる気配はありません。
正面からも一枚。「PIXI EVO」自体は数パターンカラーリングが用意されていてホワイトがかなり可愛かったので買う前はかなり迷いましたが、最終的に判断のポイントになったのはα7と合わせた時にどうなるか。
やっぱり同系色のほうが見ていて締りはいいのでα7のボディと同じブラックにしてよかったなと思います。
スマホの三脚としても使えます。
さらに「PIXI EVO」にはスマホ用の三脚としても使えるクランプも別売りで用意されているのでこちらも試してみました。
開封して取り出してみました。ボディの色に合わせた黒と赤のみのシンプルなカラーリング。
横から。スマホが動かないように上下にはラバー素材が使われています。
重さはほとんど感じないレベルですね。手のひらの中にすっぽり収まるサイズ感。
上の部分がバネで動くようになっていて、グッと力を入れるとクランプが広がるのでこの中にスマホを挟み込みます。バネの力がかなり強いのでこれならスマホが落ちる心配もなさそう。
「PIXI EVO」と装着してみました。ギアで装着できるのやっぱり便利。
自立させるとこんな感じ。機動兵器感が増しましたね。強そう。
クランプ部分にスマホを挟み込んで装着。
僕は純製レザーケースを装着したiPhone7 Plusを使っているんですがこれでもまだ少し幅には余裕がありました。Plusが挟み込めるので大抵のサイズのスマホは対応していると考えて大丈夫でしょう。
雲台は最大90度曲がるのでこんな感じで縦画面でも撮影ができます。一眼でも同様。
更に脚を折りたためばこんな感じで手持ちでの撮影にも使えちゃいます。スマホを横向きでずっと持っているのは疲れるので動画を撮りたい時は「PIXI EVO」をかませた状態で撮ることにします。
軽量で多機能なオススメコンパクト三脚!
コンパクトな三脚はピンキリ沢山ありますが、「PIXI EVO」はご覧の通りデザイン性と機能性を兼ね備えた非常に優れた三脚です。
重量も268gと、iPhone7 Plusよりも少し重いくらいの重量感なので常にリュックに入れておいても気にならないほど。急な場面でも対応できるように常に持ち物の中に忍ばせておこうと思います。
値段も3000円台と高すぎず安すぎず、非常にちょうど良いところを攻めてきます。使い所はかなり多いので写真を撮るのが好きという方は一台「PIXI EVO」をカバンの中に迎える想像をしてみてはいかがでしょうか。
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