月刊モノグラフ2019年4月号「令和」
時代の節目ということで。
2019年4月1日、新しい元号が発表されましたね。
僕はTwitterのライブ配信で菅官房長官の発表を見たのですが、他の方の話を聞くと「定食屋のテレビで」「インスタライブで」「Abema TVで」と様々なメディアでその時を迎えていたことを知り、実に平成の終わりらしいなと。
一大ニュースなので、まだ新元号を知らないという方はほぼいないと思いますが、僕も日本で運営されているメディアの隅っこの方の端くれとしてお伝えしておくことにします。新しい元号は「令和(れいわ)」です。
万葉集の歌を典拠とする言葉で、総理曰く「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味を込めて付けられた元号。正しく今の時代、そしてこれからの時代を表す言葉だと僕は感じました。
“平和”を願って制定された元号「昭和」と「平成」。
「昭和」には戦争があり、「平成」には大きな災害がありました。その二つの元号を経て、これから花開く色とりどりの文化を期待させてくれる。皆が前を向ける素敵な元号なんじゃないでしょうか。
そして「令和」の「令」は古典の「令月」という言葉から取られているそうです。
これは現代で言う四月を表し、何事をするにもよい月。めでたい月。という意味を持ちます。
「令月」は年に一月ですが、同じ意味の「令」を冠する「令和」はこれから数十年続くことになるでしょう。つまり何事をするにもよい時代。めでたい時代。
カジュアルに意訳すると「毎日がスペシャル」。竹内まりやにようやく時代が追いつきましたね。
先月話題になった記事
前置きが大分長くなってしまいましたがいつもどおり月刊モノグラフ、やっていきたいと思います。
「令月」つまり「四月」は始まりの月。
暖かくなってきましたし、心機一転気合いを入れ直して記事や動画頑張っていきたいと思います。
中目黒に新名所が
桜で人がごった返している目黒川ですが、今年の中目黒には桜以外にも人を惹き付ける新名所が誕生。なんと今年の春世界に5つしかない特別なスタバが中目黒にオープンしました。
僕も初日に行って中を取材してきましたので、まだ行かれていない方はぜひご覧になってみて下さい。
中目黒に世界に"5つ目"のスタバの聖地が誕生。「STARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYO」
世界最軽量の折り畳み傘
季節の変わり目ということもあってここのところ天気が安定しないので導入したとっても軽い折り畳み傘。
鞄に入れてしまえば持ち運んでいる感覚がほぼないので、毎日入れっぱなしでも大丈夫な優れもの。これは買ってよかった。
スマホより軽い。世界最軽量級の折り畳み傘「BARBRELLA」
都市を乗りこなす2wayバッグ
デザインユニットのTENTさんと最近仲良くなったのですが、そのきっかけをくれたトートバッグ。
ミニマルな見た目ながら独自の機能を取り入れたとても使いやすいバッグです。ここのところものづくりをしている方との人脈が広がってきたのでまたどんどん面白いことが始まりそう。
トートにもリュックの快適さ。都市型2wayバッグ「HANDLE」
質問コーナーやってみました
最近力を入れているYoutubeで質問が多くなってきたので一気に答える質問コーナーをやってみました。いただいた質問にダラダラ答えてたら50分ちかい動画になってしまいましたがこれはこれで素の感じが出て楽しいですね。
またやってみようと思います。
スマートリモコンならこれ。
ここ数年で「買ってよかったモノは?」と聞かれたら答えるようにしているミニマルなスマートスピーカー。
直接生活を大きく変えてくれる稀有なアイテムですね。
今月の音楽
最近あるアイテムを買いまして、家の中で聴く音楽が楽しくてしょうがないです。今度また紹介しますね。
ニガミ17才 – 化けるレコード
天才、奇才、もう変態。
のっけからノリを持ってかれるグルーブ感毎歳のベース、拍の枠の中を自由自在に泳ぐボーカル、オノマトペ大臣なシンセ。聴いたら脊髄から踊らずにはいられないニガミ17才。
「まだ腐敗を重ねながらA4をうろつくうろつくうろつく
僕の胸ポケットにミョウガ仕込んでべに花油でカラッと揚げてほしい」
音楽もすごいんだけど、歌詞もなにこれってレベルにセンスが溢れてる。ともかくライブに行きたい。まる。
Sweet William と 青葉市子 – からかひ
2019年に躍進すると信じているトラックメイカー「Sweet William」。1990年生まれで僕と同い年なんですよね、すごい同級生がいたものです。
唾奇との合作で名が知れた彼ですが、作る音の綺麗なこと綺麗なこと。どこか懐かしく物悲しい曲を作る期待の若手。
今月のマンガ
月額5,000円超えてもいいからKindleがマンガ読み放題サービス始めてくれないかなと思うくらいには毎日マンガを読んでいます。今月は2作品ご紹介。
サイケまたしても
僕ら世代には好きだった人も多いであろう「うえきの法則」の作者、福地翼さんが描く能力マンガ。
基本は「うえき」と変わらず能力で戦うバトルものなんですが、主人公の能力が「池で溺れると一日の始めからやり直せる」というチート能力で、タイムリープものの側面もあるのがポイント。
実にサンデーっぽい明るい少年漫画を読みました。
波よ聞いてくれ
もう何度目の紹介か分かりませんが最新刊6巻が発売されたのでご報告です。
ラジオパーソナリティの仕事を描くマンガのはずが、主人公が破天荒すぎていつの間にか新興宗教団体のアジトに監禁されるハードボイルドアクションものへと様相がガラッと変わってきました。
軽快な語りに乗せたボケとツッコミがセンスに溢れてすぎていて、毎度唸らされる良作。
時代に背中を押されて
冒頭でもお伝えしましたが、「なんでもやったらいいじゃん!きっと上手くいくよ」と優しく応援をしてくれる気がする元号「令和」。
肯定してくれる存在って、大事ですよね。それだけで前に進めたことがどれだけあったことか。
これからは「時代」そのものが背中を押してくれるわけだから、僕らの未来は明るいに決まっていますね。
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