元はおもちゃ屋。蔵前のゲストハウスカフェ「Nui(ヌイ)」
2018/10/10
歴史を感じる街、蔵前でまたお洒落なカフェと出会いました。
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
先日BTP浅草フォトウォークを開催する際、一度は下見に行ってみようということで4月初旬に浅草近辺、谷根千、蔵前の辺りをぶらぶらしてきました。やはりフォトスポットということで良い写真が撮れたのですが、実はもう一つフォトウォークを兼ねて立ち寄りたい場所がありました。
蔵前のゲストハウスカフェ「Nui(ヌイ)」
先日あるイベントで@__y_u_t__くんというインスタグラマーに教えてもらった「Nui(ヌイ)」という名前のゲストハウス。同じカフェ好きということで盛り上がり「東京で一番おすすめのカフェを教えて」という質問をして返ってきた答えがこちらのゲストハウス。ゲストハウスとして宿泊もでき、1階のラウンジがカフェにもなっているというお店です。
江戸時代から続くおもちゃ屋さんの生まれ変わり
「Nui(ヌイ)」はなんと江戸時代から続くおもちゃ屋さんを改装して作られたというゲストハウス。こうしてみると建物の骨組みや構造が昔ながらの工場のような雰囲気を残しています。蔵前は下町の中でも特に工業系の自営業者が多い地域。僕も家が自営業なので小さな工場やオフィスで灯りを付けながら頑張っているお父さんを見るとなんだか胸が締め付けられます。頑張ってほしい。
レンタサイクルも用意
観光者向けに「Nui(ヌイ)」の前にはレンタサイクルが用意されています。駐輪場のロゴも、自転車の車体もポップでお洒落。このあたりのエリアはスポットが結構散らばっているので自転車があると重宝するでしょうね。
仄かな灯りと樹が彩るカフェ
店内に入るとまず目に入るのがこちらの大きなテーブル。芯材に一本の樹が使われておりお店を象徴するシンボルになっています。
1Fスペースには段差があり小上がりの空間とフロアスペースの二つに分かれています。床材は木が使われヘリンボーンの組木で敷き詰められています。小上がりからは店の全体が見渡せるのでちょっとした開放感がありますね。将来こんなオフィスが持てたら理想。
奥には歴史を感じさせるエレベーターが。ゲストハウスとして宿泊される方はこちらに乗って部屋へ。
お客さんの客層は観光で来られているであろう外国人の方が半数、この近所に住まれている雰囲気の方が半数という印象でした。下町のコミュニケーションスペースであると同時にグローバルな交流の場でもある、面白いカフェ。
コンクリート打ちっぱなしの壁、磨かれた木材、むき出しの鉄骨と、レトロでありつつ的確にお洒落な要素を押さえてくる非常に僕の好みのお店。
そしてやはり極めつけはこちらのバーカウンター。
特殊な形状をした巨大な一枚板を渡して作られたこのカウンター。どこからどう眺めてもお洒落にしか写りません。
とにかく終始インスタ映えしかしないこのゲストハウス。
一泊3,000円から泊まれるということなので東京へお越しの際は是非一度訪れてみて下さい。
Nui. HOSTEL&BAR LOUNGE | 東京のホステル&バーラウンジ
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