近未来感がスゴい格安カプセルホテル「9h nine hours」京都で一番シンプルで上質な睡眠を。
シンプルイズベストとはこういうこと。
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
先日リアル謎解きゲームに招待されて京都に旅行に行って参りました。ブログを書いていると色々なことがあるものです。とりあえず好きなモノは何でも書いてみるといいですよ。
せっかく京都に行くのだからということで京都の街並みを観光がてら楽しんでくることに。一人なので宿は別に寝られれば何でもいいと、安めの宿を探してみたところとっても面白いコンセプトのカプセルホテルを発見。
公式サイトを見てみると安さどうこうよりも設備や内装、システムが気になってしまい即予約。
”快適に寝る”というだけであればこれ以上突き詰めたホテルは他にないので、ふらっと一人で京都に行ってみようかなとお考えの方は是非覚えておいて下さい。
京都 河原町 「9h nine hours」
京都の繁華街「河原町」の大通りから一本入った路地にあるのが近未来なカプセルホテル「9h nine hours」です。街の中心部に位置しているため夜も遅くまで遊べるし朝もゆっくりできるので便利。
ちなみに「9h」とは1h(汗を洗い流す)+7h(眠る)+1h(身支度)という宿泊に必要十分な時間を表した数字。
一人で泊まるのなら確かにシャワー浴びて、7時間ぐっすり眠って、朝身だしなみさえ整えられれば他には何にも要りませんよね。
むしろ時間が決まってるからこそ変にダラダラせず効率的に過ごせました。
「白」で統一された空間。
建物内に入るとそこはすべてを「白」で統一された無機質な空間が。
まずは壁面に埋め込まれた靴箱へ靴をしまいます。無機質過ぎて靴箱の番号を忘れてしまいそうですが、鍵は受付時に預けるので心配なし。
ミニマルアイコンが道案内。
「9h」で特徴的なのが部屋に向かうまでに配置されたミニマルなアイコン達。極力文字の説明は無くアイコンだけで各場所の意味を理解できるようになっています。京都なのできっと外国人観光客でも快適に使えるように、という配慮なんでしょうか。言葉は違えどイラストは世界中どこでも通じますからね。
受付の横にはカウンターが設置されたラウンジスペースが。
ここが「9h」で唯一食事や作業ができる場所です。
見てお分かりかと思いますが白い机と黒い椅子だけ。
「9h」では”寝る”という行為以外にはスペースもリソースも割かないのです。コンセプトが徹底しているから構造にも一切の迷いがありません。
男性と女性はフロアが違う。
受付からまっすぐ進むとシャワースペース&カプセルスペースへと続くエレベーターが。
扉にはわかりやすく「男性」「女性」のアイコンが描かれています。
「9h」では男女で利用できるエリアが分かれており受付以外では男女が顔を合わせることはありません。お互い気を遣わず安心してぐっすり睡眠が取れるようにとの配慮ですね。
まずはロッカー&シャワールームへ。
手前にロッカー、奥にシャワールームが並んでいます。
ここも受付と同じくシンプルなデザイン。
洗面台もこのスペースに設置されていて朝の身支度に役立ちます。
自分専用のロッカーを開けると館内着とバスタオルが。
さっと着替えてシャワーを浴びます。
シャワールームも必要な数が用意されているので朝夜の混雑時でも待つことはありませんでした。
まるで宇宙船のような寝室。
そしていよいよお待ちかねの寝室へ。
真っ暗で何も見えないと思いますが、ここには個人専用のカプセルルームがずらりと並んでいます。
このルームに入った時に一番に頭をよぎったのは映画「エイリアン」の宇宙船。そして二番目はドラゴンボールのフリーザ軍の宇宙船でした。
とにかく「近未来」という言葉が似合う異空間がそこにあります。
そしてこちらが今回僕が宿泊した個人用カプセル。
なんとなく一度入ったら次に目覚めるのは数百年後の未来な気がして変な勇気が要りました。
ちょうど人ひとりがすぽっと入る大きさで、寝返りが一回うてるくらいのスペース。
頭上にはカプセル専用のタイマーが設置されているのですが、ここ注目ポイント。
タイマーをセットすると寝る時間、起きる時間に合わせてカプセルの中の照明をゆっくりと消灯・点灯してくれるのです。
眠りに落ちやすい早さと自然と目覚めやすい早さを計算して照明の明るさが変わるのでたしかにぐっすり眠れて朝もすっきり目覚めることができました。このシステム家にもほしいですマジで。
「眠る」だけなら最高のコスパ。
シンプルで上質な「眠り」にフォーカスしたカプセルホテル「9h」。
一泊2900円から泊まれるのでネットカフェや漫画喫茶に泊まるくらいなら僕は断然こちらをおすすめします。
京都へ一人旅でもしてみようかなという人は選択肢の一つとして覚えておいて下さいませ。