無機質に愛着を。国立商店のMacbook12インチ用レザースリーブ、1年後の経年変化。
先日「これからのモノはMacbookやiPhoneのように”ツール”として消費されるモノと、感情に訴えかけるオンリーワンのモノしか残らない」と落合陽一さんが仰っている動画を見たのですが、その通りだなと。
PCやスマホはもはや僕らの生活にとってインフラ。
「持ってたらいいな」ではなく「持っていないことが考えられない」ほど日常生活に密接に関わり溶け込んでいるツールです。
もはや誰もが持っていることが当たり前、そこに昔のような「スタバでMacbookでドヤ顔」のような特別感はもう存在しません。
無機質に愛着を与えるレザースリーブ
Macbookは生活のツールであり仕事道具。
そのパフォーマンスが日々の過ごし方や仕事内容に直結するモノなので、従来よりも良いと思える製品が出たらすぐに新しいモデルに切り替えています。そういう意味では”長く使えるモノを選ぶ”という服や靴や鞄の選び方のルールとは正反対ですね。
本体はドライに割り切って使っていますが、それだけでは味気ないので僕は長いことセットで国立商店のレザースリーブを使っています。
無機質なMacbookを包む、革の温もり。
Macbookを傷なく綺麗に守る代わりにレザースリーブが擦れ、それが味へと変化していきます。
購入当時の白い蝋引きはあっという間に消えて無くなり、今では無数の細かい傷が表面に。
リンク:やっぱりこれだね。国立商店のmacbook 12インチ用ブライドルレザースリーブ
擦れは次第に革の表面を滑らかにし、今では静かな光沢を放つようになりました。
ここまで約1年。植物性のオイル「ラナパー」をたまに塗りながら使っていますが、丈夫なブライドルレザーで作られているだけあってまだまだ育ちそうな雰囲気がありますね。
鞄の中ではMacbookの表面を守ってくれ、デスクの上では柔らかく打鍵を支えてくれます。今ではこれを下に敷かないと違和感を感じてしまうような身体になってしまいました。
革が人に馴染むというのは逆も然りで、人が革に馴染むこともあるんですね。
1年、2年で終わらない
僕はiPhone用のケースもレザーのものを使っていますが、毎日頻繁に手に触れるiPhoneケースに比べてMacbookケースの変化の早さは緩やか。
まだこれからさらに魅力的に変化する可能性を秘めているので毎日楽しく愛を持って持ち運ぶことができます。
Macbookは誰もが持てる“ツール”としてのモノですが、レザースリーブは使っていく内に自分の色に変化していく、感情に訴えかける“オンリーワン”のモノ。
無機質なモノこそ、このように愛着を持てるモノと組み合わせ、愛を伝播させていきたいです。
職人が作るレザースリーブ for MacBook(12インチ)
関連:僕が毎年最新のiPhoneを買う理由
Macbookを定期的に買い換えるのは、僕が毎年iPhoneを買い換えるのとほぼ同じような理由からです。
何故毎年新しいiPhoneを買い換えるかという理由はこちらから。