ハサミとカッターが融合したダンボール絶対開けるマン!「HAKOake(ハコアケ)」
ダンボールは君に任せた。
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。PITE.(@infoNumber333)です。
僕はもうとにかく気になったモノはすぐ買ってしまうので毎日のように家にダンボールが届きます。休日の朝はいつもヤマトのお兄さんに起こしてもらうのが恒例行事です。
そして僕は好奇心が抑えられない質なのでダンボールを受け取り、玄関のドアを閉めた瞬間にダンボールをバリバリと空け始めます。文字通り手づかみで、力任せでバリバリと。
本当はもっと丁寧に、所作良く、優雅に開けるべきだとは思っているのですが空けたい気持ちを抑えられないんですよ。まだまだ若いな。
後は玄関からリビングに戻って、引き出しを開けて中からハサミとカッターを探して出してきてそれで箱を開けるという一連の動作がちょっと面倒なんですよね。一々「あれ〜ハサミどこやったかな〜、カッターもないな〜」ってやるのが面倒。
箱を開ける際はハサミとカッターの二つが必要になる場面が多いのですが、大抵どちらかが無くて途方に暮れるんですよね。そしてなんでもない時にひょっこり出てくる。
そんな日常の本当にちょっとした小さな小さな悩みに目を付け、アイデアを形にした面白いアイテムを手に入れたので今日はそれをご紹介。
KOKUYO「HAKOake(ハコアケ)」
今回買ったのはKOKUYOから出ている「HAKOake(ハコアケ)」という名前のハサミ。
いつも読んでるMACHOLOGさんで紹介されているのを見てこれは良さそうだと流れで注文。amazonから僕の家に届き、只今毎日大活躍中です。
こちらがパッケージから取り出した「HAKOake(ハコアケ)」。見た目は普通のハサミですが持ち手の部分に小さなスライドがあるのが分かると思います。これがこの「HAKOake(ハコアケ)」の肝。後で詳しく説明します。
裏側はこのように持ち手にすべり止めが付いています。危なくないように専用のケースが付属。使い終わったらパチンとこの鞘に収めます。
ケースを外すとこのように刀身が表れます。
鈍く光るチタングルーレスの刃
ケースから引き抜いた瞬間直感で、カッケェなこれ、という感想が。
どこにその格好良さを感じたかというとこの刀身に使われている素材。僕が選んだのは「チタングルーレス」という特殊な素材が使われているモデルで、これは中空構造の刃にチタンコーティングを施し、硬度を高めたコクヨオリジナル設計の刃とのこと。
見るからに丈夫そうに鈍く光るこの刃。刻印された「KOKUYO」の文字。
この素材のおかげなのかはわかりませんが使っていて切れ味は抜群。薄い紙も、少し厚めの紙もジャキンジャキンと切り裂いてくれます。
カッターにもなるハサミ
そしてこの「HAKOake(ハコアケ)」の真骨頂がここから。
「HAKOake(ハコアケ)」の持ち手に付いているスライド、これを上方向にグイッと押し込みます。
するとこうなります。え、どこが変わったかわからない?そうでしょうそうでしょう。
もう少し刃先に注目して見てみましょう。刃の一番の先端部分がスライドを押すと、
このように少しだけ上の刃が内側にずれ下の刃の先端がむき出しになります。
この少しだけ露出した刃がカッターとして使えるというのが「HAKOake(ハコアケ)」の魅力。
まず初めにダンボールのガムテープを裂いて開ける際はこのカッターモードを使って切り裂き、紐やタグなどがあればハサミでぱちんと切れる。これだけあればダンボールに掛かる一連の動作が一本で済むというわけです。
今はこの「HAKOake(ハコアケ)」を玄関先の下駄箱の中に置いておいて、ダンボールを受け取ったらすぐにこいつで開封するようにしています。もうバリバリと音を立てて無理やり力づくで箱を引きちぎることもありません。
2本を1本にまとめるというアイデアもいいですが、「箱を開ける専用」という用途をあえて限定しているところがコンセプトが立っているのが良いですね。箱を開けるためだけに存在するので、ずっと玄関に置いておける、だから場所がわからなくなることもありません。
これからも彼に、バッサバッサと夢が詰まったダンボールを切り拓いてもらおうと思います。