サイト運営の「答え」がここに。無料なのが信じられないユーザー分析ツール「juicer」[PR]
2018/08/20
あなたが生み出すコンテンツは、誰に、何を感じてもらうために作られていますか?
僕は毎日のようにライフワークとして、このmonographで記事を書いています。基本的には自分の中で今気になっていること、書きたいと思っていることを率直にお伝えしているのですが、一つだけ気を付けている”ルール”があります。
それは「誰かの役に立つことしか書かない」ということ。
モノのレビューでもカフェの紹介でも、エッセイでも全ては自分のためではなく人のためです。
「自分が書きたいこと」の中で「誰かの役に立つこと」だけを抽出し、変換してmonographの中に出しています。
ただ”書きたい”というよりも”人の役に立ちたい”という気持ちの方が大きいのかもしれませんね。そのバランスの上で調整を重ねながら日々このブログを運営しています。
monographは僕と読者の掛け算
「誰かの役に立つ」というのは、受け手の「誰か」がいて初めて成り立つこと。
なので僕は定期的に読者の方とお話させてもらって「なぜmonographを読んでいるのか」「どんな記事が好きなのか」「何を期待されているのか」ということを、事細かに調べています。
対面で会うときもありますし、LINE@でオンライン上でヒアリングをさせてもらうこともあります。後はTwitterの反応の分析ですね。日々皆さんの意見を取り入れながら、自分の書きたいこととの折り合いを付けてmonographを作っています。
jucerというDMPを使っています。
直接のヒアリングは定期的に行っているのですが、個々人の意見の他に大局的な大枠のデータを取りたい。
そこで僕が使っているのがJuicer(ジューサー)という無料のDMPです。
「DMP」というのは「Data Management Platform(データ マネジメント プラットフォーム)」の略で、ざっくり噛み砕いて言うと「サイトに訪れた人を細かく分析できるツール」。
名前やイメージからDMPは難しいものだ、よくわからない、という印象があるツールなのですがJuicer(ジューサー)は本当に簡単、かつめっちゃ分かりやすくて面白い。あとお洒落。
僕は前職でDMPを設計したり売る仕事をしていたのですが、当時営業していたツールの何億倍も使いやすいんですよ。
無料の分析ツール「juicer(https://t.co/FVfsJwqz2m)」をたまに見返してるんだけどホント面白い。
・monographに半年で500回以上訪問してくれてる人がいる
・一日5回ペースで見てる人がいる
・カテゴリページで結構迷ってるとか興味深い数値簡単に見れるので一度試してみることをオススメします。 pic.twitter.com/zddKw4xjfg
— 堀口英剛 #モノマリスト本発売中! (@infoNumber333) 2018年6月10日
それでこんなTweetをしたところ、Juicer(ジューサー)の中の人が気づいてくれて、今回記事を依頼してもらえることになりました。
最近こういうラブコールがきちんと相手に届くことが多くて嬉しいです。
というわけで今回はJuicer(ジューサー)を使うとどういうことができるのか、何がそんなにすごいのかというのを紐解いていこうと思います。
無料でこんなにできちゃうの?という内容なのでもし気になる機能があったらぜひ使ってみてくださいね。
ポップでわかりやすいUI
まず全体的に言えるのは、Juicer(ジューサー)はデザインがお洒落。
細かな色使いや動き、ナビゲーションなどが専門的なツールだとは思えないくらい洗練されています。こういったツールを敬遠してしまう理由の一つとして「見た目がダサい」っていうのは大きな要因だと思うんですよね。
Juicer(ジューサー)は管理画面を眺めているだけでなんとなくできるマーケター感を演出してくれるのでついつい画面を開きたくなってしまいます。こういうところは実はとっても大事。
ホーム画面ではGoogleアナリティクスのようにサイトのPV数やUU数、直帰率など重要な要素を優先してわかりやすく表示してくれます。
上のように直近のサイトの変化を言葉でも教えてくれるので、数値を分析するまでもなく概要がわかるのがいいですね。
この基本の機能を元に、Juicer(ジューサー)では下記の流れでサイトを改善することができます。
① ユーザーを知る
