宇宙系ひきこもりの白熱バトル!「宇宙戦艦ティラミス」の地味な笑いが堪らない。|感想・レビュー
2017/07/08
こういう一点特化のマンガ大好き。
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
マンガブロガー、とまでは行きませんが僕はマンガが大好きなので必ず週に1〜2冊は新しいマンガを読んでいます。(週刊少年ジャンプはカウントから除く)
先日も友人に「オススメのマンガない?」と聞いたところ、名前が上がってきたのが「宇宙戦艦ティラミス」。
宇宙戦艦…ティラミス…!?
内容聞く前にもうタイトルのセンスだけでこれ絶対面白いっしょ、とその日の帰り道にスマホにダウンロードして読んでみたら案の定面白かったので今こうしてキーボードを叩いております。
「宇宙戦艦」という壮大なSFをテーマにしているのに、身近な「あるある」が随所に散りばめられた面白い試みのマンガです。
「宇宙戦艦ティラミス」あらすじ
宇宙戦艦ティラミスのエースパイロット、スバル・イチノセは思春期まっただ中!
年上ばかりの艦内の集団生活に馴染めずに、いつも専用機のデュランダルにひきこもってばかりいる……。
はたしてスバルがコクピットひきこもりから卒業し、大人になれる日はやって来るのか!?
「宇宙戦艦ティラミス」で描かれる場所は全編通してほぼコックピットの中。
主人公スバル・イチノセのコックピットの中での生活を描いたマンガで登場人物もほぼスバルのみ。舞台は宇宙空間ですが、ジャンルとしては日常系のマンガです。
小さな「あるある」がおもしろい。
とはいえ宇宙でロボット乗ってるんだから途中で空間認知系の超能力に目覚めたり、ライバルの機体と友情合体したりするんでしょ?と思ったあなた。安心して下さい、そんな展開一切ありません。
ただただスバルがコックピットの中でもぞもぞとやるだけのマンガです。
だけどその日常のちょっとしたあるあるが、宇宙空間ということと相まってクスッとした小さな笑いをくれるんですよね。
専用機デュランダルがうっかり大気圏に突入しちゃったという極限の状態で知◯袋へ縋るスバル。気持ちは分かるけど絶対間に合わないでしょチエリアンの回答。
あとヘルメットの透明な部分て保護フィルムとか貼るんだーっていうね。
確かによく割りがちだもんねヘルメットってね。トイレとかでね。
そして保護フィルム貼る時は全裸というところもめちゃめちゃわかる笑
僕も毎年iPhoneの保護フィルム貼る時は風呂場で全裸です。小さなゴミ入ると嫌だもんね。細かくも非常にピンポイントなあるあるを突いてきますこの漫画。
内容を読み始めるまでは全く気が付かなかったんですがよく見るとこの表紙もカッコイイ風に見えてお茶とかお菓子散らばりまくってるからね。普通に散らかってるよね。
日常に疲れたら箸休めに。
「めちゃめちゃ熱い!」とか「伏線がスゴい!」ってマンガも好きなんですが、そういうマンガって得てして読むのにパワーが要るんですよね。暇な時とかはいいんですが普段の生活が忙しいとそのパワーを出すのが辛いときも多々あります。
その点「宇宙戦艦ティラミス」はホントに何のパワーもなくゆるっと読み進められるマンガなので夜寝る前とか通勤する時にちょうどいい。日常を忘れて宇宙空間でプカーっと浮かんでいるような気分に浸りたいなという時にオススメのマンガです。
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漫画好きが高じて漫画専用のタブレット買っちゃいました。5000円でほど良い画面サイズで漫画読めるので一度試してみてくださいな。
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