決定的瞬間をあなたの手で!iPhoneで雷の写真を撮影する方法。
2020年東京オリンピック開催おめでとうございます!!PITE.(@infoNumber333)です。
その頃僕は何をしているんでしょうか。ブログまだちゃんと続けていたらいいなぁ。
オリンピックと言えばスポーツの祭典、スポーツといえば”決定的瞬間”がキーワードですが、実は日常にも”決定的瞬間”は溢れています。
最近だとゲリラ豪雨の時に発生する雷などもその一つと言えそうです。
花火大会中に発生した地獄のような雷や小田急線の電車に直撃した雷はかなり話題を呼びましたよね。
そろそろ夏も終わって夕立も少なくなりそうですが、海外のメディアでiPhoneで雷を撮影する方法という記事を見つけたので紹介しておきます。
決定的瞬間を、あなたの手で。
早めのリリースを!
iPhoneのカメラの仕組みはボタンから指が離れた瞬間に写真が撮影されます。これは当たり前のようでかなり大事な事実です。いいですか?ボタンを”押した時”ではありませんよ?ボタンを”離した”時に撮影されます。
つまり雷を目視してからボタンを押して、離して、という動作では到底雷の速度には追いつきません。なので、雷のように一瞬のシャッターチャンスを逃すことのできない場面では先にシャッターボタンを押しておきましょう。そして、「ここ!」という瞬間にボタンから指を離します。
この技術では雷以外でも色々な場面で使えるので必ず覚えておきましょう。
HDRはオンに。
カメラアプリの撮影画面上部の「オプション」から選べる「HDR」はオンにして撮影しましょう。明るい所、暗い所の露出を自動で調整してくれます。HDRは普段の撮影では違和感のある写真になってしまいますが、今回のようなダイナミックな写真を撮るときには向いている機能です。
フォーカスは固定で。
撮影する際は画面をタップして先にフォーカスを合わせておきましょう。これをしていないと撮影する際にフォーカスを決めるのでタイムラグが生じてしまいます。
画面ではなく景色を見よう。
画面ばかり見ていると視野が狭くなり、広範囲の雷を探すことが難しくなります。また画面越しでは実際の風景との時差も発生するので、iPhoneは位置だけ固定し、目は一瞬を逃さないように空に貼り付けていましょう。
ズームはせずにトリミングで。
遠くから雷を撮影している場合、どうしてもズームをしたくなりますが、これは厳禁です。ズームをしてしまうと撮影範囲が狭くなり次の雷に対応するのが困難になるからです。なので基本的にはズーム無しで広範囲を撮影し、良い写真が撮れたらその部分をトリミング(切り抜き)するという方が成功率が高まります。
これは僕も花火大会の撮影をしたときに感じました。ズームはせずに、トリミング。
安全第一。
ここまでいくつかのTipsを書きましたが一番大切なのがこれ。
何よりも安全を優先してください。
決定的瞬間を撮るつもりが、自分の人生の決定的瞬間になりませんからね。
もちろん落雷や転倒などの事故もそうですが、雨によるiPhoneの水濡れにも注意してください。小雨でも電源ボタンなどから入り込むとアウトの場合があります。
多少の水濡れであれば僕は復活することができましたが、くれぐれも注意しながら撮影してください。
元記事:How to photograph lightning with your iPhone