② アクセスの流入元を知る
③ 改善策を試す
サイトに訪れる「人」と「経路」をきちんと把握して、それを元に次の手を考え、実行して結果が知れるので着実にサイトが改善していくんですよね。
それが一切コードとか書く必要なくポチポチとクリックだけで進むので、初めて使ったときは「これはDMP革命だ」と驚愕したことを覚えています。
1. ユーザーを知る
では実際に各項目でどんなことができるのかをご紹介していきます。
まず一つ目は「①ユーザーを知る」。
サイトに訪れている人たちがどんな人達なのかを視覚的に理解することができます。正直これだけでも導入する価値あると思います。
ユーザーの代表ペルソナを出してくれる
まず面白いなと思ったのが「ユーザーのペルソナ(代表例)」を出してくれるという機能。
monographで言うとこんな感じらしいです。
30歳の女性で既婚で子供なし。共働きのおだやかに暮らしたい平和主義。
monographの場合、ガジェットやカメラ、カフェ記事など様々なカテゴリーが存在するのでこの「ペルソナ」が定期的に変わるのですが、確かに一部の読者として「こういう人いるわ」という実感値があります。
あまりユーザーと接点がなくて、読者の想像が全くできないという人は参考にしてみるのも面白いかと。
男女の比率はこんな感じ。元々は男性9割女性1割くらいのブログだったはずなのですがここ最近で大きく女性の読者が伸びてきた感覚があります。それをデータで知ることができるというのはやはり便利。
年代は25〜30歳の方が一番多いとのこと。
自分が27歳で、自分の好きなことを書いているのでやはり同世代に刺さるのでしょうね。
LINE@やTwitterでコメントをくれる方は年齢が上のことが多いので、もう少し上の世代の方が多いのかと思っていました。
ユーザーの熱量分析
これ、個人的Juicer(ジューサー)の目玉機能です。
「ユーザーの熱量」を分析できる、という機能があるのですがこれがやばい(語彙)。
「コンバージョン」という設定したゴールに向けて、サイト上に訪れたユーザーが今どの段階に何人いるのか、というのを視覚的に判断できるツールです。
monographの場合は、僕という人間に興味を持ってもらい長期的な読者になってもらうというのがゴールだと考えているので僕のプロフィールページをコンバージョンのポイントに設定しています。
その上で今どれくらいの人がmonographを「知って」くれていて「興味」を持ってくれていて、プロフィールページまで来てくれたのかを段階的に知ることができます。
さらには、この各フェーズの人に対して”あるアクション”を行うことができるのですが、それは後述。
「認知」や「興味」の段階に応じて年齢の分布やアクティブな時間も個別に知ることができます。
ふらっと立ち寄る最初のユーザーは男性が多いのですが、徐々に興味が強まるに連れて同じ世代の女性の読者が多くなっていきます。
書いているネタは男性向けが多いのですが、女性の方が根強いファンになってくれやすい傾向があるのかもしれませんね。勉強になります。
さらには、どういうIDと連携しているのかはわかりませんが、興味度別にどんな企業に勤めている人がいる、というのも分かってしまいます。
この手の機能に関してはどれくらい精度が高いんだろう、という半信半疑の気持ちで使っていたんですが、これは信用してもいいんじゃないかと思った出来事がありました。
それは一番右の「コンバージョン」までたどり着いた人の項目に書いてある会社からPR案件の問い合わせがあったんです。しかもこの中で2件も。
背筋がゾッとするほどのツールですこれ。
個別のユーザーも見れる
ユーザーを「塊」ではなく個別の「人」単位でも細かく調べることができます。
「訪問回数」でソートすると直近半年で600回以上もmonographに訪れてくれているひとがいるんですよね。誰なんだろう、、一度お会いしてみたい。
2. アクセスの元を調べる
①でユーザーがどういう人なのか、どういう状態なのか、というのを把握したら次は「どういうコンテンツが人気なのか」というのを調べます。
入り口のコンテンツを調べる
アクセスの解析には様々な機能があるのですが僕がよく使っているのは2つ。
その内の一つが「入り口のコンテンツを調べる」という機能です。
これは単純に読者がどのコンテンツから流入してきているのかを調べることができる機能なのですが、その中で直帰率(1ページだけ見て帰ってしまう確率)が高いコンテンツを視覚的に赤く表示してくれます。
