薄くて軽い最高の相棒がやってきた!新型12インチMacBook(1.3GHz)怒涛の6000字レビュー。

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    2016/06/25

「押す」よりも「叩く」「触れる」キーボード

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ホントに本体ギリギリまでキーボードが攻めています。

新型Macbookでよく話題にあがるのはその打鍵感ですが、確かにキーのストロークはものすごく浅いです。

「押す」というよりも「叩く」と言った表現が近く、普通のキーボードに慣れている人にとっては初め使いづらいと思います。

ですが、これもほとんど慣れの問題で、数時間使っていたら僕ももう違和感なくタイピングをできるようになりました。
ストロークが浅いということはそれだけ指の上下運動の距離が縮まるということなので考え方によってはタイピング速度向上に役立つという解釈も。

ただ、反発力がないので同じキーをひたすら連打するときなんかはちょっと苦労しますね。

また、新型MacBookのキーボードにはバタフライ構造という新しい仕組みが使われているのでキーのどの部分を押しても均一に文字入力をすることができます。

変な力を入れなくてもキーが反応してくれるので、キーを「叩く」までもなく、「触る」だけで十分。

完全に慣れるまでは苦労するかもしれませんが一度慣れてしまえば従来よりも無駄のない指の動き、タイピングを身につけられるかもしれません。

書いてて思いましたがイメージ的にはあれが近いですね。
「NIKE」の底が薄くて裸足に近い感覚のランニングシューズ。

あれってクッションがないので初心者が使うとすぐ疲れてしまうのですが、その分足の裏の筋肉が発達し基礎のラン能力は向上するという靴。

それと同じで指の筋肉が発達するまでは疲れますが、慣れてフォームさえ確立すればすごく打ちやすくなるんじゃないかと期待しています。

一点のみ使っていて気になるのは上下左右のカーソルキーの配置くらいですかね。これも慣れの問題なのかもしれませんが、上下キーがかなり小さくなっているのでよくミスタイプしちゃいます。

気になるのはそれくらいであとはよく出来たキーボードです。

いやーキーボードだけでめっちゃ語ってしまった。

Taptic Engineめちゃすごい。

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続いて、キーボードに負けず劣らず語れそうなのが新機能Taptic Engineを搭載したトラックパッド。

指の圧力を感知してあたかも「押しているような感覚」を再現するという不思議技術が使われています。

これまで1週間毎日使っていますが、この「押した感覚」が擬似的なものだというのを未だに信じることができません。これは是非近くのApple Storeに行って触って体感してほしいです。僕のでよければ貸すんで試してみてください。

また、Taptic Engineでは指の圧力のレベルも感知することができ「強く」「弱く」と言ったクリックの使い分けが可能です。

まだこの「クリック強さの使い分け」に関しては純正Appくらいしか対応していないのですが、それでも「Web上の文字を強クリックで辞書検索」などはかなり便利なので、今後サードパーティ製のアプリが対応して来てくれれば操作の幅が大きく広がりそうです。

新型Macbook、起動!

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ここまで記事を読んでいただいた読者の皆さん、お気づきでしょうか。

約5000文字ほどここまでレビューを書いてきましたが、まだMacBookの電源すら入れていないということに。

外観と新機能だけでここまで語れてしまう新型Macbook、恐ろしい子です。

あまり引っ張っても終わりが見えないのでさくっと起動。

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あ、美しい。(定期)

いやでもこれホントに美しいです。だってRetinaディスプレイ搭載されているんですもの。

今までMacbook Airの画面で3年間過ごしてきた僕はずっとRetinaの搭載を待ち望んでいたので嬉しいですよホント。どんだけ目を凝らしてもドットが見えないんですから。実に滑らか。

モバイル用の最薄端末でさえ実装されたということは、今後のApple製品は全てRetinaディスプレイが搭載されるんでしょうね。確かに一度慣れてしまったら戻ることのできない魅力があります。

CPU1.3GHzのCTOモデルを選択。

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次にMacBookを買い換えたら最低でも3年〜4年は使えるものにしようと心に決めていたので、今回僕はCPUを1.3GHzにカスタマイズしたCTOモデルを選択しました。

