片手で握れる洗濯機。ワイシャツの襟汚れが消し飛ぶ「SHARP 超音波ウォッシャー」
2017/06/27
ワイシャツ着ている男子は今すぐにAmazonへ走れ。
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。PITE.(@infoNumber333)です。
僕は見た目が子供っぽいとよく言われるので、Tシャツよりも大人っぽいワイシャツを好んで着ます。元が細身で体にぴったり合うシャツがほとんど無いので、唯一偶然見つけて奇跡的にフィットしたメゾンキツネのシャツを色違いで3枚買って着まわしています。高かった。
また、人前に急に出向くこともあるので、シャツなら無難かなということで週に3日以上はシャツを着て過ごしていることが多いです。
そうなってくると気になってくるのがワイシャツの襟元の汚れ。
定期的に洗ってはいるのですが、どうしても襟元の汚れだけ残ってしまうんですよね。頑固な汚れなのでこすっても全然取れませんし、高価なシャツなので強い洗剤を使うのもちょっと気が引ける。なので結局襟元だけ汚れたまま同じワイシャツを着続けています。
こんな感じでカッコつけたWEARを上げている裏で、その白いワイシャツの襟元は汚れているのです。まぁ写真だとわからないからいいかとも思いますが、お気に入りのシャツがどんどんと黒ずんでいくのはやはり見ていて気持ちのよいものではありません。
まだ汚れが少ない今の段階ならどうにかなるんじゃないかと検索して調べてみると色々な解決法が出てきたのですがその中でも僕の興味を引いたのがある一つのガジェットを使った方法。まさかワイシャツの襟汚れまでガジェットで落とせるの…?と気になったら最後、気づけばAmazonのダンボールに包まれて一本の銀色の棒が手元に届いていました。
SHARPの「超音波ウォッシャー」を買ってみた
今回僕がたどり着いたガジェット、それがシャープ 超音波ウォッシャーという製品。名前であらかたもう昨日を説明しちゃっていますがその名の通り超音波で洗濯をするという面白いコンセプトのアイテムです。買う前は正直半信半疑でしたが、これ、かなりヤバイです。
パッケージは蓋が前開きになっていて一枚めくるとすぐに製品が出てきます。
箱から取り出したるは銀色の棒状の物体。これがシャープ 超音波ウォッシャー本体です。今からこれでワイシャツの首汚れを落としていきます。
手で握れるコンパクトなボディ
大きさをわかりやすくするためにiPhone7 Plusと並べてみました。手の中にすっぽりと収まるくらいのサイズ感なんですが、これで本当に汚れが落ちるのか。
キャップを外す
実際にシャープ 超音波ウォッシャーを使用する際は油性ペンのようにポンとキャップを外します。すると中にはこれまた油性ペンのような細い芯が。
この芯の先端部分は金属の素材でできています。この金属部分が超音波振動することによって汚れを落とすという仕組み。
充電はmicroUSB端子を使って行います。最初からセットで一組microUSBケーブルとACアダプタが同梱されていますがこれを必ず使う必要はありません。自宅にあるものでも代用可能ですし、なんならモバイルバッテリーからでも充電ができちゃいます。
あともう一つ付属品としてこんな形のスタンドもついているのですが見た目がとてもダサいので僕が使っておりません。そもそも立てる意味もあまり感じませんですし。
超音波ウォッシャーを使ってワイシャツの汚れを落としてみる
それではいよいよシャープ 超音波ウォッシャーを使って頑固な首周りの汚れを落としていきたいと思います。この汚れはいわゆる皮脂汚れというやつで、首元の汚れが繊維の中に入り込み定着してしまうことによって残るもの。男性の皆さんは経験があると思いますが普通に洗ってもなかなか取れる代物ではございません。というか自分の襟汚れを解像度の高い画像でブログにアップするのなかなかしんどいですね。
水を張る
まず、シャープ 超音波ウォッシャーを使用する際には生地が浸るだけの水を用意する必要があります。洗面器でもなんでもいいので手元に用意して下さい。僕はいつも100均で購入したアルミ製のトレイを使用しています。
こういう容器がない場合は、パッケージに同梱されている、吸水性のあるスポンジのようなアイテムを使うこともできます。汚れを落としたい部分が水に浸っていれば大丈夫。
超音波振動で汚れを落とす
水の中に生地を浸したらあとはシャープ 超音波ウォッシャーで汚れた箇所をなぞっていきます。電源を入れると「キィーーーン」という甲高い音が鳴り、先端の金属が細かな振動を始めます。
これで汚れた箇所をなぞっていくと、じんわりと汚れが消えていくのです。消えるというよりも汚れが分解され溶けていく感じ。あんなに頑固な汚れが嘘のようになくなっていきます。
洗濯用の洗剤を直接汚れ部分に着けるとさらに効果が高まります。じゅわぁーっと汚れが溶けていくのはめちゃ楽しい。
ちなみに汚れを落とすときのコツは水に生地を沈めすぎないこと。水深が深いと超音波振動がうまく機能しないようで、水面ギリギリで生地が外気と触れるかどうかくらいの水深で使うのがベストです。
汚れを半分だけ落として比較
白いワイシャツの襟元の汚れをわかりやすいように右半分だけ落としてみました。黒ずみが右側だけきれいに無くなり真っ白な襟元が帰ってきました…!まるで新品のような白さ。
地平線のように一本伸びていた黒ずみが途中から消えてなくなっているのがわかるでしょうか。何度洗っても取れなかった汚れが超音波ウォッシャーなら一発。恐ろしいほどの洗浄力です。
袖口も洗ってみた
洗いながらよくよく見ると、襟元だけでなく手首の袖口も汚れていることを発見。同じ要領で水に浸して超音波で分解洗浄してみました。
実際に洗ってみた結果がこちら。左が洗浄前で右が洗浄後です。洗浄前は繊維の目に沿って横縞のように黒ずみがあるのがわかるでしょうか。これが洗浄後になると一切消えてなくなります。袖口にも新品のあの白さが戻ってきました。これでまたあの頃のように自信を持ってシャツを羽織ることができます。ありがとう…超音波ウォッシャー。
頑固な汚れにこそ超音波の力を
こんな感じでシャープ 超音波ウォッシャーは従来の方法とは違い、超音波の使って物理的に汚れを分解するというアイテム。
今回のような皮脂汚れはもちろんコーヒー、紅茶、ミートソースなどの染みや、化粧汚れなども同様に落とすことができるというスグレモノです。
超音波洗浄は生地同士をこすり合わせる必要もないので生地を傷めずに洗浄することができ、漂白剤のように色落ちすることもないので安心して使うことができるというのも大きなポイント。およそ洗濯とは程遠いようなコンパクトでスタイリッシュなボディの製品ですがここまで大活躍してくれるとは思いませんでした。
ワイシャツは自分でアイロンをかけたい派でクリーニングを利用することは少ない僕には願ってもないアイテムですね。月に一回くらいのペースでこれで汚れを落として綺麗な襟元を保ちたいと思います。