【ONE PIECE考察】七武海クロコダイルの隠された秘密。実は元”女”だった!?
2018/06/05
本日ONE PIECEの70巻が発売されました!大台ですね…!PITE.(@infoNumber333)です。
70巻発売記念ということで、今日はまたONE PIECEの考察記事を書いてみようと思います。
以前書いた、ONE PIECEは何巻で完結する?100巻説と120巻説と10人目の仲間は”狐火の錦えもん”か”暴君くま”?それとも…。麦わらの一味と数字の関係。という記事が今だに結構読まれているので、これからも定期的に書けたらいいな。
今回はグランドライン前半の大悪役クロコダイルの秘密について考察していきます。けっこう有名な話なので知っている方も多いと思いますが、知らない人には衝撃の事実かも。
クロコダイルは元々”女”だった!?
”七武海”の一員にしてバロックワークス社長、スナスナの実の能力者である海賊、クロコダイル。その強さと凶悪さから本編でも読者を震え上がらせました。そしてその渋さとカリスマ性から今だに根強いファンを持つキャラです。
実はこのクロコダイル、元々は「女」だったという説が有力視されています。説を裏付けるいくつかの要因があるので順に説明して行きましょう。
「右耳」のピアス
まず一番最初に手がかりとなったのが、「右耳」に付けているピアス。
通常片側だけピアスを付ける場合、男性は左耳、女性は右耳にピアスを付けます。
クロコダイルが付けているのは右耳です。
「男性の右耳のピアス」には「ゲイである」という意味もあるので初登場時は「こいつゲイなんじゃね?」という噂も立ちました。
ですが今では元々女でその名残で右耳にピアスを付けているという説が有力です。
イワンコフに握られた「弱み」
インペルダウン編でクロコダイルが再登場した時に、イワンコフが意味深な発言をしています。
クロコダイルがまだルーキーと呼ばれていた頃、イワンコフに何か借りを作ったような内容です。
イワンコフができることと言えば何でしょうか。
一つは、マゼランの毒に侵されたルフィをホルモンの力で救った「治癒能力」。過去にクロコダイルもイワンコフに命を救われたことがあるのかも知れません。
そしてもう一つが、ホルホルの実の「性別を変える」能力。
イワンコフはホルモンの分泌を操り人間の性別を変えることができます。この能力によって女だったクロコダイルは男に性転換したのではないでしょうか。
気になる”後ろ姿”
0巻で海賊王ロジャーが処刑された時に当時の七武海の姿が描かれています。モリア様細い。
ここでもやはり気になるのがクロコダイル。
他の七武海は表情が見えているのに対してクロコダイルだけは後ろ姿しか描かれていません。これは絶対に何かありますね…!きっとこの頃はまだ女だったのでしょう。どんな顔だったんだろうなぁ。
子供時代もまた怪しい。
そしてさらにクロコダイルが若い頃、子供時代の設定画も公開されています。
うーんこれは男とも女とも取れますね…。微妙なところを突いて来ました。
七武海のモデルからも根拠が。
これもまた有名な話ですが、七武海にはモデルとなる存在がいます。
それが「ロマンシングサガ2」というゲームに登場する「七英雄」というキャラ達です。一応参考までに七英雄の特徴を紹介しましょう。
ロックブーケ(ハンコック):七英雄の女戦士。相手を魅了させ、意のままに従える。1人の男性に異常に執着する。
ボクオーン(ドフラミンゴ):マリオネットのように敵を糸で操る。巨大な戦艦を所有。
スービエ(ジンベエ):海での戦闘を得意とする。鮫の姿のギャロンという部下がいる(アーロン)
ダンターグ(くま):肉体を強化改造した暴君。
クジンシー(モリア):ゾンビを支配し、魂を盗む力を持つ。
ノエル(ミホーク):最強の剣士。紳士的で冷静な性格。
ワグナス(クロコダイル):国の支配をもくろみ、史上最強最悪の兵器が書き記された古代の碑文を探す。
最後の「ワグナス」というキャラクターがクロコダイルの元ネタだと言われています。確かに説明を読むとぴったり。
実はこのワグナスも「見た目は女性であるが実は男性」で、「同化の法」というものを使って「性別を超越して女性的な姿をしている」という設定なのです。
クロコダイルもその逆パターンで実は女性なのではないでしょうか。
なぜ男性になったのか。
クロコダイルは七武海という肩書きを持ちながら「強さ」というものに相当な執着心を持っています。
アラバスタでのクロコダイルの発言の中にも、
「負け犬は正義を語れねぇ!ここはそういう海だぜ!!!」
「この海のレベルを知れば知る程に、そんな夢は見れなくなるのさ!!
お前みたいなルーキーなんざこの海には五万といるんだぜ。
この俺に、勝てるか!!どうかだ!!」
というように、ルフィに対してひたすら「強さ」を語るクロコダイル。
そして戦争編、マリンフォードの頂上決戦でクロコダイルは「白ひげに敗れた銀メダリスト」だったということがわかります。
そう、ルフィへの言葉は過去の自分へのメッセージだったのかもしれません。
かつて女だったクロコダイルは白ひげに敗れ、さらなる強さを欲したのでしょう。それでイワンコフの力を借りて「弱い」女のカラダを捨て「強い」男の体を手に入れた、というのが僕の予想です。
扉絵シリーズではクロコダイルの「夢」が海賊王だったということがわかりました。彼もかつてはONE PIECEの夢を追いかけた一人。しかし道半ばで夢に破れて、バロックワークスや古代兵器のような自分以外の「強さ」に頼るようになってしまった。もう自身を鍛錬することをやめてしまったのです。
しかし、ルフィに敗れた今のクロコダイルは違います。
仲間を連れ、「かつての夢」を追い「新世界」へと足を踏み入れるのです。
一度夢破れた男(女)が若い世代の姿を見て再び、夢へと歩み始める。
胸熱ってもんですよ。これは。
おわりに
以上クロコダイルの過去についての考察でした。
おそらくクロコダイルはまた本編で登場すると思われるので、どれだけ強くなって帰ってくるのか楽しみです。そして彼の「秘密」はいつ明かされるのか。まだまだ先の話になりそうですね。いつ終わるんだろうONE PIECE。
今週のウルージさん
クロコダイルと同じくらいウルージさんの過去も気になりますね。
ウルージ教に栄光あれ!!
PITE.(@infoNumber333)