UMAも神話も妖怪も全部ゴチャ混ぜ!マンガ「エリア51」がメチャ面白いのでオススメします。
2017/07/08
久々にマンガの波が来ていて最近毎日のようにAmazonの箱が届いています。幸せ。
本日も“monograph”をお読み頂きありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
突然ですが、今放送されている「ノブナガン」というアニメを見ている方はいらっしゃいますか?
その「ノブナガン」の原作者「久正人」という漫画家さんの別の作品、「エリア51」というマンガを今読んでいるのですが、これが大当たり。
久々に即決で全巻集めようと思ったマンガを見つけました。
この衝撃は去年紹介した「ドリフターズ」以来。
好みは別れるかもしれませんが、UMA(未確認生物)とか神話とか妖怪とかお伽話とか、実在するかどうかもわからないような”ロマン”に憧れる人には間違いなくおすすめの一作です。
エリア51 あらすじ
アメリカのどこかにあると噂される”51番目の州”「エリア51」。
そこには人間界にいることを禁じられたUMAや妖怪、モンスター、そして「神」さえもがコミュニティを形成しバランスを取りながら生活していた。
この「エリア51」で、恋人の形見である愛銃「コルトM1911」を武器に探偵業を営む”人間の”女「マッコイ」。
彼女と助手の”河童”「キシロ―」の下に舞い込んでくる様々な「依頼」をこなしながら何故人間の彼女が「エリア51」にいるのか、「キシロ―」の正体、そしてこの世界の秘密が暴かれていく。
“ゴチャ混ぜ”から生まれる更なるロマン
「ドリフターズ」や「ノブナガン」は世界の”偉人”を混ぜて一箇所で戦わせるというお話ですが、「エリア51」では先程も言った通り人に留まらずUMAやモンスター、妖怪などなど世界各地に広がる”伝承”や”伝説”が一つの世界に全部つめ込まれています。もうこれ以上ないというごちゃまぜ感です。
普段なら絶対関わりあうことのない「エジプトの神様」と「ギリシャ神話の神様」の間の抗争だったりお伽話の世界に日本の妖怪が重要なキーマンとして隠れていたり。
一つひとつの要素だけでもマンガ一本作れてしまうような大きなテーマがそこかしこに散らばっているのです。
マンガの世界で例えるならグランドラインにナメック星人が現れて巨人との闘いを始めたかと思いきや、デスノートが落ちてきて忍者大戦が始まる的な。わけわかりませんね。
ロマンとロマンを掛けあわせて、更に大きなロマンが生まれる。
そんな作品です。
1巻でちょうど良く終わるテンポ感。
基本的には「エリア51」では一つの「依頼」とか話が一つの巻で終わるようになっているのですが、その巻の中だけでも巧みな伏線やストーリーが練られているのであっという間に読み終わってしまいます。
そして、巻の最後で超気になる「引き」を置いてくるのでもう堪らない。
気づけば次の巻を手に取ってました。
そのテンポ感の中でさらに大筋のストーリーも展開していくから続きが気になる気になる。僕の中での早く新刊を出してほしいマンガの現在筆頭候補です。
ベタ塗りの版画のような絵柄がオシャレ感抜群
ストーリーもさることながら「エリア51」にここまでハマってしまった大きな理由の一つがその「絵柄」。
基本的にトーンを使わずベタ塗りで切り絵のような、版画のような独特な作風に統一されています。これがもうオシャレでもう。
個人的には「ノブナガン」よりもこっちをアニメ化してほしかったなー!
ボンズ制作で「スペース★ダンディ」のOPみたいな感じで。(伝われ
ビビットな配色と力強い線が魅力の作品です。
正直「このマンガがすごい」や「マンガ大賞」の上位に何で選ばれてないのかなと思うような良作。
ちょっと新しいマンガの扉を開いてみたいという方は是非お手にとって楽しんでみてください。
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