値段にすると通常モデルと4万円ほど違ってきますが、その4万円で数年間後悔するくらいならば!と迷うこと無く決定。

CPU1.3GHzですと、ベンチマーク的には「11インチ型 MacBook Air (Early 2014)」「21.5インチ型 iMac (Mid 2014)」と同程度の性能とのこと。

この小ささで昨年のiMacと同じスペックを出せるというのであれば全く不満はありません。

最初はCore Mで大丈夫かなという不安もありましたが、よく考えてみたら僕が今まで使っていたMacBook Airは2011年モデルの最低スペック機だったのでそれに比べればむしろ僕にはもったいないくらいのPCです。

使用用途も基本的にはブログの更新や画像の処理、Excel、keynoteの作成が主なのでサックサク動きます。
たまにphotoshopやIllustratorを起動して重めの作業をしても全然大丈夫。

Air時代に悩まされていた妖怪「虹色ぐるぐる」を一切見かけなくなったので明らかに処理能力が向上しているのだと思います。

持ち運びが楽すぎる。

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僕はこのMacbookを普段Hender Schemeの革製エンベロープに入れて持ち運んでいます。

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A4サイズでも少し余るくらいの大きさなので、MacBookを入れて隙間にコード類を入れてちょうど良いくらい。ちょっとした移動や外での作業ならこれだけ持っていけば事足りるのでかなり身軽になりました。

ブロガー必携、最高のMacBook!

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ここ一週間毎日この新型MacBookと戯れていますが、考えれば考える程新型MacBookはブロガーに取って最高のツールなんじゃないかと思います。

バッグの中に入れていても気づかないほど、とにかく薄くて軽いので”持ち運ぶ”というハードルが大きく下がりました。

電池も普通に使って5〜6時間持つので日帰りならば充電器を持っていく必要すらありません。しかも待機時の省電力っぷりが非常に優秀で、電源を入れていても画面を閉じておけば一日経ってもほんの数%しか電池残量が変わりません。
今まで僕のAirは朝フル充電して閉じたままにしておいても昼には残量50%切ってましたからね。

これまで必死に電源が使えるカフェを探していましたがこれからはWi-Fiだけあれば余裕を持って作業することができそうです。

いろいろな場所に行って、いつでもどこでも記事を書けるのがブロガーの強み。そんな僕らにとってこの薄くて軽くて電池も持つ新型MacBookはまさに「名機」とも言えるマシンなのではないでしょうか。

一度こいつに慣れてしまうとAirですら重く感じてしまうほど。
今後のラップトップの未来は間違いなくこの新型12インチMacBookが牽引してくれると僕は確信しています。

少なくとも次の大幅モデルチェンジが来るであろう5〜6年後までは十分戦って行けそうな頼もしい相棒を手に入れることができました。

ここまで興奮と熱量に任せて6000字超の長文記事を書いてしまいましたが、それでもまだまだ書き足りないほど素晴らしいマシンなので、引き続き使用感など記事にしてお届けできればと思います。

細かいスペックや新機能の解説は下記の記事でまとめていますので、気になる方は合わせてどうぞ。

参考記事:12インチRetina搭載新型Macbook登場!発売日・バッテリー・価格などスペックまとめ

■ Apple Storeはこちら。

追記

非純製USB-C⇔HDMI接続用アダプタをMacbook12インチ用に購入。手頃な価格でいいね!

ほぼ完璧なMacbookですが唯一の不満点である「一口のUSB-C」を解決するため、こんなアイテム買ってみました!これがあれば無問題!

今回はMacbookをDIY!天板と裏面を木目シートでケース要らずのオリジナル仕様に改造しました。

さらにMacbook12inchを自分仕様に改造するため、ガッツリDIYしちゃいました。
カスタマイズ好きの人は是非。

Macのキーボードを極限までシンプルに!鍵盤を真っ黒に染め上げるステッカー「Blackout Sticker」

さらにキーボード面には刻印された文字を隠す「ブラックアウトステッカー」を貼り付けてみました。
どんどん相棒が自分好みになっていくのが楽しいです。

ホーリーはこう思うよ。
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あまりに薄くて軽いのでたまに「あれ!?MacBook持ってきたっけ!?」と出先でバッグの中身を確認することもしばしば。そして実際に忘れてることもしばしば。

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薄くて軽い最高の相棒がやってきた!新型12インチMacBook(1.3GHz)怒涛の6000字レビュー。

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