何この斬新切り口!少年シリウスのマンガ「はたらく細胞」を読むと自分の体が愛おしくなるよ。
2017/07/08
いやーもうちょっとちゃんとしたモノ食べよう、細胞たちのために…
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
年末年始は飲み会続きだったのですが、昼間はそれなりに時間もあっったので一日使って久々にマンガを読みふけりました。あーこんな休日ひさびさ。幸せ。1年間がずっと年末年始だったらいいのに…。
と、軽く現実逃避もしつつ、読んだマンガの中にある意味現実を考えさせられる面白い切り口のマンガがあったので今回はこちらをご紹介。最近人気出てきてるみたいです。
この可愛いキャラクター達、実は…
本作「はたらく細胞」の主人公は真っ赤な服が目印のこの可愛い女の子。
僕はいつもマンガの冒頭で主人公が登場したシーンで、「この主人公にはどんな背景があるのか、どんな秘密を持っているのか」と想像をしながら楽しみます。
はてさてこの女の子はこれからどんなドラマを観せてくれるのでしょう。
配達途中に曲がり角でちょいワル系イケメンにぶつかってキュンキュンドキドキ甘々のラブストーリーが始まっちゃうような本田翼似のドジっ娘なのか、それとも実は失われた王家の血筋を引くお姫様で大冒険へと旅立つのか。果たして、この女の子の正体はいかに…!
せ、赤血球!?!?!?!!
まさかの人間ですらないっていうね。
そんな驚きの展開から始まるこのマンガ、「はたらく細胞」。まぁタイトルでモロバレっちゃモロバレなんですけども。
本作はそんな細胞たちを擬人化して体の仕組みについて考えようという斜め上の切り口の作品です。
個性豊かな「細胞」達!
このマンガの登場人物(?)はタイトルの通り、すべてが体なのかで働く「細胞」たち。体の中にこんなに沢山の種類の細胞がいるのか…と純粋に勉強になります。
それぞれの細胞の特徴や個性を人物として表現してくれているのですごく分かりやすい。この本全国の中高生に配った方がいいですよ。教科書の何千倍も頭に残ります。
こいつは赤血球ちゃんとついになる男主人公の白血球。細胞はみんな量産型なので同じような見た目のやつらがうじゃうじゃいます。仕事は皆さんご存知細菌の駆除。体内の平和を守る正義の殺し屋です。
数多く登場する細胞たちの中でもやはり注目は血小板ちゃんでしょうね。小さいけれどたくさん集まってけなげに仕事を全うする健気さに心を打たれない人間はこの世にいないでしょう。
皆さんが怪我をした時に血を止めてくれているのはこの小さな小さな血小板ちゃんなのです。幼女に感謝。
体の仕組みをすごい分かりやすく説明してくれる。
「はたらく細胞」の中では体の中で起こる様々なトラブルに対し細胞がどのように対処・連携し「健康」を守っているのかをストーリー仕立てで面白く解説してくれます。
いやー「ヘルパーT細胞」とか「マクロファージ」とか中学だか高校だか(もはやそこすら定かではない)に勉強した気がするけど教科書だと全然意味わからなかったもんなぁ…。逆に今ならテストで100点取れる自信あります。
最初は一話ごとに各細胞に焦点を当てて話を進めていくのでこの細胞にはこんな力があるのか…!と順を追って知識が付いていきます。今も僕の中で白血球と細菌の戦いが無数に行われているんだろうな…。いつもありがとう白血球。
”なんで体調悪いの?”の理由がわかる
各細胞の機能や対処がわかると次に、その細胞たちがどうやって連携して動いているのかが分かります。人間も同じですが細胞も分業制で日々各々自分の仕事を行っています。
しかしその”連携”に何かのイレギュラーが生じると各々が間違った方向でも”忠実に”働いてしまうので結果大きな事故が起きてしまう。二度目ですがこれも人間と同じですね。
僕らが「あ、今日体調悪いかも…」と感じている時には体の中では大変な大騒ぎが起きているんです。
このマンガを読んで、可愛い血小板ちゃんや赤血球ちゃん達のことを考えて今後は毎日ファミチキ&カップ麺を食べてる生活もさすがに見なおそうと思いました。
自分の体のことをより大事に、愛おしく思えるそんなマンガです。
普通に内容自体も面白いので是非。
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