【日本のマチュピチュ】天空の城「竹田城」に雲海を見に登ってみた!これぞ絶景、いつか行かなきゃもったいない!
人生でやりたいことリストのひとつを達成。
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
この間、次は”風圧”で空を飛べ!Googleの新CMに出てくるスノボー、「スノーカイト」がメッチャ楽しそうやん。という記事でも書いた「日本のマチュピチュ」「天空の城」こと竹田城。
GoogleのCMで一躍有名になったので知っている人も多いでしょう。
おかげで最近は観光客が急増していろいろニュースにもなっていますよね。
僕もこのCMを見て竹田城の存在を知った者の一人で「いつか登ってみたいなぁ」と思って今年の6月くらいに一度調べてみることに。
どうやらCMのように竹田城を取り囲む「雲海」が見れるのは秋~冬にかけての限られた季節限定らしいということがわかりました。
せっかくなら雲海の見れる時期がいいというのと京都から2時間くらいでいけるということから秋の紅葉シーズンまっただ中に行くことを決意。
先週の3連休で京都~兵庫を楽しく旅行して帰ってきたのが今です。
「日本のマチュピチュ」「天空の城」という名前に決して引けをとらない絶景が見れる素晴らしい場所だったので、
今回はアクセスの方法、登り方などのポイントを実際の写真と記事にしてご紹介しておきます。
日常とかけはなれた場所に行きたい、アクティブに週末を楽しみたい、天から地上を見下ろす気分を味わいたいという人は是非足を運んでみてください。
一度は登ってみることをおすすめします、竹田城。
”天空の城” 竹田城とは?
まずは最近話題になっている「竹田城」とはどのような場所なのかを軽くご紹介。
「竹田城」とは兵庫県朝来市の山の上にある城跡(古城)で、雲海に浮かぶその神秘的な姿から近年では”天空の城”や”日本のマチュピチュ”と呼ばれている観光名所です。
標高は353.7m。東京タワーとほぼ同じくらいの高さです。
ブームの火付け役となったのがこのGoogleのCM。
これが放映されて以来観光客の数が何十倍にもなったのだとか。
竹田城へのアクセス
竹田城へのアクセス方法は、
①電車
②車
の2パターン。
電車ならJR竹田駅が最寄りで、車だと近辺に駐車場が複数あります。
ですがどちらにしても竹田城までは徒歩で登らなければいけません。
登山コースは緩やかな上り道が続く「西登山道・南登山道」(所要時間90分〜120分)と距離は短いけど急勾配の山道を行く「表米神社登山道」(所要時間20〜30分)の二つがあります。
僕は今回「表米神社登山道」のルートで登ったんですが、これがなかなかキツかったw
翌日は太ももとふくらはぎがバッキバキになりました。
後でもレポートを書きますが、険しい道程なので足腰に自身がない人はおとなしく「西登山道・南登山道」ルートを選ぶのが賢いと思います。
詳しくは下記の地図を見るとよく理解できるはず。
また、僕は今回車で行ったのですがシーズンまっただ中だったこともあり近くの駐車場に止めることができずかなり遠くの第4駐車場から歩いて向かいました。登山するまでですでに体力使うので車で向かう人は心構えをしておくように。
竹田城の雲海が見れる時期・時間は??
竹田城の名物である「雲海」は一年中どんな時間帯でも見れるわけではなく、発生する「時期」と「時間帯」が決まっています。
雲海が発生する「時期」は9月下旬〜4月の間で、11月あたりが一番見れる可能性が高いようです。
「時間帯」は明け方〜午前9時の間。
僕が登った時も9時がギリギリで9時半頃にはもう雲海はほぼなくなっているという感じでした。余裕を持って早めに登ることをおすすめします。
また、雲海は「朝方と日中の気温差」が大きいと発生する確率が高いようです。
こちらの記事に詳しく載っていますのでひと通り目を通しておくと良いかと。
準備するもの
竹田城に登るにあたり準備するものとしては、
・スニーカー
・防寒具
・懐中電灯
この3つがあればまぁ大丈夫。
どちらの登山道を選ぶにしてもけっこうハードな道のりなのでスニーカーは必須。雲海を見に行くとなると季節的にも時間的にも山頂はメチャクチャ寒くなるので防寒対策もしっかり行う必要があります。
もし初日の出を見に行くのであれば山道はライトがなく真っ暗なので懐中電灯も用意する必要がありますね。真っ暗な中で「表米神社登山道」を登るのはかなり危険なので「西登山道・南登山道」のどちらかで登ることをおすすめします。
レッツ☆竹田城登山!
