ジェット気流で髪を乾かせ!定価4万円以上の超高級ドライヤー「dyson supersonic」を試してみた
2016/12/31
ジェット気流がついに手の中へ!!
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
独自の技術により「吸引力が変わらない掃除機」を開発して一躍有名になった家電メーカー「dyson(ダイソン)」。今ではもう日本では知らない人はいないんじゃないかというくらい広く認知されている会社です。
dysonの製品はその機能面でも有名ですが、デザインがやはり特徴的ですよね。「dysonの掃除機」といえば誰でもあのメカメカしい半透明のボディを思い浮かべるのではないでしょうか。普通の掃除機に比べたら価格はやや高めですが、それでも一台手元に置いておきたいと思わせられてしまう確かな魅力がある製品を世に出している会社、それがdysonです。
そんなdysonから今年、掃除機・扇風機に続く新たな商品ラインナップとして、なんと「ヘアドライヤー」が発売されることになりました!掃除機も扇風機もどちらも”風を操る”という同じ機能を軸にしている製品なので、それをまた違う分野に横展開したのが「ドライヤー」という市場だったのでしょう。
新しくdysonからドライヤーが発売されるというニュースを見た時にも「なるほどね」という納得感を感じました。そして同時に湧き上がってきたのは、dysonの技術を応用したドライヤーって果たしてどんなヤバイものなんだろうという期待感。これは是非一度手に取って試してみたいなーと思っていたらなんとdysonさんから直接製品をレビュー用にレンタルさせてもらえることになっちゃいました!
天下のdysonからこういう取り組みを受けていただけるというだけでブログ冥利に尽きますね。
先日自宅に届いたので早速レビュー記事を書いていきます。わくわく。
「dyson supersonic」実機レビュー!
こちらが届いたdysonのヘアドライヤーのパッケージ。
正式名称を「dyson supersonic ヘアードライヤー」と言います。カタカナに直すと「ダイソンスーパーソニック ヘアードライヤー」。名前だけで凄みがありますね。必殺技の名前みたいです。
裏面にはこの通り各部の細かい特徴や説明が。
この部分は一つひとつ触りながら紹介していきますので少々お待ち下さい。
パッケージのカバーを外すと純白の箱が。Apple製品もそうですが海外の家電メーカーのパッケージってシンプルなパッケージの割に高級感があるんですよね。日本のパッケージは色々と文字がごちゃごちゃしすぎ。
期待を胸にパカっと開封!
「dyson supersonic」本体とオプションパーツが一面に綺麗に収まっています。説明書もペラッペラのものが数枚あるだけで無駄がなし。このまま収納キットとしても使えそうなクオリティです。
「dyson supersonic」本体に触る。
箱のなかから「dyson supersonic」の本体を取り出してみました。
流線型のデザインが美しい、dysonらしいシンプルな製品ですね。奥行きが浅く、およそドライヤーとは思えない形状です。これは見てるだけでご飯3杯はいけるわ。
iPhone6sと並べてサイズ感を比較。
普通のドライヤーと比べて持ち手の部分が長く、頭が小さいイメージ。棒の先に丸い輪っかが付いているような感じです。
吸気口部分を正面から。
磨き上げられたメタリックな光が美しいですねー。
本体についているボタンは上記の4つのみ。
持ち手に付いている上側のボタンが電源ボタン、下側のボタンが冷風ボタンです。
冷風を出すときには冷風ボタンを押し続けなければいけないのが普通のドライヤーとちょっと違いますね。
続いてこちら側が噴射口。
丸い輪っかの縁から空気が流れてきます。dysonの扇風機もそうなんだけど真ん中の空洞部分て何か意味があるんだろうか。まぁそりゃもちろんあるんだろうけど。
3種類のアタッチメントが付属。
本体に加えて風量を調節するためにdyson supersonicには3種類のアタッチメントが付属しています。
左の2つは風の向きをまとめて細かい部分のヘアセットをする時に使うもので、右の大きなアタッチメントは風を分散させて髪を柔らかくふんわりさせる時に使うものです。
アタッチメントは磁力でくっつくようになっていて、排気口付近に近づければパチン!と固定されます。これは便利だなー。かなり楽に取り外しができます。
実際にアタッチメントの一つを装着してみたのがこちら。
こうすると一気にドライヤー感が出てきますね。
フィルター交換も簡単。
手元にはメッシュ状の金属素材が使われていて、この部分をひねって取り外すことができます。
中には薄いフィルターが入っていて、必要に応じて交換ができるというシステム。dysonの製品はメンテナンスも簡単なのでお手入れしやすいのがいいところ。
あとセットでゴム製のシートも一枚付属しています。
ドライヤーとはいえお値段4万5000円もする超高級品なので滑って落として壊さないように配慮がされているんですね。この値段だとさすがに大事に使うよね。
いざ!起動!!