上から順にアクセスが多いコンテンツなので、上からこの赤を潰していけば効率的にサイトの改善を行うことができます。
僕はこれを地道に繰り返したおかげでグッと直帰率と訪問別PVが増えまして、サイト全体の平均で訪問別PVが2.0を越えています。
大手サイトのような過度なページ分割は行っていないのでなかなか悪くない数字かと。
コンテンツの評価機能
もう一つ僕がアクセス解析で使っていて便利だなと思っているのは「コンテンツ評価」という機能。
複数の観点でサイトに寄与をしているコンテンツを評価してくれる機能なのですが、その中の「獲得ユーザー」という考え方が面白いんです。
上で見ると最近バズったジェットウォッシャードルツの記事が一番評価が高くなっています。
その理由は単純なPVではなく「新規の獲得ユーザー」が多かったため。この記事一つで新しく17000人の読者と出会うことができました。
既存の読者のためのコンテンツと、新しい読者を呼び込むためのコンテンツの両方を作らなければメディアは成長しないので、これは指標として非常に参考になるデータ。
3. 施策を行う
最後に、①②の分析を元に実際に「施策」として読者にアプローチをしていきます。
普通のツールは見ただけで「はーん」と納得して終わってしまうことが多いのですが、Juicer(ジューサー)はそこから改善まで繋げられるというのが素晴らしい。
A/Bテスト
まず一つの「施策」の機能として二つのコンテンツを出し分けてどちらが効果が良いかを判断する「A/Bテスト」というものが使えます。
これすごいのが、いちいちコードとか書く必要なく管理画面上で設定が完了しちゃうところ。
ページの中でA/Bテストを行った方がいいものをリコメンドしてくれて、
その中で文言や色、画像など変えたい部分を管理画面上でクリックすると、変更したものを一定の割合で出し分けてくれるのです。
あとは期間を置いてどちらの結果がよかったかを判断して、良かったほうを残すという単純作業。
こんなに手軽にA/Bテストができるとは…。
ポップアップ表示
そして、これ絶対使ったほうがいいと強く推したい「ポップアップ表示」機能。
①の「ユーザーの熱量」のように「認知」「興味」の段階でグループ分けされたユーザー毎にポップアップでバナーを表示できるんです。
例えばサイトに初めて訪れてくれた人に対して「はじめまして!」のメッセージを表示することもできますし、常連さんに「いつもありがとうございます、これもう読みました?」みたいなサジェスチョンをすることも可能。
僕の場合は今、プロフィールページまで辿り着いて興味を持ってくれた人に対してモノマリスト本の記事をおすすめするというポップアップを設定しています。
どの記事からかmonographに訪れてもらって、できるだけそこから「もう一記事」を読んでもらえるように直帰率を下げ、自分に興味を持ってもらってプロフィールページまで来たら、最後に本を読んでもらってファンになってもらう。
Juicer(ジューサー)のおかげでこのような設計をサイト全体を走らせることができるようになりました。
結果がわかれば、目標が生まれる。
皆さんは普段、どんな気持ちでブログを運営していますか?
少なくとも何らかの目標があって運営をしているのだと思いますが、その「目標」に対する「答え」を知る術を持っていますでしょうか。
僕はどちらかというと「目標」よりも大事なのは「答え」を知ることだと思っています。
「答え」がないまま文字を綴り続けるのは、空き瓶に手紙を入れて海に流すのと等しい行為です。もしかしたら何処かの誰かに流れ着いて返事があるかも知れませんが、それは奇跡に近い確率。
きちんと「宛先」を決め、届く「方法」を考え、「返事」を求めること。そこまで考えないと伝えたいことは伝わりません。
先に「答え」が手に入る状況さえ用意することができればあとは、それを改善するための「目標」が立つ。
その「答え」と「目標」、そして「改善のためのプロセス」のすべてが詰まったのがJuicer(ジューサー)というサービスです。
正直、僕は今だに何故これが無料で使えるのか信じられていません。それくらい誰にでも簡単に使えて、効果があるDMP。
あなたも「答え」をJuicer(ジューサー)で見つけてみませんか。
公式サイト:ユーザー分析DMP Juicer
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