WWDC2016で発表された「iOS 10」の新機能まとめ!超便利な10個のアップデートがやってくる!
7.ニュース
7番目はニュースアプリ。こちらもあんまり日本では使われないイメージですね。
UIが刷新され、Flipboardのようなデザインになっています。こういう写真と見出しを強調した見せ方はやっぱりカッコいいよなー。ブログのデザインにも活かしたいところ。
こちらもユーザーの行動や好みに合わせて流行りの情報を個別でリコメンドしてくれるようです。
8.homeアプリ
今までHomeKitというSDKとして提供されていたiPhoneと家電を連携させる機能が、
今回新たに生まれ変わり「home」というアプリケーションとして登場します。下準備の期間を経ていよいよAppleもIoTに本腰を入れてきましたね。
このHomeアプリは家の中の数々の家電を一元管理するためのアプリで、照明やテレビのオン/オフ、ブラインドの開け閉めなど何でもタップ一つ、スワイプ一振りで動かすことができます。
「home」と対応しているインターホンを使えば手元の画面で来客した人を確認するなんてこともできます。
家電を一元管理するのはやっぱり便利で、例えば寝る時は「おやすみモード」を選べば全自動で部屋の電気をすべて消し、ブラインドを閉め、テレビやスピーカーの電源を切るという一連の動作をワンタップで実現。
僕も電気をつけっぱなしにしちゃうが多いのでこれは早く身の回りで使えるようになってほしいなぁ。
9.電話アプリ
電話アプリもアップデートで電話をかけてきた人の画像を全画面で表示してくれるようになりました。これは登録しておく画像に注意する必要があるかもしれませんね。
使えるなーと思ったのが「Voicemail」という機能。これは留守番電話の内容をテキストで表示してくれる機能です。電話に出られないけど画面を見れるという場面はけっこうあるのでこれはありがたい。
また、企業用の電話番号も個人のiPhoneで受け取れるようにもなりました。その内「社用携帯」なんていう概念はなくなるんでしょうね。
10.メッセージ
最後は純製のメッセージアプリ。
LINEやFacebookのようにリンクを共有するとWebサイトのリッチリンクを表示するようになりました。
あとは絵文字が3倍大きく表示できるようになりました。
そして文字を入力した後からでも候補の絵文字を後から追加できるという機能も追加。個人的には「ふーん」くらいの関心度の発表だったのですが思いの外会場が盛り上がっていたのが印象的でしたね。海外の人って絵文字好きなんだね。
入力周りだと文字入力・音声入力の他に手書き入力を使って文字や画を送ることもできるようになっています。
また、各メッセージの吹き出しにエフェクトをかけられるようになりました。Facebookのいいね!マークのように吹き出しを大きくしたり、逆に縮ませたり、最初は見えないけれども文字をスワイプすることで見えるようにしたりと面白いエフェクトが数多く紹介されていました。
そしてメッセージアプリもAPIが開放されたのでサードパーティとの連携ができるようになりました。LINEのスタンプのような機能を追加させたり、
メッセージアプリを使って電子マネーのやり取りができるようになります。早く電子マネー日本でも普及しないかなマジで。
日本ではLINEが主流なのであまり純製のメッセージアプリには馴染みがありませんがこれならちょっと使ってみたくなっちゃいますね。
iOS 10は今年の秋リリース予定。
iOS 10は本日から開発者向けに先行で公開され、一般には秋にリリース予定ということです。今までと同様新型iPhoneと同じタイミングで来るのでしょう。
今年発表される(かもしれない)iPhone7の情報については下記記事をどうぞ。
iPhone7の最新情報まとめ!スペック・価格・カメラ・イヤホンはどうなる?
<追記>
あわせて同じWWDCで発表された新しいmacOSについても機能まとめております。合わせてチェック!
WWDC2016で発表された「macOS Sierra」の新機能まとめ
10台目の節目にふさわしい進化。
正直いつもiOSのアップデートって地味なものが多いのであまりテンションが上がらない事が多いのですが、今回は内容も盛りだくさんで結構ワクワクしながら見てました。
今回の発表の中で僕が注目したいのは「ロック画面の改良」と「home」アプリの登場ですね。前者は地味なアップデートで後者はちょっと未来の構想ですが、どちらもよりiPhoneを、そして身の回りの環境をストレスフリーに操ることができるようAppleが研鑽を重ねた結果の答えのように思います。
これからは手元の小さな改善が家や家電や乗り物まで影響してくる時代です。そういう意味ではハードではなくソフトのアップデートが今後はより重要になってくるのかもしれません。