韓国の表参道、カロスキルに立つ夢の城。チーズケーキカフェ「C27」
2018/10/09
海外旅行に行く度に思い知らされます。日本はカフェにおいて後進国だと。
海外の街並みはカフェの数も多いし、手軽に使えるWi-Fiを用意していることがほとんどです。その上、悔しいことに海外のカフェは基本的にお洒落です。隣の芝が青く見えているだけなのかもしれませんが、その補正を差し引いてもかなりレベルが高いと感じます。
特に先日音声翻訳機新型「ili(イリー)」というガジェットを試しに韓国へ訪れたのですが、その際に訪れた「カロスキル」という繁華街。日本で言う表参道のように洗練されたお店や建物が立ち並ぶ流行の中心地です。
街並みの様子は日本と見間違うほど。海外のブランド、アパレルショップが立ち並ぶような場所は世界中どこでもこういう雰囲気になるものなのでしょうか。ある意味世界中に点在するチャイナタウンと性質は変わらないでしょう。国の文化とか、そういうものを超越したブランド達の力強さを感じます。
そびえるチーズケーキの夢の城「C27」
そんな流行の中心地「カロスキル」の中でもひと際目立ち異彩を放っているのがこの「C27」という名前のチーズケーキカフェ。そう、この大きく黒い建物一棟がまるごとカフェなのです。
並ぶ、個性豊かなチーズケーキ達
店内のシステムはスターバックスとほぼ一緒。最初に席を取ってその後カウンターに行ってチーズケーキを注文します。コーヒーを頼むような手軽さで、皆チーズケーキを流れるようにオーダーしていきます。スタバの呪文のようなオーダーも存在するみたいで、女子高生くらいの女の子が短歌くらい長いケーキの名前を歌うように伝えていました。
たくさん種類があったので今回もiliを使って「オススメはなんですか?」という質問をして店員さんに人気のものを見立ててもらいました。
作り込まれた店内空間
「C27」の魅力はチーズケーキに留まりません。建物全体に散りばめられ、作り込まれた「世界観」が人を惹きつける理由の一つです。階段を上がろうとするといきなり中世の豪邸のようなラグジュアリーな空間が。階ごとにテイストが違うようで、自分の好みの空間でひとときを過ごすことができます。
こんな感じでお洒落で広々としたキッチンのような空間もあれば、
崩れたコンクリートにレトロなコンピューターというディストピア的な空間も。
客層はやはり若い女性が多く、あちらこちらでガールズトークが繰り広げられていました。これはきっと万国共通の光景でしょうね。
唐突に現れる光る観覧車。
半リノベーションというか、シックで黒を貴重としたブルックリン風のスタイルにセンスの良い家具を入れて独特のお洒落な空間づくりをしています。このセンスは是非真似したい。
僕はこちらの大きな窓の側の二人がけの席に座って時間を過ごすことにしました。いいな、こんな光の当たる場所で毎日コーヒーを飲んでみたい。
やっぱり人気があるというだけあって、チーズケーキも美味しい。濃厚でしっとりとした生地に舌がとろけてどこかへ行ってしまいそうです。気がついたらお皿の上から消えていて、あっという間のごちそうさま。
韓国屈指のお洒落カフェ
「C27」は今回僕が韓国旅行で訪れた中でも、一番だと思えるお洒落なカフェでした。まるでテーマパークのように作られた空間ではあるのですが、その作り込みがすごい。ここまで大きな規模で世界観も保っているカフェは他になかなか無いでしょうね。
甘いもの好き、カフェ好き、チーズケーキ好きの方は是非韓国に行った際に訪れてみて下さい。とろけるような夢のお城があなたを待っています。
今日のカフェとモノ
今回の韓国旅行はいつも背負っているMOTHER HOUSEのアンティークバックパックをメインバッグとして臨みました。コンパクトなボディですが意外と中身も沢山入るので色んな所で役に立ってくれています。良き相棒です。
店舗情報
店名 | C27 本店 |
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住所 | ソウル特別市 江南区 新沙洞 545-12 |
電話番号 | 02-544-1527 |
営業時間 | 10:00~翌1:00 |
定休日 | 無休 |
WiFi | あり |
電源/コンセント | あり |
最寄り駅 | カロスキル |
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