α7 RⅡのフルサイズセンサーをキットを使ってセルフクリーニング
2017年は「α7」から「α7 RⅡ」にメインのカメラを買い替え、仕事用から日常のスナップまで大変お世話になりました。
一年の始まりということで家の中を大掃除して物理的にも気分的にもすっきりしたところで、毎日使っている「α7 RⅡ」も綺麗に掃除をしてあげたいと思います。
センサーの中に細かいゴミがたくさん
monographの写真を良く見ていただいているカメラ好きの方はもしかしたら気づいていたかもしれませんが、最近α7 RⅡのセンサー部に細かいゴミが入ってしまっていたようで、写真にも小さな黒点が入ってしまうことがありました。
特に暗所や絞りを上げると黒点が目立つようで、気づいたものはLightroomで現像する時に補正で消すようにしていました。
去年はレンズを野外で交換する機会も多かったので細かなホコリが入ってしまうのは仕方ありませんね。それだけ色んなところで活躍してくれたんだとカメラに感謝をしつつ、年の始めのこの機会にクリーニングをしてみることにしました。
フルサイズセンサー用クリーニングキット
センサーのクリーニングはSONYのストアに頼むと3,000円〜5,000円で行ってくれるということだったのですが、金銭的にというよりも預けに行くのと回収しにいくのが面倒だったので今回は自宅でクリーニングする方法を選びました。
ちょうどCoarse Paperが最近クリーニングをしたということでその時使って良かったというフルサイズ用のクリーニングキットを購入してみました。
FULL FRAME SENSOR CLEANING SWAB KITという名前の製品なのですがAmazonでもカテゴリベストセラー1位を獲得しているので安心感があります。
真空パックに小分けで包装
この中にはフルサイズのセンサーを掃除するためのスワブ(小さなモップ)が入っています。スワブ自体にホコリが付いていては元も子もないということでスワブ一本ずつが真空パックで包装されています。
2000円弱で10本のスワブ入り。使い捨てですが1回200円でセンサーが掃除できてしまうなら安いもの。3ヶ月〜半年に一回掃除すれば充分だと思うのでこれ1パックで2〜3年は持ちますね。圧倒的コスパの良さ。
スワブは細く軽く、先端に柔らかな素材が付いています。接地面が薄く平たいため1拭きで広い面積を掃除できセンサーを傷つける可能性を減らせます。
先端部には細かい目のマイクロファイバーが使われています。レンズを外しセンサー部をむき出しにし、ゆっくりと優しく撫でるように掃除をしていきます。1〜2往復してまた慎重にレンズを戻して掃除完了。
その後ギッチリ絞ってストロボ撮影をしてみたら一点の黒点もなく、綺麗さっぱり掃除ができていました。いやー気持ちいいですね!
センサーはカメラの心臓部とも言える部分なので緊張しましたが一度やってみると意外と簡単に掃除ができて驚きました。何事もやってみることが大事ですね。一回やればどんなものかが何となく分かるので、次から手を出すハードルが大きく下がります。
ブロアーとクロスも買いました
今までちゃんとしたカメラ用のクリーニングキットを持っていなかったのでこの機会にHAKUBAのハイパワーブロアープロというブロアーとKASUGA キョンセームクロスというレンズ、本体用のクロスを購入しました。
クロスはCOLA BLOG (コーラブログ)で紹介されていた天然皮革を使った「キョンセーム」というクロス。革素材なので使えば使うほどゴミの吸着力が上がっていくという面白いアイテムです。
カメラはいつも持ち歩いていて汚れの影響も受けやすい精密機器なので、きちんと定期的に手入れしてあげたいですね。愛を注げば注ぐほど、出て来る写真も良くなるような気がするのは僕だけでしょうか。
次の記事はストロボについて
記事の中で少しだけストロボについて言及があったので、ストロボについての記事もご紹介。僕はα7にリモートスイッチを付けて遠隔から光を当ててストロボ撮影をしています。詳しくは下の記事をどうぞ。
α7でワイヤレスストロボフラッシュ発光撮影。「yongnuo(ヨンヌオ)」のストロボ&リモートスイッチ購入