鳥のように旅をする。世界でいちばん軽い「TO and FRO」のオーガーナイザー
2018/04/28
旅は前日の夜から、始まっている。
どんな鞄を背負っていこうか、鞄には何を詰めようか。ほんのりとした灯りの下で準備をし始めたその時から、旅日記の1ページ目は開いているのです。
4月はありがたいことに「drip」のお仕事として”佐賀の魅力を発見する”旅
に出かけることになりました。
前日の仕事が終わった帰り道、明日からどこへ行こうかな、どんなモノを探してこようかなと思いながら代官山を歩いていたら、いつの間にか蔦屋書店へと辿り着いていました。
きっと家に帰ったら、もう「旅」が始まってしまうということを感覚で理解していて、まだ心の準備ができずにフラフラと彷徨っていたのだと思います。
明日から九州に出張する僕にぶっ刺さる。まんまと買いました。 pic.twitter.com/KpbqjlPSTv
— 堀口英剛 #モノマリスト本発売中! (@infoNumber333) 2018年4月13日
そこで出会った、明日から旅へ発つ僕にぴったりな特集コーナー。横目に通り過ぎることなどできるはずもなく、むしろ前のめりにこのコーナーを楽しんだところ、旅にこの上なくぴったりな”モノ”を見つけてしまいました。
空を飛ぶ鳥のように、自由なブランド「TO&FRO」
photo:via TO&FRO
蔦屋書店の「旅の道具」コーナーで出会ったのは「TO&FRO」という石川県のトラベルギアブランド。
「TO&FRO」という名前は「いったり、きたり」という意味で、気軽な旅をするのに適した素材を使ったプロダクトを作っているそうです。
彼らが得意とするのは「軽量織物」という分野。世界最高の薄さ・軽さを誇る生地を使い、人が旅へ出る後押しをする活動を行っています。
特徴的なのは彼らが生産する生地の名前。
トンビ、ライチョウ、カモメにチドリ。
それぞれの生地の特製に合わせて鳥の名前が名付けられています。
“TRIPPING LIKE A BIRD”
鳥のように自由に旅に出て欲しい、という願いが込められたテキスタイル。
小さくたためるオーガナイザー
僕が今回購入したのはこちらの小さな小箱3つ。
チロルチョコくらいのこの箱の中に旅のワクワクがぎゅっと詰まっています。
蓋を開けると中から出てくるのは鮮やかで薄い生地の塊。
これは「TO&FRO」が作っている旅行用のオーガナイザー。小物や衣服、など鞄の中でバラバラになりやすいモノを一つにまとめておけるアイテムです。
世界でいちばん、軽い。
「TO&FRO」のオーガナイザーが優れているのはその素材の「軽さ」と丈夫さ。独自の「Humming Bird(ハチドリ)」という名前の生地を使い、同サイズで世界最軽量(2018年時点)の軽さを誇る機能性の高いオーガナイザーです。
「TO&FRO」のオーガナイザーには、 XS~Lまでの4サイズが用意されており旅行の期間や用途に応じて使い分けることができます。僕は今回4泊5日の旅行に出かけるのでXS~Mまでの3つのタイプを購入してみました。
それぞれどんな感じで荷物を詰めてきたのか軽くご紹介。
散らばりやすい小物はXSに
ヘアワックス、歯ブラシ、化粧水、アロマオイル、時計、香水。
小さくて散らばりやすいモノはオーガナイザーが一つあるだけで旅がグッと快適になります。
きゅっと包んでひとまとめ。
これで飛行機が揺れても安心です。
下着やTシャツはSサイズ
パンツ、靴下、Tシャツのような下着類はSサイズのオーガナイザーの中に。
こういうのを一つひとつ折り畳みながら入れていくのって何故だか少し楽しいんですよね。ピクニックに行くためにお弁当にサンドイッチを詰めているような感じ。実際詰めているのはボクサーパンツなんですが。
こちらもきゅっとひとまとめ。
しまう場所さえきちんと用意してあげれば靴下が片っぽだけなくなることもありません。
パリッとした衣類はMサイズ
Mサイズになってくるとサイズも上がりかなり大きなモノを中に入れられるようになってきます。
僕の場合はMサイズのオーガナイザーにはシャツやスラックスパンツなどシワになってほしくない衣類を重ねて入れていきます。
サイズは大手のクリーニング屋さんのYシャツ仕上げサイズに合わせてあり、折りたたんだ状態でスポっと収納することができます。
服がシワにならず固定された状態で持ち歩けるというのは気持ちが良いですね。旅先でも身なりはパリッと気持ち良く整えたい、という人にオススメ。
色分けで一目瞭然
「TO&FRO」のオーガナイザーは各色8色のカラーバリエーションがあるので自分の好みの色を組み合わせて揃えることができます。
色を分ければどこになにがあるか、鞄の中でも一目瞭然。物理的にも視覚的にも旅の道具を整理してくれます。
雑多なモノたちが仕分けられ、小分けになり、取り回しやすく。
この3つを鞄の中に入れれば、それだけで出発の準備完了です。
僕は旅の荷物は少ない方なので、4泊5日の荷物もトートバッグ一つに収まってしまいました。上から覗いた見た目もすっきり。
鳥のように、旅をする。
「ハチドリ」という名前がついた生地を使う、世界最軽量のオーガナイザー。
空気のように軽くかさばることもないので、旅に出かけるのなら是非鞄に一つや二つ放り込んでおきたいアイテムです。
旅に出かける前は、期待や楽しみを詰め込んで。帰ってきた後は沢山の思い出やお土産を詰めて帰ってきたい。
旅人に鳥のような羽根を与えてくれる、世界でいちばん軽い宝箱。
持ち運べる香水
旅に出かけても、いつもと同じ匂いを纏いたい。
今回の旅には普段使っている小さくて持ち運べる「練り香水」をオーガナイザーに忍ばせてきました。持ち運びたくなるような、ケースや見た目のデザインって大切ですよね。
ジャケ買いから始まる恋もある。JACK&MARIEのソリッドパフューム(練り香水)