逆転の発想!!自分だけにしか見えない魔法のディスプレイ&メガネを超簡単に自作できる動画が面白い。
2014/11/16
革新的なアイテムやサービスが生まれるきっかけって意外とちょっとした思いつきや工夫だったりするのかもしれません。
本日も“monograph”をお読み頂きありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
今日は海外のブログで「これは逆転の発想ですわ!」と思わず頷いてしまった自作アイデアを見かけたので記事にしてご紹介いたします。
普通のディスプレイとメガネの間の「アレ」の位置を変えるだけで、こんな面白いことが起こるんですね。
真っ白??何も映らないディスプレイ
まずはこちらの画像をご覧ください。
何か見えますか?見えませんよね。
ただの真っ白な画面が映るだけのディスプレイです。
ですが、実際は僕達に見えていないだけでこのディスプレイの中にはちゃんとした映像が「映って」いるんですよ。
メガネをかざすと…!!
このディスプレイに専用の自作メガネをかざすと…メガネを通してのみディスプレイの映像をみることができるんです!
どうなっているか不思議ですよね?
でも実はこれってめちゃくちゃ単純な工作でできちゃんです。
ここからが注目ポイント。
自作できる「魔法のメガネ」
この「魔法のメガネとディスプレイ」を作るのは結構カンタンです。
用意するものも普通のディスプレイとメガネのみ。
この動画のメガネは3Dメガネの外枠を使っていますが、レンズが取り外しできるものであれば何でも大丈夫だと思います。
まずはディスプレイの外枠を外して、
表面に貼られている「POLARIZING FILTER(偏光フィルタ)」をバリバリと取り外します。
そしたら新しい偏光フィルタをメガネの形に縁取り、
枠の中に取り付ければハイ完成。
あなたにだけ見える魔法のディスプレイ。
完成したメガネで真っ白のディスプレイを見ると…
ちゃんと映像が写りました!!!
PCやテレビなどのディスプレイにはこの(偏光フィルタ)というものが貼られていて、人間はこの膜を通してのみディスプレイの映像を見ることができるんだそうです。
これ知らない人の前でやったら楽しそうですねー!
「あの人白いディスプレイ見つめてキーボード叩いてる…」とこちらが白い目で見られること請け合いです。
原理は全く同じですが膜の「位置」を変えるだけでこんなに面白いアイテムが生まれるとは。
例えば「特定の人には違う映像を見せる」とか「一見普通の映像だけど秘密のメッセージが隠されてる」とか、この「発想の転換」は色々な分野に応用できそうですね。