Google開発のリアルマップゲーム「INGRESS」の攻略/遊び方!街は見えない戦いで溢れている。
2014/08/27
ついに僕も始めてしまいました、「INGRESS」を。
本日も“monograph”をお読み頂きありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
Google開発のリアルのマップをベースにしたゲーム「INGRESS」がiOSに対応したことにより最近リアルでもSNS上でも僕の周りでプレイを始めた人が物凄く増えているので、僕も流行りに乗って始めてみました。
最初は軽い気持ちで始めてみたんですが、プレイしてみると思わず「なるほどですね〜」と言わんばかりの絶妙な面白さ。さすがGoogleが作っているだけあってUIもゲームシステムもスタイリッシュに仕上がっています。
自分一人で楽しむはずが気づけば周りにいる友だちにもダウンロードさせ、今では仲間と楽しくポータルをハックする日々。
しかしこの「INGRESS」、スタイリッシュに仕上がりすぎているがあまり説明がわかりづらく、始めたばかりの人の中には何をすればいいのか・どう操作すればいいのかわからない、という方が少なくないと思われます。
なので今回NUMBER333で「INGRESS」の基本的なプレイ方法や攻略方法を記事にしてまとめておくことにします。
「INGRESS」をダウンロードしたばかりの人やこれから始めてみたいという方は是非参考にして見て下さい。
始めればきっと毎日の通勤/通学が楽しくなること間違いなし。
あなたが見ている風景にはもしかしたら違う”世界”が広がっているかもしれませんよ。
「INGRESS(イングレス)」の世界観
「INGRESS」をダウンロードして起動するとすぐに「世界が危機にさらされているのでGoogleアカウントでログインして下さい」という旨のメッセージが表示されます。
世界の危機とGoogleアカウントがどう関係するのか全くわかりませんが、とりあえず世界の為にログインしておきましょう。
ログインすると一応ストーリー的なものが流れてくるんですが、これも専門用語がよくわかりません。
すごーく簡単に言うと、「正体不明の”エキゾチックマター”というエネルギーを巡って青と緑の二つのチームに別れて戦う」というもの。
最低限これだけわかっていれば無問題。
英語ですが一応公式でストーリーについてのムービーが公開されているので気になる方は見てみるといいと思います。雰囲気は未来感あってすごいカッコイイ。
「レジスタンス」「エンライテンド」チーム選択
ストーリーの説明が終わると「レジスタンス」と「エンライテンド」のどちらの陣営に所属するかを聞かれます。
ちなみにこの選択、超重要。
最初の一度しか選択することが出来ないので慎重に選びましょう。
世界的に見ると「レジスタンス」と「エンライテンド」の勢力は均衡していますが(2014年7月現在)、やはり地域ごとに勢力差があるのでもし近所に「INGRESS」をプレイしている人がいたら周辺の状況を一度聞いてみたほうがいいですね。
あと、友達が味方にいるかどうかで大分モチベーションも変わってくるのでこだわりが無ければ友達と同じ勢力に属するというのが良いと思います。
「INGRESS」プレイ方法/遊び方
それではここから「INGRESS」の遊び方について解説していきます。
基本的には「INGRESS」は「ポータル」と呼ばれるポイントを奪い勢力を広げていく陣取りゲームです。
「ポータル」は石像や神社、郵便局、駅など様々なものが登録されています。
この「ポータル」はユーザー自身が申請を上げ、それが運営から認可されれば何でも「ポータル」として登録することができます。
ただし適当に申請すればいいというわけではなくある程度、ユニークで建造物として価値があるものでないと認可されないようです。
でも近所だと「カラオケ館」とかがポータルになっていたのでダメ元でもとりあえず申請を上げてみるのがよいかと。
ちなみに2014年7月現在ではポータル申請を上げることができるのはAndroid限定になっています。iOSも対応はよ!!
<追記>
リリースから1ヶ月ちょいでiOSからもポータル申請が可能になりました!さすがGoogleさん仕事早い!
・【ingress】新規ポータルの申請方法。iPhoneでもついに解禁!
スキャナーの範囲で行動。
こちらがイングレスのメインの操作画面。
リアルの地図を反映したシンプルなマップが表示されています。
画面に表示されているオレンジの円の中にポータルが入った時に行動を起こすことが可能です。
このオレンジの円、「スキャナー」の中にポータルを入れるにはプレイヤー自身が実際に動くしか方法がありません。
何このゲーム、めっちゃ原始的やん。
と思ったそこのアナタ。実はそれこそがこの「INGRESS」の醍醐味なんです。
自分の体を動かして地図上を歩きまわり、ポータルを見つけ手に入れた時の感動はクーラーの効いた家の中でプレイするゲームのそれとは一線を画すものがあります。
是非お散歩がてら、運動がてらにポータルを探してみてください。
ポータルは意外とそこら中にある。
外に出て「INGRESS」を起動してみると青か緑の光が吹き上がっている地点がいくつかあるのが確認できると思います。
それが「ポータル」と呼ばれるものです。
ちなみに「青」が「レジスタンス」、「緑」が「エンライテンド」が所有しているポータル。
ポータルを繋げて陣地を作る。
この「ポータル」同士は各々を「LINK(繋げる)」ことができ、3つ以上繋げるとこのように陣地を作ることができます。この陣地の広さで各チームの勢力を競うというのがこのゲームの主な目的です。
※ ちなみにこの陣地は僕が始めて作った思い入れのある陣地
先程の陣地は小さいものですが、レベルが上がっていくとこのように画面に表示しきれない広大な陣地を作ることも可能です。早くこんなの作りたいなぁ。
「INGRESS」は自分のいる場所の周辺までしかマップを拡大できないのですが、どの方向にどんなポータルがあるのかをマップ上に表示してくれます。
そのため歩いているとどんどん知らないポータルが出てくるので気づけば自宅から数キロ歩いてしまうなんてことも。
全体の状況把握には「Ingress Intel Map」を使おう。
アプリ上では自分の周囲しか見ることができませんが、公式が用意している「INGRESS INTEL Map」というWebアプリを使うことで世界規模から市区町村まで様々な場所の情勢を知ることができます。見ているだけでも楽しいので一度自分の周りがどうなっているかチェックしてみると良いと思います。
詳しくは以下の記事で。
→ INGRESSをプレイするなら世界の情勢を知れるマップ「INGRESS INTEL Map」は忘れずブックマークしておこう!
