未来の”額縁”「FRAMED✴2.0」。デジタルアートを手軽に、お洒落に、日常に。
2014/09/06
テクノロジーの進歩にともなってアートの世界も日々進化を遂げています。
ならば僕達一般のユーザーもそろそろ進化するべき時が来ているのかもしれません。
本日も“monograph”をお読み頂きありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
現在Kickstarterで出資を募集している「FRAMED*2.0」というアート系のガジェットが僕の心の琴線に触れまくりだったので、NUMBER333でも紹介しておくことにします。
”額縁”という何百年も昔からあるツールを一歩先の未来へ連れて行ってくれる素晴らしいアイテム。
新時代のインテリア・デバイス FRAMED✴2.0
この黒く、薄い板が「FRAMED*2.0」。
デジタルのアートを日常の中で体感できる新しいキャンバスとして開発されたデバイスです。
こちらが開発者の「YUGO NAKAMURA」さん。
てっきり海外発のアイデアかと思っていたら日本人の方が考案者で驚きました。
アートに関しては日本はまだまだ後進国ですが、得意とするデジタル分野でこのように手を広げていけば日本の新しい文化を世界中に届けることができるようになるはず。
エネルギーも人も少ない日本なので、こういうところで存在感を示したいですね。
「FRAMED*2.0」は簡単に言えば、デジタル・アート専用のディスプレイ。
どんな部屋にも溶けこむようにシンプルなデザインで作られています。
ベゼルの幅も、狭すぎず広すぎずで絶妙にいい感じ。
こんなのが家にあったらお洒落すぎますよね。
「FRAMED*2.0」には専用のプラットフォームが用意されていて世界中のアーティストの作品をスマホからダウンロードし、ディスプレイに反映させることができます。
デジタル・アートということで、ただの静止画ではなくユーザーの動きや時間に合わせてインタラクティブに動きを反映させるアートを表示してくれるんですね。
この辺りは是非動いているところをみてほしいので記事の終わりにプロモーション動画を貼っておきます。
「FRAMED*2.0」は操作方法もスタイリッシュ。
本体の前で手をかざしたり掴んだり、引っ張ったりという動作をするだけで操作をすることが可能。
タッチパネルだと指紋がついてしまうのが難点ですが、これならその心配もありません。
ビジュアルにこだわるアート思考の人が考えた製品ということがよく伝わってくるコンセプトです。
アートはWeb上のストアからダウンロードすることができます。
スマホで適用したいアートを選択して…
「シュッ」とスワイプすると選んだアートが「FRAMED*2.0」にそのまま適用されます。
これやってみたい。
アーティストの働き方を変えるかもしれない未来の「窓」
「FRAMED*2.0」は製品としての出来も素晴らしいものですが、僕がさらに良いなぁと思ったのがその製品としてのコンセプト。
「FRAMED*2.0」というプラットフォームが誕生することによってアーティストは作品を提供できる「場」を得ることができ、ユーザーはより簡単に・身近にアートというものを感じることができるようになります。
仕組みとしてはiPhoneでいうApp Storeのようなものなので、軌道に乗れば世界的に大きなプラットフォームとして成長していくかもしれません。
「FRAMED*2.0」を使ったビジネスモデルが構築されれば、更に多くのアーティスト・アートが「FRAMED*2.0」に集まる。
アートの数が増えるほどユーザーはより好みのアートに出会う確率が増え、アートへの興味を持つユーザーが増えていく。
冒頭では「FRAMED*2.0」のことを未来の”額縁”として紹介しましたが、今後の成長によってはアートとユーザーを繋ぐ世界規模の”窓”と言ったほうがいいのかもしれません。
紙や布のキャンバスに描くのも悪くはありませんが、せっかくなら「FRAMED*2.0」という大きな”窓”に絵を描いてみるというのはいかがでしょうか。
ほしい!と思うならお早めに。
「FRAMED*2.0」は現在Kickstarterで出資者を募集中です。
Kickstarterの定番パターンで早めに出資すればするほど安く製品を手に入れることができるので気になる方は是非お早めにどうぞ。
実際僕もめちゃめちゃほしいので悩んでいますが、社会人一年目のペーペーが手を出すには少々お値段が張りますな…。
お金に余裕があれば絶対買うんですが、それほど裕福でもないので読者の方で買ってみたという方は是非感想教えて頂けると嬉しいです。こんなのが家にあったら男も女もイチコロだと思います。