いよいよ実際に「dyson supersonic」を使ってみます。
電源を入れると「キュイーン」という高い駆動音と共に猛烈な風が吹き始めます。左側の白いランプが風量を表していて、右側が風の温度をを表しています。どちらも3段階で調節が可能。風量は3段階、温度は冷風も含めて4段階の調節ができます。
起動してみるまで正直半信半疑だったのですが、使ってみたら風がもうヤバイです。
起動と同時に風圧で手が押し戻されるレベルの力を感じました。
多分床に置いて電源を入れたらちょっと浮くんじゃないかってくらい。
ここはやっぱりdysonのすごいところで、全然原理は分かりませんが独自の技術で気流をまとめて密度の高い、高速の風を作り出せるんだとか。細かい話はわかりませんが、まぁ、そういうことです。
髪を乾かしてみた。
眺めて遊んでいるだけではしょうがないので、取り敢えずシャワーを浴びて髪を乾かしてみました。
風速1でもかなりの風圧があるので、これくらい離して当ててもちょうどいいくらい。
もう風速3だと手で持って当てるのがツラいです。あと生え際が心配。
逆に温度はあまり高くなく、近づけても全然熱くないんですよね。
温度が低くても風速・風圧が高ければ髪を乾かすには充分らしく、いつものドライよりも圧倒的に早く髪が乾きました。熱を加えないため髪にも優しいので、きっと男の僕よりも女性の長い髪に適したドライヤーだと思います。
文章では風の強さがわかりづらいと思うので、風の届く距離感を画像で。風量1でもこれくらいの遠さで充分前髪が浮きます。
風量2だとこれくらいでも髪乾かせます。
風量3は家が狭すぎて壁から壁まで離れてもおでこが見えるほどの強パワー。僕の家では手に余る力を持ったドライヤーですよこれは。
もうちょっと分かりやすくするためにGIFでも。
台風の日にTMレボリューションやってる人ってこんな感覚なんでしょうね。
ちなみにアタッチメントを何も付けない状態が一番風量が多いので強すぎる場合は、アタッチメントを調節すれば無問題。
僕は一応髪の毛にパーマをかけているので、実際に使う時はこの大きめのアタッチメントが一番相性が良かったです。手櫛でクシャッとさせながらふんわりとした質感を出せることができます。しかも風がまんべんなく頭全体に分散するのでムラなく短時間で乾くのがいいですね。いやーこれは買いたい。
選ばれし者のためのヘアドライヤー。
以上一通り「dyson supersonic」を使ってみての感想でした。
一言で言えば「パワーが強いお洒落な高いドライヤー」なので、普通の人が必ずしも必要かと言われるとそうではない製品だと思います。
ですが、確実のその値段分の、最先端の「技術」が詰まった価値のある製品だということは、実機を触ればわかります。
美容師さんのような「とにかく風圧の高いドライヤーを使いたい」という人や、「最先端の技術を使ったガジェットを使ってみたい」という新しいもの好き、「dysonのシンプルなデザインに惚れた」というこだわりの強い人など、人とはちょっと違った視点を持った人に刺さる商品なのだと思います。
supersonicを見て何かを感じた方は、是非お手元に一台置いてみてはいかがでしょうか。普通のドライヤーとはひと味もふた味も「違う」新しい要素がギュッと詰まった新しいドライヤーです。