Bluetoothで接続する超薄型iPhone用フラッシュカード「NOVA」がついに海外からはるばる届きました!!
やっとのことで届きました。
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
今年の7月に書いたこちらの記事「何コレ素晴らしい!iPhoneのカメラにワイヤレスで連動するカード型フラッシュ「NOVA」!」で紹介した”NOVA”というiPhone用フラッシュカード。
記事を書いてからすぐに注文したのですが、ちょうど製品が到着するタイミングで僕が1ヶ月北九州に出張になってしまい受け取ることができないというアクシデントが発生していました。
海外からの発送なので転送もできず製品は8月に本国へと返送されて行きました。もうあきらめるしかないのかなーと思いつつ「NOVA」を注文した海外のECサイト「Photojojo」に拙い英語でメールをしてみると快く再送してくれるとの返事が。ありがとうPhotojojo!
返送したよというメッセージが来てから更に待つこと1ヶ月、やっとのことで「NOVA」が我が家にやって来ました。
さっそく開封してみましたのでレビュー記事を書いておこうと思います。iPhoneでもしっかり写真にこだわりたいという方は一度お試しあれ。
海外からはるばる到着。
こちらのパッケージに包まれて「NOVA」がはるばる海外から到着。
海外のパッキングはかさばらないので結構好きです。電子機器の場合は耐久性が不安だけれども。
中には手書き風の注文書が内封されていました。
メールの時もそうでしたがこの「Photojojo」、かなりくだけたコミュニケーションをしてくる会社でかなり親近感を感じる文体を使ってきます。常にテンション高いです。こんな会社日本にはなさそう。
iPhone用ワイヤレスフラッシュカード「NOVA」
そんなわけでこちらが紆余曲折あってやっと届いた「NOVA」ちゃん。
やっと会えたね…。
早速開封してみました。
表面がベロア素材になっているオレンジ色のトレーの中に「NOVA」本体と白いMicroUSBケーブルが収まっています。
iPhoneのように充電しながら使うタイプのガジェット以外はこれくらいの長さのケーブルが持ち運びに良いよね。絶対こんがらがらないし。
純白の「NOVA」
トレーから取り出した「NOVA」本体。
正面は白一色の超シンプルなカラーリングです。
裏面はこちら。こちらも黒一色に中央のロゴのみとシンプルなデザイン。
横から見るとこんな感じでかなり薄いです。
思っていたよりもだいぶ薄い。
これだけ薄いとポケットはもちろん財布のカード入れ部分にすら入ってしまいます。写真は別の記事で紹介した大胆な小銭ギミック搭載の財布、「ハンモックウォレット」。
手に持つとサイズはこのくらい。
めっちゃ軽いのでほぼ重さを感じないレベルです。
これならバッグに忍ばせるのはもちろん、パンツのポケットや財布に入れて出かけられますね。
早速使ってみよう。
「カード型」の魅力は充分伝わってきたので、次は肝心の機能面についてレビューをしていきましょうか。
まずは付属のMicroUSBで充電。本体上部にオレンジ色のランプが点灯します。
アプリと接続。
続いて「NOVA」を使うために必要な専用のアプリ「Novacamera」をダウンロード。
アプリを立ち上げると自動で近くにある「NOVA」が検出され、Bluetoothで接続。青いランプが点灯すれば正常に動作している証です。
本体と接続するとアプリ側でライトの光量・色温度を設定することができます。
「Gentle」「Warm」「Neutral」「Bright」の4種類のプリセットから好きなモノを選択。
「TEST」をタップするとこのように本体がビカッと光り始めます。
一番右側にある「Custom」を選択すると自分で好みの光量と色温度をブレンドして試すことが可能。
色温度を暖かめにして光量を押さえ落ち着いた光を作ったり、
パリっとした画を撮るために色温度を下げたりすることも可能。
試しに暗闇で撮影してみた。
操作方法も大分わかってきたのでいよいよ実戦に入ります。わくわく。
本当は暗い夜道で人物を被写体にして試してみたかったんですが、こんな夜中に協力してくれる友人もいるわけもなく自分の部屋を真っ暗にしてフィギュアを撮影することに。
灯りが何もない状態が上の写真です。
1.iPhone付属のフラッシュ
まずは比較をするためにiPhoneの本体に内蔵されているフラッシュで撮影。正面から白い光を当てているのでこのようなのっぺりとした、いかにもフラッシュ炊きましたみたいな写真になります。
しょうがないっちゃしょうがないんだけどやっぱり微妙な仕上がり。
スクープ写真ってこんな感じだよね。
2. NOVA:Neutral
続いて「NOVA」の「Neutral」モードで撮影。
光を当てているのはわかりますがiPhone付属のフラッシュよりは自然な色温度になっています。だいぶスクープ写真感は消えました。
3. NOVA:Warm
設定を「Warm」に変えるとさらにムーディーな雰囲気に。
そこはかとないエロさを感じます。
ライトの位置も自由自在!
