これは靴じゃない、アートだ。全てヌメ革のみで作られたHender Schemeのスニーカー「NIKE Air Force 1」
2017/07/28
こんな僕にも運命の出会いが。
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
男の人って総じて”一点モノ”とか”特注”みたいな、特別感があって希少性が高いアイテムに心惹かれるところがありますよね。僕もそんな典型的男子のひとりで、できるだけ誰も持っていない、自分だけのモノを持ちたいと常日頃考えています。
なのでMacBookをカスタマイズしたり、使うほどに味が出る革製品を好んで買ったりするんですよね。自分だけのものを大切に、できるだけ長く使いたいと思っています。マイインターンのロバート・デ・ニーロみたいな年のとり方がガチ理想。こういう考えの男って結構多いんじゃないでしょうか。
そんな中でも僕が3年前くらいから「これだけはいつかは絶対に手に入れてみたい」と思っていたモノがあったのですが、そのアイテムについ先日奇跡的な出会いを果たしてしまいました。
率直に言うと、今回はそのアイテムを手に入れた自慢をさせて下さい、という記事です。
Hender Schemeの革製品。
今回手に入れた代物はこの中に。
Hender Schemeという革製品で有名なブランドの製品です。
先日カリモクとのコラボでも話題になっていましたが、非常に上質なヌメ革を扱うメーカーで僕も大好きなブランドの一つです。
外箱はダンボールですが、地味に留め具が革で出来ていたりするのが小洒落てますよね。
Hender Schemeのスニーカー
大きな期待を胸に、深呼吸をしながらダンボールの箱を静かに開封。
独特の革の匂いとともに、今回購入した”靴”が姿を表しました。そう、これが僕がずっと追いかけていたHender Schemeが作る”全てがヌメ革でできたスニーカー”です。
Hender Scheme Air Force 1
一体何なんだこの靴は?と思った方も多いはず。
これはHender Schemeによる「有名なスニーカーを全てヌメ革のみを使ってオマージュする」というプロジェクトの中で生まれたとんでもない靴。
その中の一つ、NIKEのAir Force 1モデルを今回手に入れることができました。
このシリーズの発表がHender Schemeというブランドが世に知られるきっかけとなったと言っても過言ではなく、僕もこのスニーカーの存在を友達に教えてもらったのがHender Schemeを知ったきっかけです。
まるでアート作品のようなこのスニーカー。部屋に飾っておくだけでも優秀なインテリアとして使えそうです。写真見てるだけでヨダレ出てくる。
このスニーカー全て職人の手作りということで生産量も少なく、店頭にもほぼ在庫が無いレアな製品。
特に「NIKE Air Force 1」の在庫は希少なようで、今までも何度か表参道の1LDKへ足を運んで探してみたのですが一度も見かけることはありませんでした。
しかし先日、家の近所の中目黒の1LDKに足を運んでみたところ、堂々と棚に鎮座しているじゃないですが、ヌメ革のAir Force 1が。
逸る気持ちを抑え、おもむろに試着させてもらうとこれがまた足に吸い付く吸い付く。シンデレラもびっくりのぴったり具合でした。
このシリーズ自体希少性が高く、ほとんど店頭にも姿を表さないというのに、自分の足にあったサイズに出会えるだなんてもうこれは奇跡、運命の出会いとしか形容できませんよ。
迷うこと無くその場で購入を即決。
値段は5万円台後半と中々値が張る靴ですが、もしかしたら人生で出会えるチャンスはここしかないかもしれないと思ったら勝手に僕の手が財布を開いていました。
どうですかこの質感。靴を美しいと思ったのはこれが初めてです。
もはや単なる”靴”という領域を超え、アートと呼んでも良い代物でしょう。
靴紐までが全て革製。紐の部分は細くて切れやすそうなのでこまめにメンテナンスをして大事に使っていこう。
足首を固定するバンド部分も全てヌメ革。一分の隙もない完成度です。
触るとスベスベでもう堪らんのですよこれが。
靴底にはHender Schemeのロゴマークが。
この控えめさがまたお洒落。
なんと靴の裏側までヌメ革で出来ているこだわりよう。
絶対に雨の日は履けませんね。。
つま先とかかとにのみ滑り止めにゴム素材が使われています。
すり減ったらゴムの部分を足すだけなので、長く使い続けることができる靴です。