渋谷の街に新たな流れ。Google日本支社もやってくる「渋谷ストリーム」をふらっと一周。
2018/10/09
今一番面白い街はどこか。
こう聞かれたら僕は今真っ先に「渋谷」と答えると思います。
既に世界的に知名度も高く、人口密集度も高い日本有数の街ですが僕が面白いなと思うのは、常に進化をしている街であるという点。
変化に次ぐ変化を繰り返す、完成形の見えない生き物のような姿に足を運ぶ度に圧倒されます。
東急グループを中心に、駅前の再開発が進められ2027年までは次々に新しく巨大なビルが立てられる予定。これだけの大きな変化を迎える街の近くで20代を過ごせているのは幸運なことだと感じながら、移りゆく街並みを車窓から眺めています。
9月13日「渋谷ストリーム」開業
渋谷ヒカリエに続く、再開発プロジェクトの一つ「渋谷ストリーム」が先日9月13日に晴れて開業となりました。
ずっと駅を通る度に着々と造られていく様を見て、いつ完成するんだろうと楽しみにしていましたがこんなに早くオープンするとは意外でした。
気になっていた商業施設だったので、オープン日に合間を縫ってふらっと訪れてみましたので今回はサクッとレポート記事を。
東口の立体歩道橋からも入れますし、地下道からも直結しているのでアクセスの良さは抜群ですね。
地下から繋がる、ガラス張りの大きなエントランス。
近未来的なデザインが特徴のクールで格好良いビルですね。
正面には渋谷川を望む広場が。
渋谷川は以前はあまり綺麗と言えるような川ではなかったらしいのですが、今回の再開発によりかなり水質が改善したそうです。
川の両脇からはシャワー状の水流が流れています。
「この川がこんなに変わっちまうとはなぁ笑」と嬉しそうに笑う
地元のお爺さんらしき人も。街の変化は住む人の気持ちの変化でもあるんでしょうね。
美味しそうなバーガースタンド。今度時間がある時に来てみようと思います。
正面の大階段。
二子玉川の駅の近くにある階段と同じような、水流を思わせるグラフィックアートが投影されています。
自撮りが下手。
ストリームの中は飲食店が充実。
いよいよ渋谷ストリームの中へ。
全くのノー知識で訪れてみたのですが、基本的に入っているお店はほとんど飲食店なんですね。
美味しそうなお蕎麦屋さん。
おにぎり屋さん。
ピザ屋。
ロブスターのサンドイッチ屋さん。初日から大人気でした。
カフェ。
小上がりの和食屋さん。
ざっと一通り回ってみましたが、どのお店も長居をしてじっくり楽しむ、というよりは「帰りがけにサクッと」と言った短時間での体験を楽しむようなお店ばかり入っていたのが印象的でした。
「渋谷ストリーム」という名前の通り、人が留まらず流れるようなコンセプトのお店ばかり。人の流れが激しい渋谷にはこういったお店が求められているのでしょうね。
唯一の「留まる」場所としてはエクセルホテル東急というホテルがビルの中に用意されています。駅からのアクセスの良さはこの上無いので東京出張時にぜひ泊まってみたいホテル。
欅坂46の聖地
アーティスト用のライブホールもあって、この日はオープン初日から行列ができていました。誰のイベントかと尋ねると「欅坂46」さんのイベントなのだとか。
代表曲「サイレントマジョリティー」のMV撮影は実はこの「渋谷ストリーム」の工事中に撮影されたとのこと。いわゆる「聖地」ってやつですね。
広く贅沢な空間
「渋谷ストリーム」を歩いていて感じたのはその「空間の広さ」。
駅近にも関わらず、高さと広さを十分に取り人が多くても優雅にすれ違えるだけの空間を用意してくれています。
「流れ」を止めないために、よく考えられているなと。
その広い空間を活かしたデザインも印象的。
ビルの大部分はオフィスになっているのですが、2019年からGoogleの日本支社が渋谷ストリームに移転してくるそうです。
世界的な大企業が拠点を構えるとなると、さらに渋谷という街の影響力が上がりそうですね。
建物の中を歩いているだけで映える壁がたくさん。
映える壁100選の企画をやるまえに渋谷ストリームがオープンしていれば…!また今度続編をやる時にはここ訪れたいと思います。
・あなたの街にもきっとある。東京のインスタ映えする”壁”100選
流れの中で、進化する
渋谷ストリームから外を見渡してみると、周りにはまだ工事中のクレーンが街のあちらこちらに聳え立っています。
まだまだ渋谷という街の進化は始まったばかり、ということなんですね。今回の「渋谷ストリーム」が良い流れを生み、これからの渋谷をさらに上のステージに連れて行ってくれることを楽しみに眺めています。
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