身体の動きに合わせて変化するホログラムジュエリー「neclumi」。アニメの世界がそこまで来てる。
お洒落の概念がまるっと変わるかも。
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
今日は休日なのでどこかに秋冬物を買いに行こうかなと思いましたが、ついつい温かいカフェで長居をしてしまいました。
服を選んだりファッションのことを考えるのも嫌いではないですが、たまに面倒だなぁと思ってしまうこともあったり。
そんな折に海外のニュースで面白いコンセプトのファッションアイテムを見つけましたので、NUMBER333で紹介しておきます。
「neclumi」という身体にファッションを”投影する”という未来を感じるガジェットです。
身体の動きに合わせて変化するホログラムジュエリー。
「neclum」は首元に光を投影することによって表現する全く新しいタイプのジュエリーです。
胸元に小型のプロジェクターを装着し、それをiPhoneと連携させてエフェクトを操作するというもの。
表現のタイプは4タイプほど用意されていて、それぞれが異なった「身体の動き」に対応するという面白いアイデアが採用されています。
タイプ1:AIRO
まず「neclumi」のタイプの一つ、「AIRO」は装着している人間の「歩く速さ」に対応してグラフィックが変化します。
「AIRO」はこのように首元に流れるような線が映し出され、遅く歩けばその流れが遅く、早く歩けば流れも早くなるというインタラクティブなモードです。
タイプ2:MOVI
続いて「MOVI」は身体の上下左右の動きに対応して変化するモード。
ネックレスのようなデザインで身体の動きに合わせて本物のように揺れるエフェクトが映し出されます。
タイプ3:ROTO
「ROTO」は身体の回転、向きによってエフェクトが変化。
身体を回転させるとその動きに合わせて真ん中の球体も変化していきます。個人的にはこれが一番好みのデザインですね。普通に街歩いていてもお洒落そう。
タイプ4:SONO
最後の「SONO」もこれまた面白いコンセプトで、
「声の音量」によってネックレスのデザインが変化します。
声を大きくすればするほどエフェクトが激しくなるというもので、
スゴい中二病っぽくてカッコイイ。
それぞれのエフェクトの動画はこちら。
アニメ「サイコパス」のような世界がやって来る??
このデバイス「neclumi」を見てすぐに思い出したのは現在二期放送中の「サイコパス」というアニメのこと。
「サイコパス」の中ではシステムに支配されている未来の社会が描かれていて、その中で人々の生活には「ホログラム」という技術が普及しています。
「ホログラム」を使えば外出時のファッションから街の風景まで全てを投影した映像で表現することができ、他人の姿形まで偽ることができるというものです。
今回紹介した「neclumi」はもしかしたらそういう「ホログラム」社会の走りになるのかもしれませんね。
「その服可愛いね〜!わたしもダウンロードしよっ!」みたいな会話が当たり前になる日が来るのだろうか。
まだまだしばらく先の未来の話ですが、3Dマッピング然りこの技術は確実に進化を遂げていくはずなので動きを追っておくと面白いことがあるかもしれません。
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