ポータルの操作方法
地図上にあるポータルをタップするとポータルの詳細情報の確認と操作を行うことができます。
「HACK」は文字通りそのポータルを「ハッキング」するという意味で、タップするとそのポータルからアイテム(または経験値)を得ることができます。
自陣営のポータルをハックするとアイテムをもらえますが、経験値はもらえません。
逆に敵陣営のポータルをハックするとアイテムの他に100の経験値を手に入れることができますが、こちらの「エキゾチックマター(画面上部のバー)」を削られます。
とりあえずポータルの近くに来たら何も考えずハックしておきましょう。
一度ハックすると次回ハックするまでに少し時間を置く必要があります。
また一日のハック数上限は4回までなのでご注意を。
「DEPLOY」は「リゾネーター」と呼ばれるアイテムをポータルに設置するというコマンド。
この「リゾネーター」を誰も所有していないポータルに設置すると、最初に設置した人がそのポータルの所有者になることができます。
逆に敵陣営の「リゾネーター」をすべて破壊するとそのポータルを「ニュートラル(どちらの陣営も所有していない状態)」にすることができ、自分の「リゾネーター」を設置すれば自分のものにできるという寸法。
「リゾネーター」をポータルに設置した順番によってもらえる経験値が変わってきて、一番最初に「リゾネーター」を設置しオーナーになると結構な経験値をもらえるので積極的に狙って行くべし。
「RECHARGE」は敵陣営に減らされた「リゾネーター」のHPを回復するコマンド。
自陣営のポータルが攻撃されていたらこまめにチャージしなおしてあげましょう。
チャージにはエキゾチックマターを消費し、わずかに経験値がもらえます。
「NAVIGATE」はそのポータルがある場所までナビしてくれる機能です。あんまり使わないかな。
ちなみに「HACK」のボタンを長押しするとミニゲームが始まります。
このミニゲームは「表示された線と同じ線を繋ぐ」という単純なゲームなのですが、ポータルのレベルが高いほどクリアするのが難しくなるので意外と一筋縄ではいかないかも。
このゲームをクリアすると通常のハックよりも多くのアイテムをもらえるので時間がある時はプレイしてみてください。
ポータルの攻撃方法
敵のポータルを攻撃するには地図上でそのポータルを長押しし、「FIRE XMP」というコマンドを選びます。
その後オレンジの円の中に攻撃対象を入れてから「FIRE」の文字を押せば攻撃開始。
「FIRE」を長押しし光の輪が小さくなる瞬間を狙って離すとより大きなダメージを与えることができます。
設置されているリゾネーターのより近くで攻撃するほどダメージが上がるので適宜位置を調整しながら攻撃するのがコツ。
リゾネーターのレベルや残りHPを確認できるので、自分が攻略できそうなポータルを見つけて攻撃し、自分のものにしていくというのがこのゲームの主なプレイの仕方です。
まずは自分の住んでいる地域の周りから徐々に勢力を広げていきましょう。
SNS認証はしておこう!
「INGRESS」のプレイの仕方は基本的に以上の通りなのですが、最後に一点注意してほしいことがあるのでそれだけ載せておきます。
「INGRESS」には”SNS認証”という機能がありこれを済ませていないとアイテムを100個までしか持つことができません。
設定はメイン画面右上の「OPS」から「DEVICE」メニューの中の「VERIFICATION」から行うことができます。
ある程度プレイしてみて「これはおもしろい」と思った方は忘れないうちに認証しておきましょう。
また、「INGRESS」は位置情報を使用するゲームなので個人情報の扱いには注意するように。
自分の行動範囲がわかってしまうのでコードネームなどは本人を特定できなものにしておいたほうが無難かもしれません。
「INGRESS」をプレイしていて浮気がバレたとしても僕は責任を取れませんので。
あなたが見えないもう一つの”世界”
この「INGRESS」をプレイし始めてから僕の中で毎日の通勤経路の見え方が思っていたよりも大きく変わりました。
普段なら気にもとめないような銅像や看板、建物が「ポータル」に設定されることによってそこにあるんだということを初めて認識できたような感じ。
日常の中で気づかなかったものをゲームによって気付かされるというのは不思議な気持ちですね。
「INGRESS」のおかげでいつもなら絶対に足を運ばないような神社にも訪れることができました。
ソシャゲ全盛期の中でこういうリアルの体験を絡めたゲーム(しかもおもしろい)を作ってくる当たりがさすがGoogleさんといったところです。
最近ではポータルをハックするためにランニングに行こうかと思っているぐらい面白いゲームなのでこの記事を読んでまだ「INGRESS」をダウンロードしていない方は是非始めてみてください。
新しい”世界”が見えますよ。
<追記>
数週間プレイして現在はレベル6までレベルアップしました!
初心者がプレイする時に覚えておいたほうがいいことを別の記事でまとめましたので、なかなかAPが稼げないんだよねという方は是非ご一読下さい。
・【Ingress攻略/遊び方】初心者から中級者ぐらいのエージェントが覚えておきたいプレイ方法5つ。