ジェットウォッシャードルツを買って自分の半生を悔い改めた
2019/03/23
昨晩、口からポタポタと血を吐きながら、自分の半生を悔い改めました。
不治の病にかかったわけではなく、誰かと殴り合いの喧嘩をしたわけでもありません。
ただ、”オーラルケア”をしただけだったんです。
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話は先日の夜、友人達と楽しく食事をしていた時に戻ります。
「カッターナイフはやっぱりNTカッターじゃないとダメだよね」
「乳酸菌は複数の菌を組み合わせて育てると腸内環境が整う」
「筋トレは肉じゃなくて腱なんだよ、マシーン使うのは甘えでしかない」
僕の友人には変な人が多いので、各々がいつも好き勝手自分の今気になっていることを熱弁されるのですが、会話の流れはなぜか「口の中」の話に。
「何かケアしてる?」と聞くと5人中3人が使っているというのがPanasonicから発売されている「ジェットウォッシャー ドルツ」という水流で歯の汚れを落とす製品。
使ってないと言おうものなら、その次の瞬間には数多のバリエーションの「買え」という言葉が僕に降り注ぎました。
「初めて使った時、口の中ドブみたいな臭いするよ」
「例えるなら夏休みのザリガニ」
「どんな美味しいもの食べても、それドブ経由だから」
ホントかなぁ…と半信半疑になりつつも、彼らの圧があまりにも強かったのでその場でAmazonで注文。
昨日試してみてすぐに彼らに感謝をすることになりました。
口腔洗浄器 ジェットウォッシャー ドルツ
こちらが届いたジェットウォッシャー ドルツ。
ドルツにはいくつか種類があるのですが、大きな違いは一回に補充できる水の容量。
玄人は備え付けのタンクタイプを選ぶらしいのですが、僕は友人におススメされたハンディタイプを買いました。
タンクタイプは洗面台の場所を取るかつ振動がかなり大きいとのこと。まずは気軽に試せるハンディから始めて必要性を感じたらステップアップするという考えです。
僕が購入したモデルは、電池で駆動する仕様。いつも使っているエネループプロでエネルギーを補給します。
タンクに水を補充
ドルツの使い方を簡単に紹介していきましょう。まずはタンク部分をぐいっと引き上げ水を入れる空間を作ります。
そして蓋を開け水を補充。
一回の補充で20〜30秒くらい水流が持続します。結構短いので小まめな水分補給が必要です。
お風呂場か洗面台の前に行く
これ、ハンディタイプだから歯ブラシ的な感覚でリビングやベッドなど、どこでも使えるのかと思ったらそんなことはありません。
想像している以上に強い勢いで大量の水が噴射されるので、口の中からボタボタと水が零れ落ちます。ソファや枕を台無しにしないためにも水場の周りで使うようにしましょう。
歯茎に垂直にセット
周りが濡れても良い場所に付いたら、次はノズルを口の中に入れ、先を歯茎と垂直の位置にセットします。
位置を決めずに先に電源を入れてしまうとあらぬ方向に水が飛び散るので順番だけは守るように。
水流で歯の間の汚れを洗い流す!!
深呼吸して気持ちの準備ができたら、電源ボタンを入れましょう。
気持ちの準備、というのは「痛い」とかそういうのじゃなくて「臭い」という方面の準備です。自分の口の中に棲む悪魔と対峙する覚悟。
満を辞してスイッチを入れ、歯茎と歯の境目に狙いを定め水流を当てる僕。
「あ、気持ち良…………ッッックッサッッッッッツツ!!!!」
口の中にザリガニがいました。
自分でも本当に信じられないくらい、大きめのアメリカザリガニ飼ってました。
今まで数年、下手をすれば十数年、取れていなかった歯と歯の間に溜まりに溜まった汚れがドロドロと流れ出して来たのです。
口から鼻へと抜けるドブの臭い。
この瞬間、走馬灯が頭の中を駆け抜けました。死ぬのかな僕。
歯周ポケットはフロスじゃ無理
歯と歯の間の隙間よりも、よりザリガニが潜んでいたのは「歯周ポケット」と呼ばれる部分。歯と歯茎にある溝で、ここにある汚れは歯ブラシやフロスでは取り除くことができないのです。
その長年温め続けられた汚れが、セミのように地中から抜け、羽ば立っていきました。
歯茎ケアは筋トレと同じ
セミの羽ばたきの後に降り注いだのは、血の雨。
口の中からボタボタと流れ出る液体が徐々に紅に染まっていきます。
日本人の多くは歯周病予備軍らしく、水流で歯茎に刺激を与えられるとすぐに血が出てきてしまうのだとか。僕も例に漏れず予備軍のベンチ温めてました。
ただジェットウォッシャー ドルツを繰り返し使っていく内に歯茎がマッサージされ徐々に強くなり健康になるらしいです。
刺激を与えるほどに強くなる、「歯茎は筋肉と同じ」という友人の言葉が響きます。
歯磨きと併用
良い忘れましたが、ジェットウォッシャー ドルツはあくまでも歯の隙間の汚れを取るためのもの。なので、いつもどおり歯磨きはきちんと行う必要があります。
表面や大きな汚れは歯ブラシで取り除いて、隙間の汚れはドルツで。
今回あまりに衝撃を受けすぎてPanasonicさんへの不思議な信仰心が生まれ、もう少しで歯ブラシの方のドルツもポチる一歩手前です。
買って、後悔してほしい
基本的に僕は買った人が後悔するようなモノは決して紹介しません。
ただ、今回のジェットウォッシャー ドルツはただ一つの例外。
「今まで自分はこんなドブ水を口の中に溜めていたのか」と、きっと深い後悔をすることになるでしょう。(体験談)
ですが、安心して下さい。
ドルツを試すは一時の恥、試さざるは一生の恥なのですから。
▼ 僕が買った一番安いドルツ
▼ 新しいハンディタイプ
▼ タンクタイプ