「NOVA」はワイヤレス接続の「外付け」フラッシュなので光の当て方、方向を自由に決めることができます。
あまり良い写真ではありませんが、上の写真のようにバックにライトを置いて逆光を作り出したり、
上から光を当てて神秘的な雰囲気を演出したり用途は様々。
「こういう光がほしい!」というときに柔軟に対応できるのは嬉しいです。
モノ撮りにも使えます。
「NOVA」が使えるのは暗闇だけにあらず。
充分に光量が確保できる場所でもライトはあると便利なのです。
上の画像はフラッシュを何も炊かない状態でiPhoneのカメラで撮影した映画泥棒。
そしてこちらが左側から「NOVA」による光を当てた時の映画泥棒です。
光が入ることによって被写体にメリハリが付き、くっきりとした像を撮影することができていますよね。
普段はガジェットのモノ撮りをすることが多いので、その時に重宝してくれそう。
一眼レフとの併用も。
僕がこの「NOVA」をわざわざ海外から取り寄せてまでほしかったのは単純にiPhoneのカメラの画力向上のためだけではなく、「ワイヤレス接続の外部フラッシュなら一眼レフとも併用して使うことができるのでは」と思ったから。
僕はどこか旅行に出かけたり、家で買ったガジェットの撮影をするときは一眼レフを使って写真を撮っているのですが、人物でも商品でももう少し光がほしいなぁという時がけっこうあります。
その時にポケットに入るほど薄くて簡単に持ち運べる「NOVA」は絶対に活躍してくれるはず!という期待から購入に至りました。
同じ被写体を一眼レフで撮った時の画像がこちら。
やはり光を当てるとゴージャス感が出ますね。
まだ光量・色温度の調節は手探りですが確実に写真のバリエーションは増えそうです。
次は人物を被写体にして試してみたい。
難点としては、現在の「NOVA camera」アプリは電池節約のためか常にライトをオンにする設定が無いので一眼レフでカメラを切るタイミングとライトを当てるタイミングが難しいところ。
単純に懐中電灯的なライトの使い方もしたいので常時点灯できる設定が追加されるとすごく嬉しいです。この記事よ開発者の方に届け。
常に「NOVA」持ち歩いてみます。
以上、約5ヶ月の長い旅路を終えて我が家に到着したiPhone用カード型フラッシュ「NOVA」の紹介でした。
本当にコンパクトで軽い製品なのでしばらくは外出時に持ち歩いていろいろと使い道を試してみようと思います。
面白いアイデアかつ完成度の高いアイテムなのでこれは海外から取り寄せるだけの価値がありました!
iPhoneのカメラにもちょっとこだわりたい、一眼用にも使える手軽なライトがほしいという人は是非試してみてください。
Nova, A Wireless Pocketable Phone Flash – The Photojojo Store!
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