そんなわけで早速竹田城に登った時の様子を写真と共にレポートとして書いておこうと思います。
僕は前述のとおり「表米神社登山道」ルートで登ったのでスタート地点は神社の鳥居から。何か雰囲気あるなぁ。
鳥居をくぐり先に進むと神社の本尊が見えてきますが、中には入らず左の道に逸れます。
こちらの看板が目印。
横道を進んでいくと簡素なフェンスが。
ここもくぐり抜けて山の中へ。
やっと登山っぽくなってきました。
これ写真以上に一段一段が高くて疲れます。
ヒザに爆弾抱えてる人はのぼっちゃダメ。
手すりがなく崖のすぐ横を登る場所も。
暗い時に歩くのはやはり危険かも。
まだ3分の1か…
息を切らしながら登って行くと少しずつ道に靄が。
雲海の中に入り始めました。
さらに200メートルくらい進むと「西登山道・南登山道」の整備された道と合流。ここまで来るとかなり楽になります。
青く晴れた空。気持ち良い。
道を進んでいくと霧の向こうに城壁のようなものが!
あれが竹田城か…!!
視線を逆方向に向けるとそこにはすでに雲海が!
いつも間にか雲の上まで登ってきてたんですね。
わたあめみたい。(月並み
観覧料は300円
竹田城に近づいてくると料金所があります。
観覧料で300円かかりますので快く払いましょう。安い。
石垣を登って竹田城跡の上に立つと…
眼下には真っっ白な雲海が。
11月下旬という時期が良かったのか素晴らしい量の雲海を見ることができました。雲の中から浮き出る山々が神秘的。まるで水墨画を見ているような気分です。
この日は雲海の調子もよかったようで自分の立っている竹田城すらも雲海に包まれる場面もありました。
この時期は雲海だけでなく紅葉も楽しめるのが良いですね。
人も多いけどこの時期に来て正解でした。
こちらが竹田城の天守閣。
僕が登った時は保護工事中ということで登れませんでした。残念。
天守閣付近からは竹田城の跡地を見下ろすことができます。
この段状の城跡の光景が本家「天空都市」マチュピチュと似ているのが竹田城が「日本のマチュピチュ」と呼ばれている所以です。
いつか本物のマチュピチュにも行ってみたいなぁ。
しばらくは広がる雲海をぼーっと見つめる。
すると徐々に雲が薄れて…
かつての城下町が見えてきました。
ちょうど車を停めた駐車場も見えます。
あそこから歩いて登ってきたのか…
雲が晴れたかとおもいきやまたすぐに新しい雲が出てきて山下を覆い尽くします。山の天気は変わりやすいとはホントですね。
満ち引きする雲を見ていると雲”海”という呼び名もしっくりきます。
これぞまさに絶景。
雲海に浮かぶ紅葉の山々を見れるのは世界中を探してもきっとこの竹田城だけなんじゃないでしょうか。
外国からの観光客が多いのにも頷けます。
8時から9時の間、雲海が消えるまで竹田城を散策。
なかなか見れるものではないのでたっぷり雲海を楽しんで古城を後にしました。
帰りは緩やかな「西登山道」から下山。
さすがにあの「表米神社登山道」の急斜面を下りる勇気はありませんでしたw
時間はかかりますが疲労は確実にこちらの方が少ないです。
一度は行ってみることをオススメします。
という訳で今回は「日本のマチュピチュ」「天空の城」こと竹田城のレポートでした。
正直日本に住んでいて行ったことがないというのはとてももったいないと思える場所だったので、連休など暇を見つけていつか一度は訪れてみることを強くオススメします。
意外と若い年齢の観光客が多く、これからさらに流行りそうな盛り上がり方でしたよ。
是非みなさんの「人生のやりたいことリスト」のひとつに加えてみてください、竹田城。